Rider's Land YOYO ショップ通信

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2020 Husqvarna TE250i とKTM 250EXC TPI SIXDAYS を見比べてみた。

2020年01月30日 | ショップ スタッフ

YOです!

1月も終わりますね。速くないですか?毎日が直ぐに終わってしまう感じで焦りますよね!^_^

さて今日は、残り少なくなってきたHusqvarna と KTMのエンデューロ2サイクルモデルの
TE250iと250EXC TPI SIXDAYSを見比べてみました。

YOYOは全国的にも珍しいHusqvarnaとKTMの両方のブランドを販売しているマルチディーラーです。
マルチと言うのは、その他のメーカーも取扱いする事が出来て、今はYAMAHA /SUZUKI等を正規で
取り扱っています。

なので、こんな事が出来るんですね!

両メーカーとも、ブランドとしては一級品なのはお分かりかと思いますが、では、この2メーカーの同じ
エンジンを積んでいる、特に人気絶頂の2サイクルモデル&インジェクションで分離給油のEDモデル!を
見比べてみようと思います。

先ずは価格ですが、

Husqvarna TE250i 2020 希望小売価格(税込)¥1.232.000

 

KTM 250 EXC TPI SIXDAYS 希望小売価格(税込)¥1.294.000



その差¥62.000となります。
やはり、KTMがメーカー的にはTOPモデルとしての位置付けらしく、TE250iが2番、250EXC TPIが3番目と
言う順番とグレード感ですね。

ここでは大きな違いを探してみます

先ずは

≪リヤサスペンション≫

Husqvarna は従来通りのリンク式 大きなギャップに強いという事と、トラクションが掛かり易いと
言われます。構造も複雑なのでコストは高そうですね!

 

ユニット自体は立ち気味で取り付けられています。

 

KTMはリンクは使用していません。スイングアームに直接サスペンションが取り付けられています。
こちらはPDSサスペンションと呼ばれ、お尻からの入力、後輪の位置が分かり易く、ワダチや
ギャップをトレースし易いと言われます。


さらに、リンク部が無くなった事で、大きな障害物や岩等にダメージ受け難い事になりますので、
レースでのリタイヤの確率が下がりますよね、

 

≪ブレーキ関係≫

Husqvarna フロントディスクです。リジットですね。


KTMはフローティングディスクを採用して、熱による変形や熱ダレによる性能低下を
防いでいます。

 

Husqvarnaはブレーキ関係をMAGURA製を採用しています。
フロントキャリパーです。

HQV フロントブレーキマスターシリンダー

HQVクラッチマスターシリンダー。もちろんレリーズシリンダーもMAGURA製です。

HQV リヤブレーキマスターシリンダー

HQV リヤディスクキャリパー&ローターです。

 

KTMはbrmbo製を採用しています。
フロントキャリパーです!

 

KTM フロントマスターシリンダーです。

 

KTM クラッチマスターシリンダー

 

KTM リヤブレーキマスターシリンダー

 

KTM リヤブレーキキャリパー&ローターです。KTMはスリットがありませんね。
スリット無しはウェットに強いローターです。

 

≪外装関係です≫

HQVのフロントフェンダーにはハスクバーナのロゴがインモールで入っています。


KTMのフロントフェンダーは全てデカールになります。プロテクションシートとして
傷の防御も出来ますが、剥がれ易いのも欠点ですよね。

 

KTMのライトカウルです。

 

HQVは無地になりますので、チョッと寂しい感じがしますよね!ゼッケンシートを
貼っても良いかも知れません。

 

HQVのシュラウドで、右の部分はインモールで剥がれません。

 

HQV ここの部分はデカールになります。

 

KTM この部分はデカールです。

 

KTM ここはインモールなので剥がれません。

 

KTM インモールです。

 

KTM デカールになります。

 

HQV サイドはこの部分にしか色合いがありません。デカールです。

 

KTM この部分はインモールです。

 

KTMこちらがデカールと、KTM色々と混在しているので交換する時に部品点数が多いですね。

 

HQV インモールロゴになります。

 

≪サブフレーム≫

HQVはカーボンコンポジットを採用して、KTMのアルミと比較すると強度はありますし、
曲がらない事になっています。ただし大きな入力に対して、他の部分にダメージを
受けるケースもありますよね。でも最先端の素材です!カッコイイ!

 

KTMはアルミを使用していますので、衝撃には弱いですが、ダメージを最小限に
抑える事が出来ます。

 

≪リヤスプロケット≫

KTMはハイブリットタイプの外側がスチールで強度を保ち、内側がアルミの素材で軽量化

 

HQVはブラックのアルミ製です。 丁数は一緒です^_^。

 

≪メーター≫

KTMのメーターは昔ながらのRallyメーターで、機能的にはとても多く備わっています。

 

HQVはシンプルなデザインで、KTM程では無いですが、トリップの調整減算加算もOK

 

KTMのディマースイッチはHQVに比べ進化版ですね。

 

HQVは少し古さを感じるディマースイッチ...(>_<)

 

≪トリプルクランプ≫

KTM/HQV共にアルミの削り出しを採用!色がオレンジで鮮やかですが、色あせもありますね。

 

HQVのトリプルクランプ。もちろん削り出しです。ブラックアルマイトは強いですね。

 

≪チェーンガード≫

KTM/HQV共に大きな違いは無いですが、HQVはオプションでもう少しブルーが濃い色の物が
あるので、もしかしてKTMはオプション品の方を採用しているのかも知れません。

 

HQVは発色が鈍いんですよね!^_^

 

そして足付き性ですが、

HQVはとても付き易くなりました!950mmで更に沈み込みがあって安心感があります。

 

KTMは跨ぐ前から少し気合いを入れないとなりません。960mm沈み込みも新車だと少な目です。
シートの座り心地はKTMかなぁ・・・。丸っくってお尻に優しい感じがします。(^^ゞ

 

という感じです。何となく参考になりましたか!?

後は実際に走行しないと分からない部分が多いかと思いますが、EDレーサーとしてはKTM、ハードED系は
Husqvarnaをイメージしても良いかも知れませんね。

この2台の2サイクル2020年型にご興味がある方で、迷っている方は是非YOYO迄足を運んで下さい!
Husqvarna TE250i はそろそろ最後の販売タイミングになって来ましたので、TE250iに興味がある方は
お早目にお声掛け下さいね!YOも欲しい~と思っているところです。。。(笑)お待ちしていま~す!^_^

 

 


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