昨日はとても信じられなかったけれど、明日も日が昇るって
てな歌詞でスタートする。
軽快なロック・サウンドをバックに歌われるポジティブな歌詞には元気づけられる。
1978年、シカゴの12枚目のアルバムとして登場したHot Streetからシングル・カットされたAlive Again。
(たまたま中古で見本盤見つけたので買ってみた。ラジオ局や評論家にばら撒かれたモノだったのかな?この曲はLPで持っているけれど、シングル盤は収録時間が短縮されラジオ・フレンドリーに)
中心メンバーだったギタリストのテリー・キャスが不慮の事故で死去しバンドに多くのダメージを与えたものの、新しいギタリスト、ドニー・デイカスが加入。また長年プロデュースを担ってきたジェイムス・ガルシオに別れを告げ新しいプロデューサーには、ビリー・ジョエルやポール・サイモンなんかで有名だったフィル・ラモーンを起用し、よりポップになってバンドは生まれ変わった。
この曲の録音完了後、ビージーズのアルバムのレコーディングに参加していたシカゴのホーン・セクションはそのセッションで何か新しいイメージが浮かんだのか、ホーン・パートのアレンジメントを新たに書き直し再録したそうな。
社会的なメッセージを発信していた初期ジャズ・ロック時代以外は認めないシカゴ原理主義者とは違ってオイラはこのAOR時代のシカゴも大好物である。
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