あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

もったいない

2014年01月30日 | 感じたままに

1月30日(木)

 

伝統的な衣生活にみる「もったいない」について・・・・・

 

「もったい」とは古くは「物体」と書いていた。

物が本来もっている価値を「もったい」と呼んでいた。

まっとうできないで、中途半端にうち捨てられるときに「もったいない」という。

日本天台『草木國土悉皆成仏』の思想からきているらしい。

 

     動かぬものも、物言わぬものも、

     どんなものも全て仏となる性質を持っている。

     故に、なにも粗末にしてはならぬ。

                        by  今読んでいる本より

 

そうは言ってもね~~~

今の時代、布一枚も、不用だったら、それは不用なものだし、不用品回収に出すし~~

大罰当たりだわ!!

 

何年も前の洋服も「高かったから、捨てるのもったいないわ~」

そう言いながらも絶対もう袖を通すこともない。

自分が一番分かっているからね。流行遅れってことを

 

着物にこころをこめて縫い上げていた古き良き時代があった。

幾度と仕立て直しを繰り返していた時代があった。

今は消費するだけで、使いまわしはないものね。

こころさびしい時代かもね?

 

 

コメント
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