Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

イタリア紀行[44]  シチリア⑳ シラクーサでの夕食

2013年09月15日 07時54分07秒 | イタリア紀行2013

夜10時を大きく回った頃。宿の可愛いお嬢さんに教えてもらった宿のそばのレストラン。
地元で超人気店ということで勇んでいったのですけど、あらら、もう満席で今日の材料は
売り切れですって!

残念、海外で食材がなくなるような人気の店って初めて。ちょっと残念でした。

仕方なく、お隣のお店に。はい、ここでも定番のビールをお願いして、白ワインを頼んで。
ん~ん、このビールもきりりとしてうまい!

ボクが頼んだのが海の幸スパゲティ。実はここでもウニのスパゲティをお願いしたんですが。
回答はやはりまだ生育が悪くて解禁されておらず、よって市場に出ていないんですって。
やはり今年はどの国も異常気象なんだと改めて実感。残念至極。

それにしてもこのボリューム。海に近いせいか、魚介が新鮮。味付けもマイルドでとっても
美味しかったです。

こちらは奥様が頼んだアサリのボンゴレ。ちょっと分けてもらって試食。アサリが肉厚で
ぷりんぷりんと。こちらの料理にはほとんどのメニューに香草が載っていますが、これと
の相性が抜群。なんやら場末の食堂って感じではありましたが、それでもなかなかの
お味。シチリアの食文化は素晴らしい。

これはパプリカのマリネ。ボクも時々作るのですが、なかなかこういう味には出来ません。
日本のパプリカとちょっと味が違って、噛みしめると後から甘みが浮いてくるんですよね。
あとオリーブオイルの鮮度が問題なのかも知れません。

焼き魚。これもオイルとホワイト・ビネガーで戴きましたが、ビネガーがいい味で。
魚自体は日本と変わりはないけど、調味料の違いでまた醤油とは違った魚の
旨さを感じます。

はい、またまた満足の夕食でありました。

 

ーこの項おしまいー