天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

プロローグ ~ 見知らぬ光の訪れ(4)

2009-01-06 00:20:41 | プロローグ ~ 見知らぬ光の訪れ
こんにちは!ロージーと申します。
新しい年の始まりに、ブログを始めることにしました。どうぞよろしく!


プロローグ ~ 見知らぬ光の訪れ(4)


9月8日の早朝、私はふだん通勤電車に乗る駅から、東京へ向かう高速バスに
乗り込みました。そう、あのヒーラーさんの個人セッションを受けるためです。

座席は窓側だったので、外の景色を眺めていて、視線を空に向けると、やはり
……あの奇妙な球体が見えるのです。バスの窓越しにも、それははっきりと
確認できました。そしてそれはどこまで行っても、空を見ているかぎり、私の
視界から消えることはないのでした。

バスが昼過ぎに終点の新宿駅に到着すると、私は近くのレストランで昼食を
済ませ、予約の時間に間に合うよう、ヒーラーさんのサロンを目指しました。
(食後のコーヒーを飲みたかったけれど、ちょっと我慢。カフェインはせっかく
のヒーリングの効果を下げる可能性がありますから。)

彼女のサロンは都区内の緑に囲まれた静かな住宅街にあり、その場所が選
ばれたのもきっと、「場」のエネルギーの質がいいからなのだろう、そんな気が
しました。ヒーリングにとって、そういうことは大事ですよね。

さていよいよ個人セッションの時間です。アシスタントの方に案内されたサロ
ンは、瀟洒なマンションの中にあり、明るい日差しが降り注ぐ、とても居心地
のいい部屋でした。壁際の棚にはヒーリングに使われるさまざまなクリスタル
たちが、心地よさそうに収まっています。

そして……ヒーラーさんとの対面。

一目見た印象は、華奢で色白の、とてもやさしげな雰囲気の女性でした。
話し方にも、人を安堵させリラックスさせる要素があります。それに、ユーモア
と気さくさもあって、とても話しやすそうな感じ。

おかげで私は、気後れすることなく、今の自分の悩みを打ち明けることができ
ました。最近私が見るようになった不思議なものの正体を、思い切って尋ねた
のです。

彼女は答えました。

「それは、あなたのガーディアン・エンジェルです。あなたは天使とつながり
がある。今日ここへあなたを連れてきてくれたのもその方たち。今もここに
一緒にいるのよ。」

「えっ!」

「天使」という思いがけない言葉が彼女の口からこぼれたとき、私は一瞬
とまどいながらも、次の瞬間には感激とうれしさで胸がいっぱいになるの
を感じていました。

でも、その時それ以上に幸せを感じていたのは、数十年を経てその存在に
やっと気づいてもらえた、私の「天使」たちだったのかもしれません……。

(次回につづきます)

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