ジオキャッシャーyomikakiさんのお誘いで、1年に1度の都民の日のみに実施される『駒沢給水所見学会(駒沢給水所構内見学会)』に行ってきました。主催は
駒沢給水塔風景資産保存会(コマQ)です。
やや曇りがちな空でしたが、涼しい空気で始まりました。
中央やや左の丸いのが『塔』、右側の四角い建物が第1配水ポンプ所(昭和7年(1932年)建造)。
昭和2年(1927年)に建てられた記念碑。
この記念碑の周囲は西洋風で、その手前には心字池と樹木とで日本風庭園が。給水所と言う場所なのにお洒落な敷地になってます。と言っても、現状では手入れはされていないようで、雑草が生え放題…な感じ。ちょっともったいないナァ。
さて、給水塔。
大正12年(1923年)生まれの2つの塔(双子の塔)は88歳になったそうです。米寿ですね。
高さ約30m。でかいです。人が小さく写ってます。
現状では塔のてっぺんに上ることができません。上からの眺めは良いでしょうね。
このあと、量水計室というのを見学。ベンチュリー・メーターが内部にあったらしいのですが、今は不在。その跡だけ、でした。
この量水計室の前の広場から、三軒茶屋方向を見ると、キャロットタワーが見えるのですね。
この給水塔から三軒茶屋まで真っすぐ道があるそうです。
キャロットタワーに登って、この給水塔が見えるそうなのですが、知りませんでした。
敷地内には、桜などの木が立派に生えていて、きっと春になると桜の花が綺麗に咲くのだろうと思うのですが、開放されるのが都民の日(10/1)のみでは花見を兼ねた見学というのは無理なんでしょうね。もったいない…。
そういえば、この当たりで"蚊"がブンブン飛んでました。
その後、塔の下の"鉄蓋"を見、そして第1配水ポンプ所へ。
遠目で見ると四角い建物ですが、近づくといろいろと装飾されたお洒落な建物。
外壁がタイル張り。そのタイルも"スクラッチタイル"。
昭和初期に流行ったタイルらしいです。
扉の内側面にも装飾。金属製逆U字。何模様と言うのかな?歯車の"歯"みたいな…植物の"葉"みたいな…。
あぁ、建物の中がポンプだから、それに関するデザインかな?ちょっとメカっぽい。
建物の中には水色に彩色された大きなポンプが並べられていました。
残念ながら綺麗に撮れなかったので…、きっと他の方がブログ等にアップされて…いないかな。
ということで約1時間の見学。
貴重な体験でした。
最後にくじ引き。
な~んと!当たっちゃいました!
賞品は"東京水"。ペットボトル入りの水。ラッキ~♪
見学会資料
敷地の外に設置されたコマQの銘板。
記載されている内容は、駒沢給水塔風景資産保存会のHPにあります。(
→リンク先)
ということで、偶然NHK BSプレミアムで観たのか、なんとなくその存在を頭の片隅に留めていた『駒沢給水塔』。でも見学会については全く考えてなかったので、今回のお誘いはホントに嬉しかったです。
ありがとうございました!
yomikakiさん!
ところで、駒沢給水塔なのか?駒沢給水所なのか?それとも駒沢給水場?と言うのかちょっと疑問だったのですが、建物が"塔"で、敷地の部分が"所"ですかね。
略称(通称?)が"コマQ"となると"塔"でも"所"でもいいのか…。
それから…見学会に参加するにあたり『*構内は、蚊が非常に多く発生しております。虫除けスプレー等のご用意をお勧めいたします。』との注意書きがあり、最近全く虫から縁遠くなっていたので非常に恐れていたのですが、結果的には全く刺されずに済みました。きっと他の見学者さん達のほうがオイシイとわかったのでしょうね。蚊ったら。
虫除けスプレーとか用意していたのですが使わずに済んでしまいました。