天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

カーリングの魅力 ~ 日本男子チーム平昌五輪出場決定に寄せて

2017-04-08 17:03:15 | スポーツ
カーリング男子のSC軽井沢チーム、平昌オリンピック
出場が決まりましたね。

おめでとうございます!

今回の世界選手権では惜しくも決勝トーナメント進出は
なりませんでしたが……

去年の同大会で4位に入ったのが決め手になりました。

オリンピック出場は、日本男子チームとしては20年ぶり
とのこと。

この前、日本男子が出場したのは、長野五輪だったの
ですね。

その時のスキップは、今大会の解説も務めていらっしゃ
る、敦賀信人さんでした。

実はこのブログでも、敦賀さんのことを取り上げた記事
があるのですが(2013年12月16日付、「敦賀信人選手
のキラメキ」)……

カーリングの大会がある時などは、この記事のアクセスが
急上昇するんですよ。

その記事の中に、生意気にも私は、長野五輪での敦賀さん
のこと(準々決勝をかけた米国との試合での様子)を書い
たのでした。

あの時、敦賀さんが経験したことが、20年をかけて日本の
カーリング界に根付き、芽をつけ、ついに花を開いたのでは
ないでしょうか。

五輪のカーリングで日本の男子チームがプレーしているの
が観たい、そう待ち望んでいたファンにとっては、何より
のプレゼントになりましたね。

でも、日本チームの活躍を観たいという思いだけではなく、
カーリングというスポーツ自体の魅力も、ファンを引き付け
てやみません。

私自身、実際にやってみたことも、生で観戦したこともない
ゆるゆるのファンに過ぎないのですが、テレビで試合の中継
があるときは、時間の許す限り観てしまいます。

今日も、世界選手権の決勝トーナメント、カナダ対スウェー
デンを観戦。レベルの高いチーム同士の対戦に何度もうなら
され……実に見ごたえがありました。

ストーンの位置わずか指1本の差を争い、アイスの状態を読み
つつ相手の動きを予測し戦術を組み立てていくさまは、まさに
氷上のチェスと呼ばれる独特の空気感があります。

そして、他の競技にはあまりないユニークな点だと感じるのは、
ジャッジの姿が中継の画面にほとんど現れないこと。

審判は、いないわけではないと思うのですが、画面にそれらし
き姿が登場するのは、ごくたまに、目測でははっきりしないス
トーンの位置をメジャーで計測するときだけのようです。

それ以外の場面では、選手自身によってゲームが進行されてい
くように見えます。(テレビ画面から見ているだけなので、も
し間違っていましたら、ぜひコメントをください。)

さらに、「コンシード」というのがあることも、独特ですね。

これは、得点差が大きくなり、最後までやっても、これはもう
逆転するのは無理だな、と思ったときに、自分たちから相手に
握手を求め、負けを認めて試合を終えることです。

ジャッジがいないことも、この「コンシード」も、実に紳士的
ではありませんか。

もし両チームの選手の間に信頼がなければ、とてもできないこ
とですね。

こういうところこそがカーリングの魅力だと、個人的には思い
ます。

これから私たちの周波数が変化していき、5次元、6次元に移行
することになったら、スポーツというものが存在し続けるのか
どうか、わかりませんが……

もし一部のスポーツが残るとしたら、その一つにカーリングが
入ることになるのでは……そんな想像を巡らせたりしています。


平昌オリンピックまで、あと一年を切りました。SC軽井沢チー
ムの活躍が、今から楽しみです。

昨年2月に光に帰還された小林宏さんも、きっと喜んでいらっ
しゃることでしょう。
(バンクーバー五輪での小林さんのカーリングの解説について、
このブログに記事あり。2010年2月28日付「バンクーバー五輪
に思う」)

小林さん、よかったですね!

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