CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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なんとなく独り言、その7

2017年12月18日 | SSW

外国人と一緒に仕事をしていると、“このオッサン一体何を考えているのだろう?”なんて思う事がしばしば。

異なる文化による考え方の違いとか、私の拙い英語力なんかがそう思わせる一因に成っている訳だが、如何いう事か下ネタの話となると、万国共通で周波数が一致しお互いその場で“ガハハ”って打ち解ける。

同様に自国でバカ受けであっても日本ではまったく受けないミュージシャンがいる。

日本人のリスナーが大好物としている、メロディー重視の楽曲ではなく、歌詞に重点を置いて歌われる場合、リスナーには彼の地の文化のバック・グラウンドを汲み取った上で即座に英文解釈を試みないとそのミュージシャンの良さを理解出来ない。

ピアノによる弾き語りがベースのシンガー・ソングライター、ランディー・ニューマンなんかはそれに当たるのではないかと思える。

独特のユーモアとかウィットを歌詞に込めて歌うので、歌詞が理解出来なければ彼の良さを十二分に認識出来ないだろうと個人的に思う。

もし容姿端麗で歌唱力抜群であれば日本におけるハンディ・キャップはいとも簡単に挽回できる可能性はあるが。

ハリー・ニルソンなど多くの有名どころがを彼の楽曲がカバーされている事からして、彼の地では才能のあるソングラーターと認識されているのは間違いない。

特に80年代から映画のサントラ制作中心に活動し、アカデミー、ゴールデン・グローブそしてグラミーにサントラ部門で飲みーネートされた実績が半端ないし、日本人も良く知るトイ・ストーリーやモンスター・インコーポレーションなんかのサントラではそれらの賞を獲得している凄いお方。

そんな我が家にも、やっぱりありました~! LP仕様のニューマンさんいらっしゃいます。

1983年発売のアルバム、Trouble In Paradise。全米64位と大ヒットとはならなかったが良い出来と思う。

Wikiなんかで見てもらえれば判るが、ゲストとして参加しているミュージシャンの面子が凄い。

一曲目はTOTOがバックを勤めているような派手なサウンドで中々よろし~。また他の曲もバラエティーに富んでいて良く出来ていていい感じ。

しかしながら彼の歌唱に関してはなんか少し鼻が詰まったような感じに聴こえ個人的に好みではない。

歌唱力のある別の歌手に其々の曲を歌わせてTrouble In Paradiseをもう一度作成すればさらに凄い出来になると思うのだが…

このアルバム何度も聴き込み、更に私がたまに披露するヘボ翻訳ではなくしっかりとした対訳があれば、このアルバムの良さもっと分かるのではないかと。





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