CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ビートル、 科特隊本部に帰投せよ!

2016年04月20日 | 特になし
ハヤタ隊員:こちらハヤタ。本部応答願います。

ムラマツ隊長:こちらムラマツ。どうしたハヤタ? 

ハヤタ隊員:通常偵察任務完了! これより帰投します。

ムラマツ隊長:そうか、ご苦労だった。

ハヤタ隊員:こちらハヤタ。キャップ、大変です! 本部の建物が何層にも積み重なっています。

ムラマツ隊長:何! そんなことは有り得ない。ザラブ星人による催眠術で幻覚を見ているのかもしれない。ビートルから航空写真を撮ってこちらに電送してくれ。

ハヤタ隊員:了解。今すぐ写真を送ります。

ムラマツ隊長:こ、これは! 科特隊の建物ではない! 某国にあるオフィス・ビルだ!  ザラブ星人による幻術で、科特隊本部の上空を飛んでいるのではなく、実際は某国上空を飛ばさせられているのだ!

ハヤタ隊員:ちくしょう! 忌々しいザラブ星人め。寄り道したおかげで、ウルトラマンの最終回見逃してしまったじゃないか! ゼットンをやっつける為の必殺技を編出す参考にしようと思ったのに…

なんて会話があったかどうかは、不明であるが…

ハヤタ隊員が科特隊の本部と見間違えたビル

とにかくこの国には、3棟のビルをつなげた船体型の屋上プールのあるあの有名なカジノのビルなどを始め結構奇抜なデザインが多い。

高層階に渡り廊下のあるアパート


真っ赤な網戸のようなカバーで覆われたホテル、この網戸に蔓科植物を這わせて太陽光の熱をさえぎるそうな


茶色の神殿スタイルの高層ビルの周りを囲むように新らたなビルが建設中


夜の高層アパート

淡路島程度の広さをしかない国土に、外国人を含めた約550万人の人間をそこに詰め込むとなると、商業ビルやアパートの高層化はいたしかた無いことで、さらに他の高層ビル群と区別するため個性的なデザインをビルに施すのは時代の流れだと言えよう。

しかしながら、ザラブ星人による幻術のせいで、科特隊本部に帰投する際、毎度シンガポールに寄り道することになれば、科特隊の経理から燃費の無駄遣いとしてハヤタ隊員はお叱りを受けることと成る。

個性的なデザインは否定しないが、ほどほどにって言うところでしょうか?

上海も最近、周りの風景に調和しない奇抜な建築物のデザインは控えてほしいとのお達しがあったような。