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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

レコードただ集めたい病炸裂!

2017年09月03日 | BEATLES-BADFINGER関連
つい先日、アビーロードの館って話でDeAGOSTINI社がザー・ビートルズ・LPレコード・コレクションを出した話を記した。


てなことで、いつもの病気が発動し某通販会社でから購入。

受け取りは日本の親戚の住所を使ったので、商品は無事届いたものの残念ながら今すぐ聴くことは出来ない。

何時になったら聴けるのやら。

多分来年の帰国時だろうか?

それはさておき、以前このレコードは2009年のCDリマスター化のデジタル音源を使うとは聞いていたが、なんと2012年のレコード再発時と同じラッカー盤を使用するのではなく、新たにカッティングされたラッカー盤が作成され、フランスの会社でプレスされる事が判った。

オォー、これは期待が持てる!

何しろ、同じマスター音源を使用しても、カッティングの善し悪しによって音質は変わる。

某通販会社のレビューはどうなっている?

何々? 盤面に傷があったって! 

やっぱり海外のプレスってクオリティー・コントロールが徹底されていないのか、結構埃や指紋、それに気づくか気づかない程度のスクラッチが表面に結構見受けられ、バージン・レコードを再生する儀式において、プチッとかブチッと聞こえると一気にテンションが下がり、ずっこけてしまう。

長年海外に住んでいると、日本の常識は必ずしも海外の常識ではないことが良く思い当たる。

仕事なんかでも、あまりのずさんさに一人怒りを爆発させても、周りの連中はこいつ何故キレてるのって感じで、まったく意に介さない。

まあプチッぐらいなら許そうじゃないか。

エエッー! これを買うぐらいなら、千円程度の中古を買って、解説本を買ったほうがいいって!

こんなレビューしている人がいるみたいだけど…

確かに70年代中頃の古いアビーロードのレコードなら、帯なしで千円程度で入手できる。

当時は、ビートルズのレコードは再販が結構繰り返されたものの、デジタル黎明期であって、現在のように使用されるマスター・テープの質がどうだとかあまりうるさく語られなかった記憶がある。

多分英オリジナル・マスターのコピーのコピーのそのまたコピーなんてものが使用されていたのじゃないかと、さらに再販時にカッティング・エンジニアが変わると音も変わるしね。

果たして70年代中ごろの再発盤(帯が国旗盤と呼ばれる東芝EMI制作のレコード)に於いて、初盤の雰囲気がいかほど保たれていたのか?

個人的には、何度もコピーされた劣化版のマスター・テープを使うよりは、デジタルで管理された音源を使う方が、もちろんカッティング・エンジニア次第だが、再プレスされても音質はばらつきなく保たれるのではないかと…

と、偉そ~に宣まったけど、今や20k Hzはおろか、16k辺りの高周波でさえ聞き取ることが出来ないCDのスペック以下の老いた聴力では、音質がどうのこうのと言え無い現実がある。

あくまでもDeAGOSTINI社による新ラッカー盤制作でのフランス・プレスと言う仕様が肝。

実際ブラインド・テストで其々の音質を比較し評価を定めるなんて結構難しいからね。

オォ~! 言い切りましたね。レコードただ集めたい病炸裂!

病気呼ばわり上等! ただアビーロードの館のコレクションに加えるだけ!

女性上位バンザイ!

違った!

ビートルズ、バンザイ!