アルビン・リーによるギターの速弾きが特徴のブルース系ハード・ロック・バンド、Ten Years After。
本日はその彼らの1971年の6枚目のアルバム、A Space In Timeでも。
彼らは1966年ごろから活動を始めた結構古参のロック・バンドで特にイギリスではそこそこ人気があったそうな。
本作は売りのアルビンによるソリッドなエレキの演奏だけでなく結構アコギの演奏を取り入れたり、またUncle Jamの様なジャズ風味の演奏もあったりとバラエティーに富んでいてオイラとしてはいいアルバムだと思う。
ちなみにイギリスのチャートでは従来の彼ららしさが薄まったと捉えられたのか前作の5位から36位へとかなり順位を落としたのだが、アメリカではコマーシャルな制作手法が受けたのか全米17位でプラチナ・アルバムのステータスを獲得する大ヒット。
大西洋を挟んでのそれぞれの反応が興味深い。
ただ日本ではコアなファンを除いてはそれほど知られてなかった様な記憶が…