時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

最近行った演奏会×4

2010年07月10日 23時59分59秒 | MUSIC
最近行った演奏会、4本。
5月末から先週までの間に行った演奏会について投稿しておりませんでした…。
ま、自分の備忘録ということも含め、4本分をまとめて今回。

<1>
5月27日(木)19:00~ サントリーホール
『NHK交響楽団 第1675回定期公演 Bプログラム』

演目は…

・ボッケリーニ(ベリオ編):マドリードの夜の帰営ラッパ(ボッケリーニの4つのオリジナル版による)(1975)
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
-アンコール-
・シューマン:「子供の情景」から「眠っている子供」
・シューマン:「子供の情景」から「詩人のお話」
(休憩)
・バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11
・ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム

指揮:下野 竜也
ピアノ:ダヴィッド・フレイ

今回初めて聴く曲が、ボッケリーニとブリテン。
下野氏はメジャーな曲を選ばないということもありますけど、ボッケリーニとブリテンの曲は予習もせずに聴きました。
しかしどちらもなかなか良い曲でした。その後にCDも買っちゃったし。
1曲目の「マドリードの夜の帰営ラッパ」は、なんだか賑やかな華やかな「始まり始まり~!」という感じで、この先の演目内容にワクワク感?みたいかな?
2曲目は・・・・あんまり印象に残らなかったナァ。
でも、復習ってことでウチで聴きなおしたら、ちゃんと耳に残ってました。
アンコールの2曲は良かったな~。
休憩後の1曲目(バーバー)はもう特に言うことなし。聴き入ってしまいました。
最終曲のブリテンは、ジワジワ~と入ってくる曲でした。

<2>
6月4日(金)19:00~ 第一生命ホール
『クァルテットウィークエンド2010-2011”Festa”』
《2人の巨人I シューベルト×ベートーヴェン》

演目は…

・シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調op.161 D.887
(休憩)
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調op.130/133「大フーガ付」
-アンコール-
・浜辺の歌

ミロ・クァルテット
 ヴァイオリン:ダニエル・チン、山本サンディー智子
 ヴィオラ:ジョン・ラジェス
 チェロ:ジョシュア・ジンデル

晴海トリトンにある第一生命ホール。
以前1度来たことがあったと思ったけど…、何で来たのか?忘れてしまったくらい前なのか?あまりに印象のなかったコト(内容)だったのか?
まぁでも、会場としては久しぶりにチョット新鮮な気分♪
さてさて、弦楽四重奏。
音が艶々して聴こえて、なんだか嬉しくなるような感じで、やっぱり四重奏くらいの音の量で広くないホールで、というのは良いなぁ~。
シューベルトの曲、これは一昨年(2008年)のLFJで、第1楽章だけを聴いたのですが、最初から最後まで"シューベルト"って感じのメロディで、ちょ~っと睡魔がきたりしてみたり…。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番は、最終楽章が「大フーガ」。
奥さんが、と~っても聴きたかったという曲。
やっぱりベートーヴェンというか、重い感じの曲で、なんとなくカクカクした感じ。
音(メロディ)を追いかけていく感じは、CDじゃちょっとわからなかったですが、ナマで聴いて、なるほどなぁ、と。

<3>
6月17日(木)19:00~ サントリーホール
『NHK交響楽団 第1678回定期公演 Bプログラム』

演目は…

・マーラー:交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ

休憩が無いというプログラム。
一気に聴かせてくれるわけで、なんだか聴くほうも緊張するような…。
マーラーは昨年末にNHK音楽祭で聴いた交響曲第1番《巨人》に続き2曲目になるのですが、やはりナマで聴くと、苦手だったというのが、そうでもなかったりするところで"発見"でもあるわけで、やっぱりたくさんちゃんと聴くとわかるんでしょうか、"食わず嫌いはダメ"って…。
こういう風に聴くことができると、もうちょっとCDなども、聴きこんでみようかな~、なんて。

<4>
7月7日(水)19:00~ サントリーホール
『イマジン七夕コンサート・スペシャル2010 イマジン・ビッグ・フォー』

演目は…

・ロッシーニ:「セビリアの理髪師」序曲
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
・吉松 隆:サイバーバード協奏曲
(休憩)
・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
・ピアソラ:バンドネオン協奏曲

指揮:齊藤 一郎

ピアノ:山田 武彦(ラプソディ・イン・ブルー)
サックス:須川 展也(サイバーバード協奏曲)
ギター:渡辺 香津美(アランフェス協奏曲)
バンドネオン:小松 亮太(バンドネオン協奏曲)

小柳 美奈子(ピアノ)(サイバーバード協奏曲)
山口 多嘉子(パーカッション)(サイバーバード協奏曲)

東京都交響楽団

この日は渡辺香津美を聴きたくて聴きたくて…てのもあったりしての演奏会。
サントリーホールの2階席でした。初めての2階席は、眺めが良いなぁ~と、開演前に思ったのですが…、いざ始まってみるとそんなでもなかったです。耳に入ってくる"音"が。

1曲目、「セビリアの理髪師」序曲。
ロッシーニの曲は、たぶんナマで聴くのが初めて。
でもどこかで聴いたようなメロディ…。
2曲目、出だしのクラリネットから鳥肌おきそうな、やっぱり良い曲だナァ~と。
途中のピアノが「童謡:たなばたさま」を。やっぱり奏者のセンスが出る曲だし。
JAZZYなピアノ協奏曲でとても良かったんだけど、席位置のせいか、ちょっとピアノの音が聴こえにくく感じたのは残念。
3曲目の「サイバーバード」、サックスのための曲、ですね。
すごくサックスの音がストレートに聴こえてきて、なるほど、電脳空間の鳥、を感じました(?)
4曲目、待ってました!の渡辺香津美。
柔らかな、ふんわりした、そんな感じのアランフェス。
ウチにある渡辺香津美のアランフェスのCDは、すごく早く小気味良いのですが、この都響とのアランフェスは、ゆっくりで、噛みしめるような、大人の感じでした。これはこれで良いですね。
5曲目のピアソラ、バンドネオン協奏曲。
バンドネオンという楽器のナマの音をオーケストラとで聴くという初めてな曲。
このバンドネオンが、こんな音を出すとは!というのをしっかり聴けました。
コントラバスの音がピアソラって感じで、なんていうのか「ぞぞぞぞ~」という低音の響きが良かったな。




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