呂俶の「一言雑談」

大好きな小説『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行氏・著)の自作イラストや、日々のよしなしごと録。写真・絵の転用はご遠慮下さい。

ハドスン夫人の大麦ビスケット風

2011-05-05 18:42:32 | 食・スイーツ
ieさんから誕生日プレゼントで頂いた『シャーロック・ホームズ家の料理読本』。
県立図書館で見たっきりの私的マボロシ本でしたので、もうっすっごい感激っ(≧▽≦)♪。

材料や調理法の融通が利きそうなレシピがあったら絶対作るぞ~っと思いながらの読書。
まだ半分ほどしか読んでいませんが、すっごい気になるレシピを発見っ♪。
ホームズが大好きだったという“大麦ビスケット”。
材料がシンプルでこれなら代替品でも作れそう♪。

材料が中位のオートミール・8オンス、ふるったふくらし粉入りの小麦粉・3オンス、純正ラード・3オンス、グラニュー糖・茶さじすり切り1杯…という風に当たり前ながら単位表記は全てポンド、オンス、パイント、インチ等など。
換算表を見ながらの計算(^_^;)。

一番悩んだのが“ふくらし粉入り小麦粉”。
ヴィクトリア朝にはそんな便利なものもあったんだ~と感心しつつ、とりあえず手持ちの「イギリス菓子のクラシックレシピから」と「英国伝統のホームメイドお菓子」の2冊を引っ張り出し、イメージ的に近そうなスコーンや押し麦を使う“メルティングモーメント”という焼き菓子の小麦粉とベーキングパウダーの配合を割り出し、3オンス(約85g)の小麦粉に対して4グラムのベーキングパウダーを加えることにしました。

ラードを85g加えるのはちょっと抵抗があったので、今日は手元にあるトランスファットフリーのショートニングで代用し、ひたすら混ぜまぜ。
薄力粉に対してオートミールが約2.5倍。水を加えながら混ぜ合わせていき、ようやく型抜きが出来る状態になりました。

本当ならしっかりと生地がまとまったら、3/4インチの厚さに麺棒で伸ばし4インチの正方形にカット。更に対角線に刃を入れ三角形にするのですが、崩れやすいのでぎゅーっと硬めに団子を作ってそれを4㎝の丸型で1個ずつ抜いて行くことに。

焼き上がりは、かなり表面の荒いスコーンのようになりました。
まだ温かいうちに口に入れてみるとほろっと崩れ、オートミールの塩味がほんのりきいた軽い食感で、ショートニングでサクサクと軽い食感がより増してます(*^_^*)。
私的にかなり好きな味で、朝食や軽食に絶対合います~っ♪。

本文中でも、
…ホームズ様はビスケットが焼きたてだとわかると、こう声をあげられるのです。「いやぁ、こうでなくっちゃ」それからビスケットを二つに割って、間にかなりの分量のバターを挟まれるのでした。…

それ、すっごい分かる~っっo(^-^)o。
すごい分量でなくても、焼き立てにバターを塗ったら絶対においしーっ〃〃(≧▽≦)♪と独り盛り上がり(笑)。

ただ、ひとつ気になったのが材料の最後に記載されている“熱湯”。
これだけは作り方の何処にも、どう使うのか書かれていないんですよねぇ。
当時はいちいち書かなくても分かるくらい当たり前な作業、ってことなのでしょうねぇ…。

あっ、もしかしたらオートミールに熱湯を少量加えて生地をまとめやすく、柔らかくするのかな?。そしたらビスケットも三角形に作れるはずっ!。

また是非試してみますっ(^-^)!。


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