go go Friends!!

主に自転車のこと

とにかく眠い・・・

2013-01-13 | 日記
昨晩はパソコンとにらめっこで、ほとんど寝れませんでした。

過去のツーリング日記のアップの作業が
思ったより大変で、やるんじゃなかったと少し後悔しました。

自己満足なだけなんで、やる必要もないんですけど…

そのまま夜が明け、気分転換にと空港を走る事にしました。

日曜の朝ですが今日も貸し切りでした。今日1日で一番元気だった時間でした。

「地上にもう敵は、いない! 次は、お前だ!」

なんて馬鹿をしてたら行きに追い越した空港マイスターI村さんが

やって来たので10分くらい、お話ししました。

こだわりを持ち走られて、そうですが、愛車にも強いこだわりを感じます。


僕は、なーんも、こだわりないです。

暇さえあれば走るだけ

と言うことで、もう1周回走って、こだわりの我が家に帰りました。

Dst 36Km Ride Time 1h08分 Av 31・2km

こだわりのパン職人が新作を作ったようです。

エッジを効かせたキューブブレッド!

中身は、練乳クリームとラムレーズンクリームです。 プロデュースby豚豚

マラソン大会の最終調整してきました。

風邪で、しばらく練習できてなかったんで要所だけお復習します。

本番は、出し切ってくれれば、それでよしです。

その後は、僕のサスケ練に付き合わせます。

1ヶ月前出来なかった事が教えてもないのに出来る様になるから子供って不思議です。


さて、僕に休息はありません昨日に続きRWに行きアンパンマンショーです。


膝の調子が思わしくありません。

膝とは、関係ありませんが、数日リフレッシュ期間を設けます。

その間、ブログもお休みします。 

週末くらいに、また更新するので、よろしくお願いします。


2007年日本縦断の旅 北海道後編

2013-01-13 | 日記
19日目(7/5 水曜)

朝から濃いガスが立ち込めていたが 宗谷岬に近づくとガスも取れてきた。
少し寄り道して宗谷丘陵を見物。

氷河期の地形を残す必見の場所で礼文にも似てる。

岬に行こうとすると、またガスが出てきた。

宗谷岬は、いつもの事ながら観光客が、うじゃうじゃいる。

感動は、特になかった。 別に最北を目指した旅じゃなかったし…

オホーツクラインに入るがガスで先が見えない。

途中の海から森に抜ける道が良く深く印象に残った。

猿払のホタテを直売所で沢山仕入れ、コンビニライスと一緒に1300円の超豪華な食事をする。

ここからクッチャロまでが向かい風の中、30Km闘った。

内陸の275号を進み中頓別の、のどかな田舎道を走る。

牛糞のかぐわしい香りを浴びてピンネシリを抜け

音威子府の行き付け「一路食堂」に寄りぶっとい麺「音威子府そば」を食べる。
                              

今日の目的地、美深まで20Kmありますが1時間の設定タイムを設けて
アップダウンを気合いを入れて走ります。

渾身の走りに50分で到着して、ここに来ても、まだ余力を残してる自分に少し酔っていた。

美深は、前から一度、キャンプしたかった場所で、やっと念願が叶った。

白樺の中のサイトは、最高で、この旅で、こんなにキャンパーで賑わってる場所は初めてだった。

北海道最後のテント泊にふさわしい場所と久しぶりに人の楽しそうな声を聞きながら寝た。

稚内(6:10)ー宗谷岬(9:00/34Km)ークッチャロ(14:30/100Km)ー               音威子府(17:40/160Km)ー美深(19:00/182Km)


20日目(7/6 金曜)

この旅で一番では?と思うくらい良く眠れた。
それでも、一番にキャンプ場を出発した。

僕のキャンプは、ただ寝るだけで食事やら森林浴やらキャンプの楽しみを味わえてないと思った。

それでも、先を急ぐ旅人。人それぞれのスタイルがあってもいいはずだろう。

良く寝たせいか朝からよくお腹が空くコンビニ5分後またコンビニと食べまくる。

この旅でトレックにDHバーを付けていた。
一番の用途は、ツーリングマップルを置く場所確保だったが調子がいい時は、多用した。

この日も調子が上がりだしてからDHバーを握り見通しの、いい道を高速巡航した。

和寒に着き、「かぼちゃ王国かぼちゃん」に寄り かぼちゃスイーツを食べる。

この旅、最後の峠「塩狩峠」を越え比布を過ぎ最終目的地の旭川に昼に入った。

「さて何をしようかな?」と迷うが
考えてみれば無茶な計画ばかりで時間に追われ、こんな余裕は、なかった。

まあ僕が、する事と言えば自転車乗る事、食べる事なので
旭川ラーメン「天金」に行って味噌ラーメンを食べる。

次に、おみやげ用に「幻のパン」を買いに「パパラギ」に行く。

無事に旭川に着いた記念にと夕方に「トリトン」に行き最後の晩餐の寿司を、好きなだけ食べる。

帰りに、甘味処の梅屋に寄りケーキの切り落としを買い高台から旭川の街を見ながら食べる。

吐き気がしてやっと食べ過ぎに、気が付いた。

今夜の宿、健康ランド「万葉の湯」に着いたが

自分を洗う前に、この旅の相棒!最大の功労車のトレック1000を、キレイに磨く

毎日、平均160Kmを走らされて6度のパンクとホイールトラブルは、あったが

自転車自体はノントラブルで重い荷物を背負い僕を運んでくれた。

ロードの楽しさを教えてくれたマシンで、僕の化身だ。

その後、風呂に入り、さっぱりしてラウンジから旭川の夜景を眺める。

長かった旅、いよいよ明日帰れると思い。 少し仮眠した。

美深(6:40)ー和寒(10:10/68Km)ー旭川駅(12:20/105Km)ー                 旭川周遊(17:00/140Km)


21日目(7/7 土曜)


2時に起きて準備を始める。
まだ早いけど目的もあるので出発した。空港を一旦通りすぎ、美瑛に向かった。

美瑛の夜明けは、早い。朝日が昇りだしパッチワークの路を照らし出していた。

普段は、観光客で賑わう場所だが時間が時間だけに独り占めできていた。

どこも絵になる風景に見とれ時間が過ぎてゆく

5時を過ぎ美瑛を後にした。

最後にここに来れて良かった。と思えた。

6時に空港に着くが職員も誰もいない。

旭川(3:20)ー美瑛(4:40/20Km)ー                                        旭川空港(6:10/41Km)

輪行の準備が終わる頃にターミナルも開いた。

走行距離を確認すると3460Km!

よく走ってよく食べた。

3週間走りっぱなしで1日が長く、今日は何日?何曜日?昨日の事でさえ思い出せなくなる。
って感じだった。

飛行機が飛ぶと、すぐに羊蹄山が見えた。

室蘭から苫小牧を結ぶひたすら続く直線。 でも自転車で頑張れば半日で走れたりする。

自転車の走破力ってすごいんだと改めて感じた。

飛行機は東北に入り鳥海山が見えてきた。

「未熟者が!また出直して来い!」って言われてるみたいだった。

自転車とバイクで4年間走った北海道だけど、これを最後にしばらく来れそうにない。

だから、なおさら今回は自分の脚で来たかった。

自分の体力をフルに使って進む自転車の楽しさ。

ペダルを踏んでると「生きてる」と実感できる。

辛く苦しい時もあるけど全部ひっくるめて理屈じゃ語れない「何か」があると思う。

それを体感できるのが、広大な大地、北海道だと思う。

初めてバイクで来て感動した大地をまさか自転車で走るとは、当時は、考えても見なかった。

自転車で走るとバイクと同じ景色が違って見える事と、
いつまでも鮮明に記憶に残る事に驚きました。

こんな北海道ですが、この4年間でさえ開発工事で来るたびに変わっていくと感じます。

便利さを求めてでしょうが失う物も大きいんですよね。

いつか、また北海道の旅人として戻って来たいので変わらぬ景色であって欲しいと思いました。

北海道写真集

コタン温泉

網走キャンプ場

神の子池

ないたい高原

霧多布岬キャンプ場

夏のヤセギツネ
WRC9連覇中ローブ 2006ジャパンラリー

新得のライハ

羅臼のとほ宿 とおまわり

グロンフォルム 2006パンケニコロベツ

旭山動物円 カバのエサやり

ロール君

2007年日本縦断の旅 北海道中編

2013-01-13 | 日記
17日目(7/3 火曜)

静寂な朝の中、お風呂に浸かり、ゆっくりした。

「朝ご飯は大丈夫か?」優しい言葉を女将にかけてもらい

本当は食べたいけど甘えてばかりもいけないと
「大丈夫!」と笑顔で答え出発した。

快晴の天気の中、進むと数件しか民家がない三股に着く。

去年ガス欠でバイクを押してる時に助けてくれた人が住んでいる。

しかも、高校の先輩にあたり移住して住んでいる。人気がないので、会えずに進む。

ここはルピナスの群生地で今まさにシーズン。

とてもきれいだった。

三国峠は、緩やかで景色も良く全く苦にならない。



最初の松見橋が見えた!そこには景色を楽しんでる女性チャリダーがいた。

挨拶を交わすといい顔をしてた。僕と一緒で、ここが好きなんだと感じた。

一つ上の緑深橋に行き松見橋を見下ろす。

この風景が素晴らしい!
僕は天空に架かる橋をイメージする。

そして、遠くに目をやると遥か先まで樹海が広がっている。

初めて来た時から魅せられ来道する度に必ず来てる!

残念なのは茶屋の主人が…

トンネルを抜けると景色はガラリと変わる。

しばらく下ると大雪山の雪溶け水が流れ込むエメラルドグリーンのきれいな 湖を見ながら進む。
層雲峡へ下り銀河流星の滝を見て

ラーメン日本一の町、上川町の「らーめん道あさひ」で幻の塩を食べる。

旭川方面に行き「道の駅とうま」で、でんすけスイカを食べ
有名な「エチュード」に行きプリンを食べて

道道の98号、峠越えで留萌方面に走った。

235号に合流した時には、すっかり真っ暗になっていたが

驚くほど脚が軽快に回り遠いはずの留萌に思ったより早く着けた。

早いと言っても20時を回ってた。

でもお目当ての蛇の目寿司は、開いてたので会心の走りに、特上ちらしの褒美。

若大将に、これまでの旅を熱心に説明したが特にサービスはなかった(笑)

黄金岬キャンプ場に行くと先客のチャリダー二人と地元の女の子達が盛り上がってて

一緒に宴に誘われたが疲れと朝も早いので丁寧に断って休む事にした。

幌加(8:10)―上川(12:40/73Km)―旭川(16:40/115Km)―多度志(18:00/160Km)―留萌(20:40/207Km)


18日目(7/4 水曜)

とても気持ちのいい朝で4時に目が覚めました。

チャリダーは寝てるので声を掛けず早目の出発にしました。

232号を北上、町を抜け海岸沿いに出た。

オロロンラインの素晴らしい景色が続いていた。

30Km過ぎた所でパンク! 見るとタイヤが裂けチューブが少し飛び出している。

内側にパッチを貼り、圧を低めにして走り出す。


苫前を通過しても景色の良さは続きアップダウンを繰り返す。

でも正直、変わらない景色に飽きてきてました。

すれ違うライダーに積極的にピースして気分を変えながらすすみ遠別のメルヘンで食事を取る。

天塩を過ぎると景色が、がらりと変わる。

28基の迫力のプロペラが現れる。

その先の「地平線クラブ」で念願のイモ団子を食べ

おばちゃんの手厚いサービスも受け元気に出発した。

しかし風が容赦なく吹き付けて辛い。
歯を食い縛り進んでると利尻富士がうっすら海の向こうに見えてた。

去年、登山した山、またいつか登りたい。

原野が続き抜海の町が見えてきた。

しかし稚内の町は、そのまだまだ先に小さく見えている。

最北の温泉に浸かり夕日を見る!を目標に進む。

がんばって走り「堂夢」に着き露天風呂から沈む夕日を見る事が出来た。

すっかり暗くなり稚内の街に入るとお祭りみたいで賑やかだった。

テントが張れる稚内ドームに行って設営した。

日本最北端は目の前だ!と弾む気持ちで休んだ。

留萌(5:40)ー苫前(8:30/45Km)ー遠別(12:00/96Km)ー稚内(21:00/196Km)




2007年日本縦断の旅 北海道前編

2013-01-13 | 日記
13日目(6/29 金曜)

出発して、まず朝市に行ってみた。昨日、地元の人に聞いた店で特盛イクラ丼を食べる。

大沼まで、悪かった調子も上がりだし

もり駅の先にあったログハウスのパン屋「はたざわ」が目に入り寄ってみた。

かぼちゃパイのパンがヒットで追加で数個買うほど気に入った。

八雲飲料でボトルに水を補給させてもらった。

噴火湾を見ながらひたすら走る。 雨の予報でいつ降るか?

と思いながら北海道らしい超ロングストレートを走る。

昼に長万部に着き かに飯バイキングの店に入る。

去年、バイク旅行で宮崎のチャリダーとここで出合い
「来年は僕も自走で来る!」と誓った。彼との約束を果たせた。

バイキングのメロンやスイカは、B級品と思うが、ここのは、かなり美味しい!

途中、韓国のチャリダー2人組とすれ違い挨拶する。

小高いアップダウン区間が始まり少し雨がぱらつき出した。

豊浦の食堂みさきで、オバチャンを奥から無理やり呼びつけ(笑)ほたて焼き飯をテークアウト。

それから洞爺に抜ける新道らしいトンネルを走った。
洞爺は雨上がりで水をはねあげながら走る。

キャンプも北海道の楽しみの一つなんで湖畔にある曙公園キャンプ場でテントを張る。

近くにある洞爺温泉いこいの家に風呂に入りに行った。

町営で安く、れっきとした洞爺の源泉にゆっくり浸かれました。
風呂上がりに、さっき買った焼き飯を食べた。

夜は、とても静かで、すぐ眠りについた。

函館(7:30)―八雲(10:50/68Km)―長万部(12:30/103Km)―                          洞爺湖(17:00/164Km)


14日目(6/30 土曜)


朝起きると、夜中に雨が降ったみたいで道路は濡れてた。
ある程度、乾いて出発しようと、ゆっくりする。

さあ出発って所で前タイヤが、すかすかで空気が抜けてた。

40分くらい走ると雨になり「道の駅ルスツ」で雨宿りした。

2時間もゆっくりしてしまいましたが焦りは、ないです。
たぶん北海道にいる余裕でしょう!

中山峠は、ゆるやかで楽勝だったが車が猛スピードで走るのが恐かった。

山頂はガスが発声してて羊蹄山を見れなかったのが残念だった。

名物あげじゃがを食べ下ると、ガスもなくなり好天になった。
定山渓から札幌に近づくと交通量が増えてきた。

札幌の「ラーメンてつや」で醤油豚骨(激ウマ)を食べ 時計台を見て

過去一度、小倉で販売された、「マスカル」の鮭皮コラーゲン入りシュークリーム
をどうしても、もう一度食べたく寄った。

店員さんに、その情熱を説明したが、ただただ笑われた。

千歳方面に走る36号線は道がよく40km巡行で行けた。

午前中のロスが響き、空港を過ぎる時には、暗くなっていた。

予定の「道の駅むかわ」での野宿は諦め10号線を進みキャンプ場に行く。

テント張る了解をもらおうと敷地にある「鶴の湯」さんに行くと

「冷え込むから、居間で寝なさい。お金もいらないから。」と言われ甘える事にした。

これまでの北海道旅行で何度も「ただの旅人」の僕に現地の人は、優しくしてくれました。

何も返せてないけど感謝の気持ちは、いつまでも持ち続けてます。

今回は、「もりもと」のバームクーヘンを持ってたので、せめてもの気持ちで女将に渡しました。

ここのお風呂は無色透明ですがイオウ泉で最高でした。(もちろん風呂代は払います。)

いつか家族で、ここにまた来よう!と思いぬくぬくと寝ました。

洞爺湖(7:20)ー中山峠(13:00/46Km)―札幌(17:00/94Km)―早来(20:00/159Km)


15日目(7/1 日曜)


長居したら迷惑になると思い宿主にお礼を言って早くに出発しました。

日曜の静かな朝の中、むかわに向け走り国道235号に出る。

朝食に富川食堂で、ししゃも天丼を、食べる。

店を出た直後、セイウンスカイ(菊花賞馬)を排出した。

僕と同じ名字の牧場を見つけ感激して写真を取り

さあ出発だ!と思ったらパンクしてて車輪もおかしい…

見るとスポークが折れていて頭が真っ白になった。

スポーク切れは想定してなかった(当時は甘ちゃんで)もちろん何をしても駄目だった。

東京の兄に助けを求め電話した。

北海道の地理に精通してる兄は、そこからなら札幌に輪行しないとだめだ!と言われました。

逆戻りは嫌やなので帯広まで200Km走れないか?聞くと「無理!」と一言…

大荷物で輪行は無理と思いブレーキをフリーにして走る。

60Km走った三石で振れ具合を見ると、ひどくは、なってなかった。

戻るなら駅が最終の様似で判断しないと行けないがハブさえ、いかれなけれゃ

帯広までの160Km走り切れる!と判断して 襟裳岬はパスして天馬街道に入る。

この道は、まさにサラブレッドロードで沢山の馬が僕に興味を持って見てくれる。

癒されてトラブルなんて忘れて走ってた。

そして当時、道内最長の野塚トンネル(4.2Km)を通る。

すれ違った車は、わずか2台だった。

下りは慎重に走り白樺の並木道を進んだ。

もう薄暗いのにショートカットしようとしたのが間違えだった。

犬に追われ鹿の群れに遭遇して熊も出るんじゃないか?

と不安で泣きべそ顔で進みやっと236号に出れた。

真っ暗な超ロングストレートをひたすら走り「道の駅大樹」に着いた。

疲労困憊なので、ここで寝ようと決めた。

目の前に名店、龍月があったので、牛トロ丼を食べた。

道の駅に畳座敷があり寝てたが地元のヤンキーが人が寝てる横で、どんちゃん騒ぎを始めた

僕は良識ある大人(弱虫)なんで、黙ってたら、いつの間にか寝ててヤンキーもいなかった。

早来(5:50)ーむかわ(7:30/31Km)-静内(12:00/74Km)ー浦河(18:00/159Km)ー 大樹(20:30/208Km)


16日目(7/2 月曜)


道内の内陸地特有のしばれる朝だった。

7月なのに体感で5℃くらいに感じる。

セブンで食パンを買い、ずっと僕のお供をして来たメープルシロップが終わりを告げた。

更別から中札内は十勝特有の風景が広がってとても良かった。

帯広に着き調べてた大角商会に行くと、店主が丁度シャッターを開けてた。

「スポーク交換お願いします。」と言ったら
「ロードに荷物積みすぎ!」と笑って簡単に直してくれた。

帯広に来たには、当然「六花亭・本店」で

さくさくパイ(賞味期限3時間)を始め格安のケーキを店内で無料コーヒーと立ち食いする。

士幌では、平和園でジンギスカンも食べ。

自転車も体も臨戦体制に入ったと判断!

予定外の峠越えを選択し北海道では、お決まりロードの274号

超超ロングロングストレートを進むが食べ過ぎで便意に襲われ

東瓜幕PAのトイレまで立ち漕ぎだった。

85号で十勝平野を見下ろす白樺の峠を越えると神秘の湖と言われる然別湖に着いた。

静寂な湖畔を湖岸から眺められる足湯に浸かり、ゆっくりした。

足湯の影響か幌鹿峠は、へたばりながら越えた。

糠平湖が見え、下りをハイスピードで行くと、くつろぐ鹿が次々と驚き山へ駆け上り逃げてた。

糠平で少し食料調達して幌加温泉に向かった。

宿は山奥にあり、最後の上りは、この旅最強の勾配に襲われたが

「押して歩かない!」の信念を貫き蛇行でクリアした。

秘境ムード抜群の寂れた山の宿だった。

噂の風呂も最高で露天もワイルド過ぎで熊が今にも出てきそうだった。

実際、ここは二大生息地の大雪山系で
過去400kg級の熊を目撃して体が固まった経験もあります。

明日は、いよいよ三国峠越え!
北海道一番のお気に入りの場所で明日行けば6度目になる。

明日の朝は最高の朝風呂をして最高の峠だ! と思い眠りについた。

大樹(5:00)―帯広(8:10/59Km)―中士幌(11:40/80Km)ー然別(14:30/130Km)ー   幌加(18:30/170KM)

2007年日本縦断の旅 東北編

2013-01-13 | 日記
9日目(6/25 月)

5時に目覚め外は、快晴。

出発して、すぐサンクで朝御飯を買って食べる。 補給食に、大きななパンを二つ買う。

7号線から県道210に入り鳥海山を目指す。

事前に勾配も緩いとリサーチしてたので軽い気持ちで上るが、調子がかなり悪いと感じた。

看板は勾配10%の表示がずっと続く

息が乱れきつく、日陰を走るが、騙しも効かなくなり蛇行する。

山から流れてくる、水がおいしく休憩を何度かするが調子は上向かない。

最悪に格好悪い走りをしてると、わかったが、押して歩くのだけは、プライドが許さなかた。

朝、買ったパンを食べたら元気が出るかもと思い食べると
急に睡魔に襲われ、昨日に続き5分気絶してた。

1km進むのに10分かかるといった状況を繰返し県境越え秋田に入り、やっと展望台に着いた。

上から臨む景色は素晴らしく、一直線の海岸線と山側の豪快な断崖の風景には圧倒された。

自分の不甲斐ない走りに腹が立ってたので、人に自転車で来た事を褒められたが複雑だった。

これも、試練でいい経験をしたと自分を納得させ下る事にした。

反対の勾配も、きつそう… 鳥海山は一筋縄では、いかないコースだ。

途中、2度目のパンクにも会い象潟の町に着き、小料理屋に入ってみる。

地元の魚を使ったおいしい定食を頂いた。

お店を出て40分くらいで回転寿司屋に吸い込まれ、メバルとか珍しいネタを食べる。

八幡平に行きたい為、北上の最短ルートから内陸の107号に進み横手を目指す。

調子は、上がり横手市を通過して「道の駅さんない」まで一気に走破
遠くに鳥海山を見ながら日が暮れていった。

ゆだ高原を過ぎ宿を探すが見つからず、錦秋湖沿いの真っ暗い道を進み、錦秋湖SAに着いた。

SAにお風呂とキャンプ場があると言う、不思議な所だった。

酒田(6:30)ーにかほ(13:00/60Km)ー横手(17:00/135Km)―                                   錦秋湖(20:30/166Km))


10日目(6/26 火曜)


5時に目覚めると雨が降ってた。

テントで1日ゆっくりするのもいいかも!
と考えてたが雲の切れ間から青空が見え「雨は止む!」と判断して出発した。

盛岡までの50Kmの県道1号線の道のりは、変わらない風景の田舎道だった。

しばらく走ると広大な牧草地帯、有名な小岩井農場に着いた。

ここで牧場バイキングを食べ動けなくなり芝生で30分寝た。

走り出しても、苦しくて食べ過ぎを後悔してた。

282号線を進み八幡平に向け上り始めるが
トルクが全くかからず蛇行する走りが、昨日の再現みたいに思えた。

汗の匂いで寄って来るのか小さな蜂がまとわり付き刺しまくるので腹が立った。

豪雪地特有のシェルターが続き中は、蒸し風呂と化して追い討ちをかける。

39×26のファイルローが今の脚力じゃ踏めなかった。

ローリングしながらアスピーラインを上ると、段々ガスが濃くなり寒くもなる。

夕日が霧に差し込んで幻想的な中、尾根を突き進み下りに入る。

予定の後生掛キャンプ場に着くがサイトはなく、ただの湿地帯だった。

下の国道まで出て少し進むと「自炊宿」の看板を見て谷底の様な道を下ると鈍川温泉があった。

個室で2800円なので、ここに泊まる事にした。

オンドルの床は、ポカポカで蒸されてる様だった。

錦秋湖(7:10)ー小岩井(11:10/72Km)―八幡平(18:30/132Km)ー               鈍川温泉(19:50/158Km)



11日目(6/26 水曜)


オンドル効果で体が暖まり気持ち良く目覚めた。 ゆったり朝風呂して考える。

この2日間の山道での情けない走りに「もう山岳コースは無理だ…
ルートは平坦基調にして青森市に入ろう。

夏の日差を感じさせる天気でした。

脚は、意外に回り鹿角市からの分岐で103号の山ルートに自然と体が向かいました。

山の方が風景もいいし、当たって砕けろと思い進んだ。

9%10%の勾配はギリギリとこなせ走れた。

この道は樹林の中を走る爽快ロードにすれ違うライダーからのピースサインと
思い出に残る道になった。

最後の13%の坂は、こたえたが下りで寄って見た展望台から臨む

十和田湖の濃いブルーには魅せられた。この感じは、摩周湖に似てるなと思った。

名物きりたんぽを食べ地元の人おすすめスポットを回り奥入瀬渓流に向かいます。

「なんなんだ、この道は?」異次元の世界に迷い込んだ印象でした

狭い道を観光バスやハイカーが行き交いますが

この景色の素晴らしさは、歩いてみないと、わからないし

保護の為、車両規制かけてもいいと思えました。

この10km道を、ゆっくりゆっくり進み八甲田山に向かいます。

上りでしたが緑のトンネルが日差しを遮り快適でした。

千人風呂の酸ヶ湯温泉に行きたかったが時間もないので

田代平に進み広大な高原と八甲田山を見ながら日が暮れて行きました。

日も落ち掛け、雪中軍が行進する霊が出る有名なスポットに寄ると不気味でした。

寒気を感じモヤヒルズ・キャンプ場へと急ぎます。

日本一?と思う程の広いキャンプ場で管理棟への移動は自転車があって良かったです。

遠くに青森市の夜景を見て今日見た素晴らしい景色を思いリンゴジュースで晩酌して寝ました。

鈍川温泉(8:40)―十和田湖(13:00/70Km)ー田代平(17:30/125Km)ー
雲谷ヒルズ(19:00/137Km)



12日目(6/27 金曜)


今日中に北海道入りするぞ!と気合いを入れて出発した。

青森市から野辺地を結ぶ国道を進むが車が多く大型トラックに注意しながらの走行が続いた。

むつ・はまなすラインは左手に陸奥湾を見ながらのロングストレートだった。

横浜町で車が追い抜きざまクラクションを鳴らすので見ると北九州ナンバーだった?
「知ってる人?BGジャージだから?」

真相が知りたく先の道の駅で車を探すと停まってた。

話かけると朽網の人でチャリダーに対して単にクラクションで応援する人だった。
(この人とは、その後、たまたま曽根で再会した。)

陸奥市に入り、まさかりプラザでホタテ料理の味噌貝焼定食を食べたが最高においしかった。

フェリーの時間に遅れると急ぐがペースが上がらない

少し休憩を取ったら吉と出て、それから先は快調に進みぐんぐん大間に近づいた。

海の向こうに北海道も見え「大間・大間」と心でつぶやき
ついに本州最北の地、大間崎に辿り着いた。

この勇姿をライブカメラにリアルに写ってるか九州で確認してもらった。

余韻に浸りたいがフェリーの時間が気になり、また走り出すがパンクしてしまう。

早業で修理してターミナルへ急ぎ、なんとか間に合い本州を後にした。

大間から函館は、あっという間だった。

函館に着いてすぐ夜景を見に行くが、あまりの人の多さに嫌気が… でも夜景は、きれいだった。

「たつみ食堂」で塩ラーメンにジャンボ鶏を食べた。

今日は街なんでサウナに泊まる事にした。

サウナで見慣れたNHKのお天気お姉さんをテレビで見て、知り合いに会った気分で癒された。

雲谷ヒルズ(6:15)ー横浜町(10:00/70Km)ーむつ(12:00/100Km)―              大間崎(15:00/151Km)ー函館(21:00/167Km)