1月30日(木)
伝統的な衣生活にみる「もったいない」について・・・・・
「もったい」とは古くは「物体」と書いていた。
物が本来もっている価値を「もったい」と呼んでいた。
まっとうできないで、中途半端にうち捨てられるときに「もったいない」という。
日本天台『草木國土悉皆成仏』の思想からきているらしい。
動かぬものも、物言わぬものも、
どんなものも全て仏となる性質を持っている。
故に、なにも粗末にしてはならぬ。
by 今読んでいる本より
そうは言ってもね~~~
今の時代、布一枚も、不用だったら、それは不用なものだし、不用品回収に出すし~~
大罰当たりだわ!!
何年も前の洋服も「高かったから、捨てるのもったいないわ~」
そう言いながらも絶対もう袖を通すこともない。
自分が一番分かっているからね。流行遅れってことを
着物にこころをこめて縫い上げていた古き良き時代があった。
幾度と仕立て直しを繰り返していた時代があった。
今は消費するだけで、使いまわしはないものね。
こころさびしい時代かもね?