天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

責任は…宇宙にゆだねて

2014-12-15 20:26:40 | Weblog
今年も残すところもう、1カ月を切りましたね。

私は教員(非常勤の日本語教師)をしているのですが、年内
の授業はあと二日でお仕舞い、となり、何とか無事、学期を
終えられることにホッとしているところです。

好きで選んだ職業ではあっても、仕事というものは簡単では
ないなあ、と、いつもつくづく思い知らされるのですが……

今期もやっぱり、いろいろなことがあって、つい嫌気がさして
しまったこともありました。

一番心が傷ついたのが、一部の留学生の勉強に対するモチ
ベーションの低さ。

欠席、遅刻が目立つクラスがあったり、私語の嵐とスマホ閲
覧(ゲーム?)にも悩まされました。

これは、もちろん、教師のほうにも責任があり、学生がやる気
を出せるような魅力的な授業ができさえすればいいのですが、
そうやすやすとできることではありません。

そんな状況で、精神的な疲労があると、どうしても、業務上の
ミスが増えてきます。

最近では、日本語教師の世界でもOA化が進み、パソコンが
業務上、重要な存在になっているのですが……

疲れてくると、いわゆる「うっかりミス」をやらかしてしまいます
ね。

例えば、複数の教師でチームを組んで担当する授業があっ
て、教師間で出席簿などを共有するのに、Eメールを使って
やり取りする、ということをしているのですが…

うっかり、添付すべきファイルを添付し忘れたり、間違ったフ
ァイルを添付して送信してしまったり……

私も今期、何度かやってしまいました。

そういう間違いをやらかすと、その処理のため、ほぼ100%、
ほかの先生の仕事を増やし、迷惑をかけることになります。

そんな時は相手に申し訳なくて、自分を責めてしまい、い
っそうしんどくなったりしました。

でも、こんなことがあったんです。

ある日、私が、連絡メールにうっかり間違ったファイルを添
付して送ってしまい、それを受け取った同僚の先生は、私の
ミスをカバーするため、添付されたファイルの内容を修正す
る必要に迫られました。

実は、それはマイクロソフトのエクセルを使ったファイルで
したが、あいにく彼女はエクセルを使い慣れておらず、その
作業に少し手間取ったようでした。

ミスを犯した私としては、負担をかけたという思いで心苦し
かったのですが、その後、しばらくして、この出来事を別の
見方で見ることができたのです。

というのは……

学期末の最終成績を集計する仕事を、その彼女が担当す
ることになり、その集計表には他でもない、そのエクセルが
使われていたからです。

つまり、私がしでかしたミスでやらされた余分な作業が、エ
クセルに慣れるいい機会になり、学期末の大事な仕事の
ために役立つことになったのです。

そのことを知った時、自分のしでかしたミスも、宇宙の営み
の中ではむしろ、必然として起こったことなのだと思いまし
た。

だから、自分を責めなくてもいいのだと。

もちろんそれは、わざと失敗しろということではない、とい
うことは言うまでもありませんが……

自分のベストを尽くして、それで起きてしまった失敗の責任
は、宇宙にゆだねればいい。

そう思うことができたのです。

コメント
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