CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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アメリカに来てよかった! 

2024年06月22日 | R&B

アベレージ・ホワイト・バンドといえば、スコットランド出身のガチ白人ファンク・R&B・バンド。初めて聴いた時はアメリカの黒人バンドかと思った。

かってスコットランドで活動していた面々が1972年にロンドンでアベレージ・ホワイト・バンドを結成し、1973年頃エリック・クラプトンのコンサートのサポート・バンドなどをの下積みを経て、ようやく自身のデビュー・アルバムを出すことに。

そして翌年新たな活動場所を求めてニューヨークに移住という変わり種。

1975年に出したセルフ・タイトルのアルバムはプロデューサーにビー・ジーズの大ヒット・アルバム、Main Courseを担当したR&B系のアリフ・マーディンが起用されなんと全米1位・全英6位と大ブレーク。またシングル・カットされたインスト・ナンバー、Pick Up The Piecesも全米1位に輝く。

あたかも夜の繁華街をクルージングする車から聴こえてきそうな都会的な雰囲気を持つアベレージ・ホワイト・バンドの演奏。

ちなみにその昔オイラもスコットランドに仕事でお邪魔したことがあったけれど、その時は青空の見えぬどんよりした曇に覆われ、また街並みも派手な建物はなく保守的で全体的に灰色のイメージだった。

彼らがそのままイギリスに留まっていれば、場違いって感じでなかなか芽が出ずパブ・バンドで終わっていたかもしれない。



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