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紫と言う色の解明のための予備的考察として今日は『むらくも』と言う枕詞
を考察解明します。
轆輪眞山
『むらくもの』は杉の枕詞になっています・・・むらくもは過ぎ去るものですから
スギ・・杉にかかるようになったと国文学が指摘しているのは正しいでしょう・・・
村雲の 杉の庵の あれまより
時雨に変わる 夜半の月影 玉葉~857
この歌で明らかな事は『村雲』の歌にでる月影です。古来、月に村雲、群雲は
付き物と考えられて来ました。月の光を一時的に隠して過ぎ去るのが群雲とされて
来たのです。
群雲はアイヌ語です。
mure+kur+mo=村雲・・・です。
mure、はふさぐと言意味のアイヌ語・・・kurは影にする、暗い、と言う意味、mo、は静か
眠りを意味するアイヌ語です。
よって、雲とは影にする静かなもの・・・と言う意味のアイヌ語から雲を示す日本語になって
います。そこで村雲は『ふさぐ雲』と言う意味なのです。古来人々は月を光を発する穴だと信じていた
様です。だから、ソノ穴をふさぐ雲は群雲で月の光を隠すのです。
ちなみに月はアイヌ語で、chup=チュプ、月はchup+ki=ツキです・・kiは光を意味します。
花がつぼむのツボムはchup+pon=チュボム・・です。ponは少ない、小さいと言うアイヌ語。
花はnonno=ノンノというアイヌ語の花が日本語にナマって入っています。
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