LFJの3日目、とうとう音楽祭の最終日。
この日も天気が良かったです。
この日の1つ目は三重奏。
公演番号:332
恋のパシオン
“恋する作曲家たち~ベートーヴェンの恋のときめき”
会場:ホールB5
公演情報
ベートーヴェン中期の傑作の通称「幽霊」は、2楽章冒頭の雰囲気に由来するとも、シェイクスピアの「マクベス」に関連するとも言われる。甘美な夜想曲「ノットゥルノ」と共に。
曲目
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 op.70-1 「幽霊」
シューベルト:ノットゥルノ D897,op.148
~アンコール曲
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第二番 変ホ長調 第3番
出演
トリオ・カレニーヌ (ピアノ三重奏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/da/8cdeb7294e4170651a8b0624eee871d9.jpg)
当初は、シューベルト、ベートーヴェン、の順でしたが、写真の通り順番が入れ替わってました。
座席が一番前で、演奏を目の前にしながら堪能~♪
三重奏が気持ち良く染み込みました。
ピアノ:Paloma Kouider
ヴァイオリン:Fanny Robilliard
チェロ:Louis Rodde
の3人、とても良かったです。
トリオ・カレニーヌのHP=
http://www.triokarenine.com/en/home →
リンク先
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次の公演までの時間に映画を観よう!と。
会場:ホールD1
映画「鍵」
1974年 ソビエト連邦
監督:アンドレイ・タルコフスキー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/62/8de4c8300bba6a17ffe2637778140d4c.jpg)
暗い会場、日頃の寝不足にとても良い環境でした…。
ということで、どんな内容だったか『?』。
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公演番号:374
いのちのパシオン
“あふれる想い~ポルトガルの郷愁の歌”
会場:よみうりホール
公演情報
ルネ・マルタンが“最も強くメランコリーと郷愁を感じる音楽”と語る、ポルトガルの伝統歌ファド。A.ザンブージョの優雅で魅惑的な歌声が、ファドの現在(いま)を伝える。
演奏曲目
アントニオ・ザンブージョ
1.Fatalidade(Fatality)
2.Case Fechanda(The Abandoned House)
3.Valsa dum pav ã o ciumento(Waltz of a Jealous Peacock)
4.Flinstones
5.Barata tonta(Silly monkey)
6.Con ç â o de Brazzaville(Brazzaville Song)
7.Poema dos Olhos da Amada(Poem to the Eyes of my Beloved)
8.Em quatro Luas(Four Moons)
9.Foi deus(Was God)
10.Apelo(Appeal)
11.Fado desconcertado(Disconcerted Fado)
12.Despassarado(Scatterbrain)
13.Chamatea(Traditional)
14.Moda Agutejana(Traditional)
15.Algo estranho acontece(Something Strange Happens)
16.Reader's Digest
17.Flagrante(Red-handed)
18.Pica do sete
~アンコール
・Your Coldness Freezes
・MARCHA MERCENEIRO
出演
アントニオ・ザンブージョ (歌,ギター)
ベルナルド・クート (ポルトガルギター)
リカルド・クルス (ベース)
ジャオン・モレイラ (トランペット)
ジョゼ・コンデ (クラリネット)
「ファド」、なんとも良い感じの声。ポルトガルギターのちょっと金属質な高い音も良い音色。
よみうりホールがポルトガル?みたいな。
明るい感じに聴こえるのはザンブージョ氏の声質なのかな。
ファドというのを初めて聴きましたが良いですね。
手拍子や口笛で客席と共演は楽しかったなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5f/ceecaf0e90e24f5c529c4a8a0d0be80c.jpg)
そして、今年最後に聴いたのは…
公演番号:316
恋のパシオン
“LFJ2015の大団円を飾るパシオンの饗宴”
会場:ホールA
公演情報
グリーグの幸せな新婚生活の中から生み出された喜びに満ちたピアノ協奏曲とイタリア・オペラの愛のアリア、そして躍動感あふれる舞曲で恋もいのちも最高潮!
曲目
プッチーニ:オペラ《ジャンニ・スキッキ》より 「私のお父さん」
プッチーニ:オペラ《ラ・ボエーム》より 「私の名前はミミ」
ドニゼッティ:オペラ《愛の妙薬》より 「人知れぬ涙」
ヴェルディ:オペラ《ラ・トラヴィアータ》より 「乾杯の歌」
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
~アンコール曲
ショパン:ワルツ 第5番 Op.42
マルケス:ダンソン 第2番
~アンコール曲
ヴェルディ:オペラ《ラ・トラヴィアータ》より 「乾杯の歌」
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
出演
アマンダ・パビアン (ソプラノ)
アレッサンドロ・リベラトーレ (テノール)
ユリアンナ・アヴデーエワ (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ロベルト・トレヴィーノ (指揮)
初日に聴いたソプラノ&テノールを再度聴くことができました。
ソプラノのアマンダ・パピアンさん、良いですね~。
アヴデーエワのピアノ、昨年のNHK音楽祭でN響とのモーツァルトのピアノ協奏曲を聴きましたが、そのときはいまひとつな感じがあったのでした。
でも、今回は全く違った!
ホールAじゃなかったらもっと良かったかも。
マルケスのダンソン2番、シンフォニア・ヴァルソヴィアってこういうのも出来るんだ、なんて思いました。
ラテンな2-3のリズムが良いです。
そして、アンコールで再登場のソプラノ&テノール、そして最後にハンガリー舞曲、よかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/da/b1a96e555af1d858cf13866c2b25543c.jpg)
ということで、2015年のLFJ、クラシックだけでない音楽三昧!堪能しました!