CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

暑い時は80年代のプログレ?

2022年08月13日 | PROG ROCK

1981年のジェネシスのアルバム、Abacab。

(4種類の色違いのジャケで発売された。)

Abacabって何のことかと調べてみると、Aがバース、Bがコーラス、そしてCはブリッジと曲の構成を示す記号との事で、メンバーによると当時何かAbstruct(概念)的なアルバム・タイトルを模索していて、その際曲の構成を示す記号でもてな事でAbacabになったそうで、特に深〜い意味はないそうな。

このアルバムはジェネシスが3名になってから3枚目に当たるスタジオ・アルバムで、プログレ・ロックに彼ら流のポップ化を図る取り組みがちょうどこなれてきた時期でもあるし、さらにメンバーのフィル・コリンズが、ソロ・アルバムを出してヒットを飛ばし、その影響も結構あって大ヒットに繋がった。

それまでのプログレ・バンドと違って電子キーボードやストリングスによる重厚なアレンジは施されてなく、軽いシンセ・ポップ調のアレンジは80年代を象徴するシンプルなサウンドとなった。更にフィル・コリンズがソロ・アルバムを作成で力を借りたEWSのフェニックス・ホーンがNo Reply At Allに起用され、シンセ・ポップでは出せない軽快さを出しているのにも注目。

なるへそ、70年代のイエスではなくてシンプルな曲構成(Abacab)とアレンジが施されたこの手のプログレ聴けばこの暑苦しい熱帯夜やり過ごせるって訳ね。

でっ、涼しくなった?

No Reply At All

やっぱりエヤコン起動! キリッ。

 

 


エヤコン一択

2022年08月13日 | PROG ROCK

両親とその兄弟達がかなり前に鬼籍に入り、直系の御先祖様のお墓は近場のお寺に移した。

よって代替わりした全く面識の無い遠縁をお盆休みに訪ねる事もなくなり、毎度の事ながら行く宛のない休日である。

こんな時はレコードを聴いて少々夜更かしでも。

ただ夜遅くになっても気温は一向に下がらず、生暖かい風が窓から吹き込む蒸し暑さ。

気分だけでも涼しくって事で、イエスのClose To The Edge。

冷んやりした地下深い洞窟の天井から水滴がポタリポタリ...

そして空中に浮かぶ湖から地表に向かって大量の水が流れ落ちる巨大な滝は圧巻!

でっ、涼しくなった?

なるわけないってば!

Close To The Edgeな時はやっぱりエヤコン起動! キリッ。

皆さんお若い!