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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

イエス様、申し訳ない。Going For The One(究極)での体たらく

2018年10月08日 | PROG ROCK
1977年、新生イエスと言うか、リック・ウィクマンの復帰によってかってのメンバーの編成に回帰して発売されたスタジオ・アルバム、Going For The One(邦題は 究極)。

1974年のRelayer発表後、2年間の各メンバーのソロ活動をへて世に出た当時のアルバムの帯には、 “もはや、「こわれもの」も「危機」もイエス・ミュージックの序曲にすぎない! 新生イエスの至高 の1作!!”なる大げさな宣伝文句が踊っていた。

確かに2枚組の「海洋地形学」のアルバムは冗長過ぎたし、「リレイヤー」 もそれまでのアルバムとちょっと音楽のベクトルがちょいと異なっていたことから、イエス・ミュージックの序曲にすぎない!は少し言い過ぎだが、「こわれもの」や「危機」の延長線上のアルバムと考えて間違いはなかった。

しかし当時は世の中もうプログレは終わったって感じで、個人的にはもっとリラックスして聴ける方向に興味が移りこのアルバムは買わなかった。

購入したのは、CD化された後となった。

歳を重ねるにつれてかってのように密閉型ヘッド・フォンを装着し全神経を集中させて聴くという芸当はもう出来なくなり、バック・グラウンドで流しなんとなく聴く程度となった。

そんな感じなので、ボートラとしてCDに収録された アメージング・グレースのカバーの方が聴き慣れたメロディーでオリジナル曲より印象に残ると言うイエス親衛隊の皆様にお叱りを受けそうなこの体たらく。

何が「究極」なのか今でも一向に理解出来ない。

お詫びの印でもないが、通販サイトでふと目に留まったコレを買ってみた。

とは言え開封もせずにレコード棚にずっと埋れてしまったままである。

またまた、イエス親衛隊の皆様にお叱りを受けそうな…


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