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主に自転車のこと

2007年日本縦断の旅 北海道前編

2013-01-13 | 日記
13日目(6/29 金曜)

出発して、まず朝市に行ってみた。昨日、地元の人に聞いた店で特盛イクラ丼を食べる。

大沼まで、悪かった調子も上がりだし

もり駅の先にあったログハウスのパン屋「はたざわ」が目に入り寄ってみた。

かぼちゃパイのパンがヒットで追加で数個買うほど気に入った。

八雲飲料でボトルに水を補給させてもらった。

噴火湾を見ながらひたすら走る。 雨の予報でいつ降るか?

と思いながら北海道らしい超ロングストレートを走る。

昼に長万部に着き かに飯バイキングの店に入る。

去年、バイク旅行で宮崎のチャリダーとここで出合い
「来年は僕も自走で来る!」と誓った。彼との約束を果たせた。

バイキングのメロンやスイカは、B級品と思うが、ここのは、かなり美味しい!

途中、韓国のチャリダー2人組とすれ違い挨拶する。

小高いアップダウン区間が始まり少し雨がぱらつき出した。

豊浦の食堂みさきで、オバチャンを奥から無理やり呼びつけ(笑)ほたて焼き飯をテークアウト。

それから洞爺に抜ける新道らしいトンネルを走った。
洞爺は雨上がりで水をはねあげながら走る。

キャンプも北海道の楽しみの一つなんで湖畔にある曙公園キャンプ場でテントを張る。

近くにある洞爺温泉いこいの家に風呂に入りに行った。

町営で安く、れっきとした洞爺の源泉にゆっくり浸かれました。
風呂上がりに、さっき買った焼き飯を食べた。

夜は、とても静かで、すぐ眠りについた。

函館(7:30)―八雲(10:50/68Km)―長万部(12:30/103Km)―                          洞爺湖(17:00/164Km)


14日目(6/30 土曜)


朝起きると、夜中に雨が降ったみたいで道路は濡れてた。
ある程度、乾いて出発しようと、ゆっくりする。

さあ出発って所で前タイヤが、すかすかで空気が抜けてた。

40分くらい走ると雨になり「道の駅ルスツ」で雨宿りした。

2時間もゆっくりしてしまいましたが焦りは、ないです。
たぶん北海道にいる余裕でしょう!

中山峠は、ゆるやかで楽勝だったが車が猛スピードで走るのが恐かった。

山頂はガスが発声してて羊蹄山を見れなかったのが残念だった。

名物あげじゃがを食べ下ると、ガスもなくなり好天になった。
定山渓から札幌に近づくと交通量が増えてきた。

札幌の「ラーメンてつや」で醤油豚骨(激ウマ)を食べ 時計台を見て

過去一度、小倉で販売された、「マスカル」の鮭皮コラーゲン入りシュークリーム
をどうしても、もう一度食べたく寄った。

店員さんに、その情熱を説明したが、ただただ笑われた。

千歳方面に走る36号線は道がよく40km巡行で行けた。

午前中のロスが響き、空港を過ぎる時には、暗くなっていた。

予定の「道の駅むかわ」での野宿は諦め10号線を進みキャンプ場に行く。

テント張る了解をもらおうと敷地にある「鶴の湯」さんに行くと

「冷え込むから、居間で寝なさい。お金もいらないから。」と言われ甘える事にした。

これまでの北海道旅行で何度も「ただの旅人」の僕に現地の人は、優しくしてくれました。

何も返せてないけど感謝の気持ちは、いつまでも持ち続けてます。

今回は、「もりもと」のバームクーヘンを持ってたので、せめてもの気持ちで女将に渡しました。

ここのお風呂は無色透明ですがイオウ泉で最高でした。(もちろん風呂代は払います。)

いつか家族で、ここにまた来よう!と思いぬくぬくと寝ました。

洞爺湖(7:20)ー中山峠(13:00/46Km)―札幌(17:00/94Km)―早来(20:00/159Km)


15日目(7/1 日曜)


長居したら迷惑になると思い宿主にお礼を言って早くに出発しました。

日曜の静かな朝の中、むかわに向け走り国道235号に出る。

朝食に富川食堂で、ししゃも天丼を、食べる。

店を出た直後、セイウンスカイ(菊花賞馬)を排出した。

僕と同じ名字の牧場を見つけ感激して写真を取り

さあ出発だ!と思ったらパンクしてて車輪もおかしい…

見るとスポークが折れていて頭が真っ白になった。

スポーク切れは想定してなかった(当時は甘ちゃんで)もちろん何をしても駄目だった。

東京の兄に助けを求め電話した。

北海道の地理に精通してる兄は、そこからなら札幌に輪行しないとだめだ!と言われました。

逆戻りは嫌やなので帯広まで200Km走れないか?聞くと「無理!」と一言…

大荷物で輪行は無理と思いブレーキをフリーにして走る。

60Km走った三石で振れ具合を見ると、ひどくは、なってなかった。

戻るなら駅が最終の様似で判断しないと行けないがハブさえ、いかれなけれゃ

帯広までの160Km走り切れる!と判断して 襟裳岬はパスして天馬街道に入る。

この道は、まさにサラブレッドロードで沢山の馬が僕に興味を持って見てくれる。

癒されてトラブルなんて忘れて走ってた。

そして当時、道内最長の野塚トンネル(4.2Km)を通る。

すれ違った車は、わずか2台だった。

下りは慎重に走り白樺の並木道を進んだ。

もう薄暗いのにショートカットしようとしたのが間違えだった。

犬に追われ鹿の群れに遭遇して熊も出るんじゃないか?

と不安で泣きべそ顔で進みやっと236号に出れた。

真っ暗な超ロングストレートをひたすら走り「道の駅大樹」に着いた。

疲労困憊なので、ここで寝ようと決めた。

目の前に名店、龍月があったので、牛トロ丼を食べた。

道の駅に畳座敷があり寝てたが地元のヤンキーが人が寝てる横で、どんちゃん騒ぎを始めた

僕は良識ある大人(弱虫)なんで、黙ってたら、いつの間にか寝ててヤンキーもいなかった。

早来(5:50)ーむかわ(7:30/31Km)-静内(12:00/74Km)ー浦河(18:00/159Km)ー 大樹(20:30/208Km)


16日目(7/2 月曜)


道内の内陸地特有のしばれる朝だった。

7月なのに体感で5℃くらいに感じる。

セブンで食パンを買い、ずっと僕のお供をして来たメープルシロップが終わりを告げた。

更別から中札内は十勝特有の風景が広がってとても良かった。

帯広に着き調べてた大角商会に行くと、店主が丁度シャッターを開けてた。

「スポーク交換お願いします。」と言ったら
「ロードに荷物積みすぎ!」と笑って簡単に直してくれた。

帯広に来たには、当然「六花亭・本店」で

さくさくパイ(賞味期限3時間)を始め格安のケーキを店内で無料コーヒーと立ち食いする。

士幌では、平和園でジンギスカンも食べ。

自転車も体も臨戦体制に入ったと判断!

予定外の峠越えを選択し北海道では、お決まりロードの274号

超超ロングロングストレートを進むが食べ過ぎで便意に襲われ

東瓜幕PAのトイレまで立ち漕ぎだった。

85号で十勝平野を見下ろす白樺の峠を越えると神秘の湖と言われる然別湖に着いた。

静寂な湖畔を湖岸から眺められる足湯に浸かり、ゆっくりした。

足湯の影響か幌鹿峠は、へたばりながら越えた。

糠平湖が見え、下りをハイスピードで行くと、くつろぐ鹿が次々と驚き山へ駆け上り逃げてた。

糠平で少し食料調達して幌加温泉に向かった。

宿は山奥にあり、最後の上りは、この旅最強の勾配に襲われたが

「押して歩かない!」の信念を貫き蛇行でクリアした。

秘境ムード抜群の寂れた山の宿だった。

噂の風呂も最高で露天もワイルド過ぎで熊が今にも出てきそうだった。

実際、ここは二大生息地の大雪山系で
過去400kg級の熊を目撃して体が固まった経験もあります。

明日は、いよいよ三国峠越え!
北海道一番のお気に入りの場所で明日行けば6度目になる。

明日の朝は最高の朝風呂をして最高の峠だ! と思い眠りについた。

大樹(5:00)―帯広(8:10/59Km)―中士幌(11:40/80Km)ー然別(14:30/130Km)ー   幌加(18:30/170KM)

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