窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦FINAL・五稜郭の戦いは天王山

2015-03-25 10:58:42 | Weblog
やねさんの「お騒がせインタビュー」を大人にまとめた佐藤映像のPVがようやくリリースされた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?<--リンク

それにしてもまさかこんな日がこようとは。

人類軍の2連勝でCOM君追い込まれての、次の「五稜郭の戦い」が天王山です。


第1局、第2局ともにCOM君側にいろいろと問題はありましたが、それにしてもここは「弱点をみごとに突いて勝ちきったプロ棋士側の努力」を称賛すべきでしょうね。

電王戦FINALでは若手の選抜・登用とそれから電王戦経験者をアドバイザーとして対局者に付けています。

前回はコール君、今度のアドバイザーは船江君の様でありますし、心強いものがありますね。

対局者が一人孤独な準備作業を強いられるのではないので、これは精神的に有効な援助だと思われます。

そうしてそれらの事が良い結果をもたらしつつあるように見えますね。


さて、やねさん準備の「おもてなし定跡」、稲葉七段には不評の様であります。

そうしてやねうら王に対しても「尋常ではない強さだが、稲葉流で勝てる」と勝利宣言でありました。

これは単なるブラフではありますまい。

森下リベンジマッチでも条件が良ければプロ棋士の読みはまだ十分にCOM君と戦えることを見せてくれました。<--リンク

加えて電王戦FINALでは、それまで完璧に近いと思われていたCOM君の全幅探索にも割と穴があることが発覚しつつありますし。

ここはよほど気を引き締めてかからないとCOM君側3連敗もありそうです。


やねさん、「勝たせてあげたい」などと油断していると足をすくわれますよ。

ここは塚田九段を見習って「最低限でも引き分け」と行きたいものであります。


PS
事前貸し出しルールは開発者側からは「 お・も・て・な・し ルールあるいは接待強要ルールであって、それは八百長ルールである」として忌み嫌われています。

ちなみにここでいう「八百長」とは「囲碁上手の八百屋の長兵衛さんが商売出入りを許されていた関取の御機嫌を取る為に接待碁をやっていたことに由来する」という原意によっています。

まあでもそうはいうものの皆さん、「電王トーナメント、そうして電王戦に出場する為のコスト」として受け入れているのが現状の様でありますね。


そうそう、それからこのルールを許容できない開発者は始めからこのイベントには参加しない。

だからそういう開発者たちの意見が公になる事もない、、、と言えそうであります。


PS
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