天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

バシャール「初体験」

2009-10-12 22:26:10 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『バシャール×坂本政道 人類、その起源と未来』
(ダリル・アンカ、坂本政道著、VOICE)

今日は祝日(体育の日)ですが、朝から仕事でした。

でも、午前中で終わったので、午後から自由時間になってウキ
ウキ。

さあて、何をしようかな。

そんな気分のときは、きっといいことも引き寄せやすいんでしょ
うね。


ところで、今日も先回同様、最近読んだ本を取り上げようと思い
ます。

バシャールというと、チャネリングの世界では知名度が高い存在
ですが、実は私はこの本が初めてのバシャールでした。(古いも
のから順に読むつもりでいたのですが、本屋さんに並んでいた最
新本のこれが面白そうだったので、急きょ計画変更。)

今回のバシャールは、対談相手が坂本政道氏。坂本氏といえば、
ヘミシンクというシステムによって起こる変性意識状態、体外離脱
の研究をしている人ですね。

以前はソニーの技術者で、その経歴を生かして、バシャールから
科学技術の方面の情報をうまく引き出している、ようです。(根っ
から文系人間の私にはちとムズカシカッタですが…。)

バシャールからの情報を受け取るチャネラーは相変わらず、ダリ
ル・アンカ氏。

このコンビで展開される話題は、ざっとこんな具合です。


人類の起源、他文明(地球外の)との交流、人類創生以前の文
明、ムー・レムリア、アトランティス、古代核戦争、ピラミッド、巨
石文明、UFO、意識と振動数、2012年、パラレル・アース、時間、
情熱・ワクワク、人間関係

これを見てわかるように、本の前半部分は、現在の地球に住む
人類と、その文明の起源・歴史というトピックになっています。

私たち人類は、どのようにして誕生したのかという坂本氏の問
いに対するバシャールの答えは......  

前人類という形で地球にいた存在が、ある異星人による遺伝子
操作を受けた結果、今の人類が誕生した、というものでした。

異星人による遺伝子操作とは……驚きです。

さらに、失われた大陸といわれる、ムー(レムリア)、アトランティ
ス伝説の真偽……。

詳しいことは直接本をごらんいただくとして、この部分についての
私の感想を簡単に述べると……

バシャールの情報が事実であるとすれば、私たち人類が自分た
ちの起源・歴史について現在知り得ていることというのは、いか
にわずかなのだろう、ということです。

いささかショックでした。

そうすると、いわゆるオーパーツ(out of place artifacts、時代
錯誤遺物)が世界中で発見されるのも、ゆえなきことではない、
ということになりますね。

さらに、ピラミッドについてのやりとりがあるのですが、ここで坂
本氏は、ピラミッドがどういう目的で作られたか、という質問をぶ
つけています。

一般的には王の墓と認識されているピラミッドですが、意外な
ことに、バシャールの指摘するピラミッドの三つの機能の中に、
「墓」はありませんでした。

くわしいことを書くのは控えますが、その三つの機能の中には、
人の波動の周波数を適切なものにする、パワーの増幅装置と
いう働きがあるといいます。

古代エジプトに、現代の私たちも知らない、そんな高度なテク
ノロジーが存在していたとは……

これも驚きです。

こんなふうに、この本の中でバシャールが伝えてくれる情報は、
現代の私たちの信じている常識とはかなりの隔たりがあり、人
によっては到底受け入れられないかもしれません。

ただ、すべてをそのまま受け入れないまでも、こういう考え方
はできるでしょう。

すなわち、私たちが「知っている」と信じていることは、この広大
無辺の宇宙の中で、自分たちの手ですくい取れる、ほんのわず
かなひとしずくに過ぎないのに……

それを私たちは忘れてしまいがちだ、ということです。

バシャールと坂本氏の対話は、そのことをもう一度、思い出させ
てくれるのです。


もう一つ、印象に残ったことを書きます。

それは、坂本氏個人が今生、自分に課している「使命」につい
てなのですが、ずばり、「ピラミッドの技術の解明」なのだそう
です。(ヘミシンクによって死後世界に行った際、複数の霊的
存在に告げられた、ということのようです。)

このことのために、わざわざ地球生命系に生まれてきたのだ
と言われたとか。その技術が解明されることによって、人類
の意識が進化するというのです。

こんなふうに具体的な「使命」がわかっていて、それに向かっ
て生きている……これはもう、うらやましいです。

私も、自分の今生の計画についてのくわしい情報が欲しい、
「使命」が知りたい、そんな思いがこみ上げてきたのでした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「転生者」の記憶 | トップ | 「香り」のエネルギー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブックレビュー」カテゴリの最新記事