三菱一号館美術館のロートレック展に仕事帰りに行ってきました
丸の内の一等地にあり建物周辺の雰囲気は素敵です
が、どうも建物自体はクネクネして3階から2階、1階へと導かれ
ギフトショップを通らないと外に出られない構造はあまり好きではありません
さて、内容は1300円でまあ良かったかなと思います
上の絵はムーランルージュの「ラ・グーリュ」です
ラ・グーリュは踊り子さんの名前です
彼の生まれは1864年で酒びたりで37歳で亡くなりました
驚いたのは、貴族の出だったんですね
生まれはフランス南西部のアルビという小さな町
ここは世界遺産にも登録された美しい町です
今はあるお城の中にトゥールーズ・ロートレック美術館があり素敵だそうです
今の天皇皇后さまやジスカールデスタン元大統領や英国のエリザベス女王が訪問されていました
びっくりしたのは最期は彼はボルドーの自分の家族が所有するお城でなくなったことでした
絵画の感想は色彩がシンプルでとてもよいこと
構図はしっかりしていて線の描写は細やか
でも絵画をみているとどれも、コメデイックな感じで微笑みがこぼれるさわやかさがありました
それと浮世絵の影響もあるのか横顔が多くとても親近感があり日本人好みです
でも一番可愛かった「シャ・ノワール(黒猫)」は彼の作品ではなく
アレクサンドル・スタルランの作品でしたがとてもかわいいです
お土産に買って帰りたいです