ケータイのアドレス帳をiPhoneの連絡先に

auケータイの「アドレス帳」と、旧iPhoneの「連絡先」を１つに統合、そして新しいiPhoneに『連絡先』を構築する、しかも再編成してしまおう、と。
これも自分用の備忘録かな。

仲介する環境は、Windows7 PCの場合の手順です。

まずは、auケータイ（PT003）のアドレス帳を。
単に移すだけなら、auのホームページにある通りに、au IDを使ってauアドレス帳経由で、という方法などクラウド機能（というのかな？）を使う方法があるらしいのですが、よくわからないのでSDカード経由で。
ケータイの操作で、アドレス帳の全件をSDカードに移します。
出来上がるファイル名は「AD_0000.vcf」というファイル。このファイルをSDカード経由でPC（Windows7のPC）へ。
PCでは、「携帯アドレスデータCSV変換」というフリーウェアをダウンロード。
このフリーウェアで、ケータイのアドレス帳であるVCFファイルをエクセルで編集可能なCSVファイルに変換。
ただ、このフリーウェア、使用時の画面にでてくる文字が化け化け。変換されるファイル自体に文字化けは発生しないので良いのですが。
そして、CSVファイルをエクセルを使って要不要などの編集。２００件以上もあるアドレスから新しいiPhoneで使うもののみに。
編集を終えたら先ほどのフリーウェア「携帯アドレスデータCSV変換」で、CSVからVCFファイルへ変換。
次に、auのホームページにある「アドレス帳変換ツール」をダウンロード（→リンク先）。
このフリーウェアは、ケータイ用アドレス帳をiPhoneで使える状態に変換してくれるもの。
（上記したエクセルを使って編集などをしないのであれば、この「アドレス帳変換ツール」をすぐに使ってiPhone用に変えちゃうのですがね）
「アドレス帳変換ツール」Windows用をダウンロードして解凍、使える状態に。
そして、編集済み＆コンバート済みのVCFファイルを、この「アドレス帳変換ツール」で変換。
「PC→iPhone.vcf」というファイルが出来上がる。

次に、旧iPhoneの連絡先を。
「iCloud」を使えば良いのかもしれないけど、奥さんのiPhoneも１つのApple IDで管理しているので、連絡先が統合されちゃったりして大変なことになるのでパス。
ということでiPhone内の連絡先を取り出す（出力する／エクスポートする）アプリを。

（→リンク先）
『連絡先 バックアップ - IS Contacts Kit Free』を使うことに。
これを使うと連絡先をエクセルで使えるファイルにしてメールで出力する、という。
出力されるファイル名は「Backup-xxxxxx.zip」（xxxxxxは日付の数字）。
メールに添付ファイルで送られるのはZIP圧縮されたもの。これを解凍すると、エクセルファイルと、画像ファイル。画像ファイルは、連絡先に写真を登録してある場合に出現。
出てきたエクセルファイル「Contacts.xls」をエクセルで編集。
これを見るとiPhone内で構築される連絡先のデータ順がわかります。
このエクセルファイルに、ケータイアドレス帳のCSVファイル内容を加えることで１つのファイルにすることが出来るけど、データの順番とかだいぶ違うので面倒。

次に、新しいiPhone！
上記「PC→iPhone.vcf」と「Contacts.xls」の２つのファイルを新しいiPhoneへメール添付ファイルで送る。
「PC→iPhone.vcf」は、iPhone上でタップすると内容を見ることができる。
そして、「○○○件すべての連絡先を追加」をタップ。
「新規連絡先を作成」「連絡先と結合」「キャンセル」が表示されるので、いずれかを。ここでは「連絡先と結合」を選択。これは既に登録されている連絡先に追加して登録してくれる。
「Contacts.xls」は、メールに添付されているファイルアイコンを長タップすると「Contacts Kitで開く」というメニューが出てくるので、これをタップ。
アプリが起動するので「インポート」をタップ。

「新しい連絡先を追加する」を選んで、「開始」。

以上で新しいiPhoneに「連絡先」が構築される。

ここでもう１つ。

（→リンク先）
『筆まめアドレス帳』
ケータイのアドレス帳でせっかく作ったグループは反映されていないのでした。
これをなんとかしたく…。
この「筆まめアドレス帳」だと割と簡単にグループ分けできるのです。

ということで、連絡先（アドレス帳）が完成！！

さ～て、新しいiPhoneで運用だ～！