雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

熱帯魚/吉田 修一

2008-02-29 | 小説
『熱帯魚』『グリーンピース』『突風』

 三つの中、短編を収録した一冊です。


 やっぱ、いいですね吉田修一氏。

 読後はなんだか自分のあまり触れられたくはない箇所を柔らかくツンツンと突かれているような、ゆるい痛みを感じてしまいます。それが嫌な痛みではなくて、自分自身の隠していた部分を垣間見てしまって、照れ臭さというか、居心地悪さというか、でも「参ったなぁ」と苦笑いしてしまうような・・・上手くは説明できないけれど、他とは違った清涼感を味わえます。

 また一人、いい作家さんにめぐり会えたなぁ、って気持ちです☆
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古いラジカセ

2008-02-28 | 雑記
 ウチにあるMDコンポは十年くらい前に買った代物で、5~6年前にMD機能がイカレた。

 その後テープ機能もイカレて、CD、ラジオだけでしばらくやり過ごしていた。

 そんな折、(たしか3~4年前)粗大ゴミで捨ててあったMDラジカセを拾ってきて、これが、CD機能はOK。MD機能は再生はできるが録音はできない。テープ機能は、調子のいい日はなんとかOK。ってな具合の代物だった。

 とりあえず、一通りのソフトは聴ける日々だった。しかし、録音はできない日々・・・。

 だが、やがてパソコンの購入に伴い、CD-Rという手段を手に入れる。しばらくはソレで録音をしていたが、2年前くらいから調子が悪くなり、今ではサッパリ、我が家にて録音の術が絶たれる。

 そんなこんなだが、ソフトはある。ホント、いっぱいあるんだ。めげるな!今まで録音してきた数々の音源を噛み締めろ!ってな具合で、半分イカレたコンポと、拾ってきたラジカセで、日々を過ごしてきた。

 しかしそれらも、次第にままならぬ様相を呈してくる。

 まずは、ラジカセのテープ機能に調子のいい日がこなくなる。

 次に、コンポのCD機能が、普通のCDなら再生するも(しかし必ず音跳びアリ)録音したCD-Rは再生しない、する気がない。

 でも、まだ大丈夫。ラジカセでならどちらのCDもOK!(音跳びナシで)

 そんなこんなで、いつの間にやら、コンポのCD機能が完全アウト。この時点でコンポはラジオのみ・・・。

 さぁ、もはや頼りは拾ってきたラジカセのみだー。

 ・・・・・・・・・・。

 んで、今日、ラジカセのCD機能もアウト!わははは。。。

 ・・・・・・・・・・。

 さて、どうしましょ?

 CD、聴けますよ。車ん中で、、、まぁ、家でも、最悪テレビつけてDVDデッキに挿入すりゃあ、ね。でもね、そんなのめんどくさいんだよ。

 ちょっと複雑になってきたんで、ここでおさらいしておきましょう。

 コンポ・・・ラジオのみ。ラジカセ・・・MD再生のみ。

 さて、どうしましょ?

 どうしたと思います?

 あのね、とりあえず自棄のヤンパチ状態でコンポ分解してみましたー♪

 で、お約束どうり、どうにも元に戻らなくなって、完全にアウト!ハイ消えたー!

 ・・・・・・・・・・・・。 

 そんなカンジで、泣きながらコンポの残骸を後始末していたら、フト、脳裏を過ぎったモノが。

 それは、結婚したときに妻が持ってきた小さなCDラジカセ。

私「オイ、あのラジカセ、まだあったよな?」

妻「あるよ、押入れの中」

私「あれって、壊れてるんだっけ?」

妻「いや、テープがちょっとオカシイくらいでCDは大丈夫のはず」

 早速、押入れの中をガサゴソと・・・あったあった。

 電源、オーン!CD、ガッチャンコ!←あっ、これね、「ウィーン」って挿入するヤツじゃなくて、あの上についてる扉みたいなの開いて「ガチョ」って置くタイプのヤツなんだわ。

 よし、再生!

 ふぉぉぉぉ・・・鳴った、鳴ったよ!

 CD、復活。

 ものは試し、テープもガッチャンコ!←あっ、これね・・・・もういいですか?

 ふぉぉぉぉ・・・鳴るじゃん、鳴るじゃん!

 テープ、復活!

 あまりの嬉しさに、しばらくテープでマドンナの『LIKE A VIRGIN』に聴き入ってしまいました。


 さて、それではおさらい。

 現在、我が家で聴けるソフトは?

 拾ってきたラジカセ・・・MD。

 妻のラジカセ・・・CD、テープ。

 完璧じゃん・・・なんか、古いラジカセの小さいスピーカーから聴こえてくる音も、なかなか味があっていいもんだな、、、いや、強がりなんかじゃ、ない、よ・・・。

 あっ、でも、録音はやっぱ無理だと。


 まぁ、聴けるだけ良しとしておこう。


 ちなみに、部屋の片隅にラジカセが二つ並んでいる光景ってのは、なんだか妙な具合でございます♪
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たぶんケンカを売られた

2008-02-26 | 雑記
 いつものように本を読んでいたら、妻(映画も小説もまるで興味のない人間)が、

「そんな作り話、おもしろいかぁ?」

 と、軽く訊ねてきやがった。

「作り話だからおもしろいんだろうがっ!」

 と、言おうとしたが、このバカに本気で反論しても時間の無駄だと思い、無視して本を読み続けた。

 きっと、こういう積み重ねで夫婦の間に溝が出来ていくのだろう。

 まぁ、私たち夫婦はとっくに奈落の底くらいの溝が生じているので、どうでもいいことなのだが、ときどきこのバカはその奈落から顔を出して一々、気に障ることを言うので手に負えない。

 たぶん、かまって欲しいのだろうが、私もいい大人なので、そうそうケンカを買ってばかりはいられない。

 い、いや、決して怖い訳では、ないのだ。。。
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夜想/貫井 徳郎

2008-02-26 | 小説
【名作『慟哭』から十四年。ふたたび<宗教>をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨編。】

 そんな帯句に惹かれつつ、読みました『夜想』

 なるほど、フィクションとだとは思いつつも、新興宗教の立ち上がりって実際こんな感じなんだろうなぁ・・・と思ってしまうほど、序盤、中盤とかはそのリアルさにグイグイ引き込まれ、かなりハマりこんで読み進められましたが、、、最後はなんだか肩透かしをくらった感は否めません。
 たぶん、上記の【名作『慟哭』から十四年。】ってので期待しすぎてしまったからでしょう。フツウに、とんでもないどんでん返しとかを期待していましたから・・・。
 でも、そういうのは、なかったんですね。あくまで<宗教>、いや、魂の救済というか、不幸のどん底から如何にして立ち上がってゆくべきか、というようなことに重点を置いていたんですね。そういう観点から読んでいるとかなり意味のある小説だと思うんですが、ミステリ的観点から読むと・・・ラストは煮え切らない思いが募ります。
 これが、まぁ、そんじょそこいらの作家さんならこれで良し、でしょうけど、なんたって『慟哭』の貫井徳郎ですよ、そりゃあ期待してもしょうがないでしょう!

 ホント、途中までは凄く興味深いし、面白いし、寝る間も惜しんで読んだんです。どんでん返しとまではいかなくても、もう少し他の終わり方があってもいいような・・・そんなことを思ってしまうのは贅沢なのでしょうか?

 まぁ難しいですよね、ミステリ小説って。

 そしてどうしようもない我儘な輩ばかりなんですよ、ミステリファンって奴ぁ・・・。
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ザッツ監視社会

2008-02-23 | 雑記
 今朝、ごみ捨て場にごみを捨てにいったら、ごみ捨て場の片隅に監視カメラが設置されていた。

 それがなんと、通常、上部に設置すると思われる代物が、地べたにドーン。

 扉を開けた瞬間ソレを目の当たりにしたためか、思わずのけ反り、辺りを見回す。
(自分でもこの行動は謎だ)

 な、なんだ!捨てちゃダメなのー?

 とか思いながら、スッと横を見るとごみが山積み。

 ホッ…ってか、みんな監視カメラに気を遣って、なんだか左手山側雪崩寸前♪

 とりあえず、そーっと我が家のごみも重ねて、置く。


 そういえば最近、他所からごみを捨てにくる不貞の輩がいる、とチラホラ耳にしていたが、ついに監視カメラ設置か…。

 これでこのマンションには、駐車場、駐輪場、郵便受け、玄関、エントランス、エレベーター、そしてごみ捨て場と監視カメラが設置された訳だが、果たして、真に稼動されているのは、どれとどれなんだろう?

 などと思ってしまったが、もちろん全部稼動していなきゃダメなんだよな。


 外部の不正は疎か、内部の不正も許さない!そう、それが、ザッツ監視社会!
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CHILDREN'S WORLD

2008-02-21 | 雑記
 カミさんの友人(Mさん)の息子(小学一年)が、最近自分の貯金箱からコッソリお金を抜き出して遊びに出かけるので、不審に思ったMさんが子供らの遊び場に確かめにいったところ、どうやら息子は数人の同級生たちにお菓子などを奢り、それでもって仲間に入れてもらっていることが発覚した。

 Mさんはその場で子供らを窘めたのだが、子供ら曰く、「自分たちがおごらせたわけではない」「こいつが勝手に持ってくる」などと言う。

 息子に問いただすと「おごってあげれば遊んでくれるから・・・」と。

 もちろん、「そんなもので遊んでもらおう」「それなら遊んでやる」などという行為からは本当の友達など出来やしない。それは、大人の私たちなら充分に分かっているし、なんとも愚かな行為だと、すぐさま判断できる。
(まぁ、判断力、想像力に欠けているバカな大人もわんさかいるけどな。そういう輩は大人と見なさない)

 しかし、いかんせん小学校一年のガキンチョどもだ。まだまだ世の中の常識はおろか、物事の善悪などあやふやだ。
 そう、それらの良識というのを教えていくのが親であり、大人であり、社会である。その教えるべき親、大人、社会が良識からかけ離れつつある、という問題は、まぁ、長くなるので一先ず置いといて・・・。

 とにかくMさんは、良識ある親として、大人として子供らに教え諭してきたらしいのだが、あまり自信がないのだと言う・・・。

 確かに、まだ小学一年生のチビジャリどもに、「真の友情」云々を説いたとて、寝小便でもすりゃあ忘れてしまうであろう。まったくもって、教育とは一筋縄ではいかないものである。


 と、この話をした妻が私に意見を求める。

妻「どうよ?」

私「うーん、、、ホントの友情ねぇ・・・」

妻「やっぱまだ小さいし解かんないよねぇ、せめて小三とか小四くらいにならないと、かなぁ?」

私「そうだなぁ、それなら『キン肉マン』を読ませればいい」

妻「・・・・・・」

私「あと、、、『魁!男塾』もオススメだな、うん」

妻「・・・・・・」

私「いや、マジで」
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ガール/奥田 英朗

2008-02-21 | 小説
 三十代、働くガールたちの一読の清涼本。

 そんなカンジでしたね。

 毎度のことながら、奥田氏の作品は途中、毒を吐きながらも最後はホントに清々しい気持ちになれるという、なんとも安心感に満ちた作品が多いですね。

 今回の五つの短編も、途中ハラハラさせつつもラストには「明日からもがんばれる、がんばってみるかー」そんな柔らかさが用意されていて、思わず微笑んでしまいます。

 いつもの奥田節は健在ですが、今回、流石に『ガール』が主題とあって、下ネタがなかったのが、ちょっと、淋しい・・・。

 でもでも、とても元気がでる短編集。サラッと読めるので、なんだか疲れているソコの貴女にオススメです☆
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終末のフール/伊坂 幸太郎

2008-02-21 | 小説
 小惑星衝突で、世界の終わりまであと三年余り・・・そんな世界での日常の中で「生き続ける」ということの意味を描いた連作短編集。

 これは、あれだな。伊坂幸太郎、ミステリ作家の域を超えたな。

 以前からそういう節(生きる道、みたいな?)はチラホラと垣間見えていたけど、この作品に至ってついに、それ(生きる)を主題にしてきたなー、と感じた。

 とはいえ、そういう(生き死に)話のわりには、切羽詰まってたり、押し付けがましい教訓とかをグダグタ書いていなくて、ともすれば平穏な日常の会話のような雰囲気が漂い、いつもの伊坂節が流れていて、それでいて登場人物たちの一言にズドンと底深い気持ちが宿っているという・・・・やっぱ、天才だな。この人。

 とりたててミステリー的要素もなく、いつもの伏線オンパレードとかもないけれども、それぞれの話で他の話の人物が交差しているのは、やっぱオモシロい。

 表題作『終末のフール』他、『太陽のシール』『籠城のビール』『冬眠のガール』『鋼鉄のウール』『天体ヨール』『演劇のオール』『深海のポール』と、このタイトルだけでもワクワクしちゃいました。


 生き続ける事は、大変だけど、大切なことなんだよ。
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水汲み奔走列伝

2008-02-17 | 雑記
 我が家では飲料水を毎週日曜日の朝、山まで汲みに行っている。

 もちろん、水道水が飲めない訳ではないが、なんとなくマンションの水道というのは、イヤだ。だからといって毎回買うのもアホらしいし、何より、小一時間ほど車を走らせれば、そこには壮大な自然がもたらす連峰白山の伏流水が溢れ出ているのだ。これを活用しない手は、ない。

 そんな訳で、今日も今日とて朝の八時に出発した次第。(妻同伴)

 が、この記事の一つ前の写真を見てもらえば分かるように、そこは雪山・・・いつもの水汲み場「弘法池」というところなのだが、なんとも素敵に積雪五、六十センチ。それでも用意してきた長靴に履き替え、あたふたと水汲みの場へ。そして、いざ、蛇口を捻ると、凍結・・・。だみだこりゃ。

 が、しかし、そこは偉大な白山連峰のお膝元、水汲みポイントは数々点在しているのだ!

 そこで、次に目指したのは私の勤める会社の社長から教えてもらった「穴場なポイント」に向かってみた。そこは初めて行く場所だったのだけれども、「スキー場の近くなのですぐに分かるよ」という話だったので、大方の場所は見当がついているので、すぐさま向かった。

 が、そこはそれ、シーズン真っ只中だ。道中やたらスキー客の車が多くて、しかも近辺に着くも、その場所が見当たらない。
 ここまでおよそ二十分ほど・・・。
 しょうがないのでスキー場の駐車場整理をしている若いオニィチャンに「この辺に水汲み場があるって聞いたんですけど・・・」と訊ねてみた。
 すると、「あぁ、それだったら、ホラ、あそこの白い建物の横の細い道を入っていったところっすよ」と、指差された方角を見ると、スキー客がわんさかと・・・。
 一瞬たじろぎながら「この雪でも、入っていけますかねぇ?」と道路脇の余裕で一メートル越えしている積雪を見やりながら訊ねれば、「いやぁ~そこまでは分かんないっす」

 ・・・・・・・。

 そ、そうですか、ありがとうございます・・・そう言って、来た道を引き返しました。いくらなんでもあの人だかりの中をグイグイ進んでいく根性は見当たりませんでした。

 しょうがないので、とりあえずいつも地元の新鮮野菜を直売しているお店へ行くことにしました。そこまで戻ること、およそ三十分・・・。

 そこで何気に近隣地図を見ていたら「延命水」と書かれた場所が。ここから程近そうだったので、店員のオバサンに「この『延命水』って、汲めるんですか?」と訊ねると、「あぁ、そこはあんまり・・・」と、何やら言葉を濁す。続けて「それより、最近はこの『地蔵水』ってところが流行ってますよ」と、「延命水」とは逆の方角に記されている「地蔵水」を指差す。
 いや、流行ってるって(笑)・・・などと軽く心の中でツッコミながらもオバサンの説明を聞き、
「遠いですか?」
「いいえぇ、ここから車で二、三分くらいのところですよー」
「じゃあ、行ってみます」
「お気をつけて」
 そんな会話を交わし終え、いざ、「地蔵水」へ!

 ・・・・・・あれ?

「もう、五分くらい走ったよなぁ・・・?」と妻に問えば。
「なんか、すでに集落通り越して、この先なにもなさそうだけど・・・」と一面の銀世界を見渡し不安が過ぎる。

「も、戻るぞ!」

 昨夜観た『バベル』の途方もない砂漠のシーンが脳裏を過ぎった私はすぐさまUターンを決めた。

 程なく戻ると家の前で明らかに己の背丈よりも高い積雪をサッサと側溝によかしている齢80過ぎと思われるオジィチャンがいたので「地蔵水」の所在を訊ねてみる。

「あぁー、そりゃあ、バックだバック!もう一つ前の集落と集落の間になぁー・・・」そう言いながら積もった雪に人差し指で地図を描き始める。
 す、すまん、オジィチャン。大変分かりやすいんだけど、ツッコミどころが多いって(笑)と内心笑いを堪えつつ、「あぁ、そうですか、あぁ、分かりました。どうも、ありがとうございます」と満面の笑みを湛えその場を辞去した。

 オジィチャンの分かり易い説明のおかげで、すぐに「地蔵水」を発見したのだが、これがまた、民家のすぐ脇からジョボジョボと溢れていて、一見するとその民家の生活排水のように見える代物・・・・でも、先客がいて余裕で汲んでいるし、ここだよなぁ。

 私と妻は顔を見合わせ、「どうする?」「どうする?」と牽制し合う。

「やめとこう」私がキッパリ言うと、「だね」と妻も納得。

 そんな訳で、今日は水汲み出来ませんでした。まぁ、家にはまだストックがあるので、余裕なのです。

 帰りの車内で、「明日、仕事の帰りにお宮さんで汲んでくるよ」

 力なく私が述べると、妻は当然の如く「よろしく」

(ここで説明しよう!『お宮さん』とは私の仕事場のすぐ近くにある神社のことで、ここにも滾々と白山系伏流水が溢れ出ているのである!そう、最初からここに行けばなんの問題もなかった、という話なので、ある)


 

 おまけ。。。『秀さんを探せ!』↓

          
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雪葉

2008-02-15 | 雑記
 いまが見頃です。




 とくに気温の低い朝が見頃です。




 まぁでも、とにかく寒いです。

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パレード/吉田 修一

2008-02-15 | 小説
 ここ最近、吉田修一氏にハマってます。

 と言っても、これが三冊目だったか?でも、とりあえずその三冊の中で、コレがいちばん好かったー。

 まぁ、ぶっちゃけ青春小説なんですがね、んで、ぶっちゃけ青春小説好きですがね、これはイケるよー!いや、ヌケるとかそんなエロい意味ではなくてな、なんていうか、おざなりな青春の柔らかい部分というか、腑抜けた部分というか・・・あんまり解かりたくないんだけど、解かっちゃって、ちょっと見えない部分を抓まれて、適度な痛みを感じるっていうか・・・まぁ、何言ってんだかさっぱりワカランでしょうがね・・・。

 とにかく、文学新人賞やら芥川賞やらの受賞者にしては、すごく読みやすい文章なんで、世俗的で下世話なオイラでもスラスラ読めるんで、とても良いんです。

 この作品は山本周五郎賞だったっけか?まぁ、なんたら賞はこの際関係なく、この本は自分の中に深く刻み込んでおきたいな、と思った一冊でした☆
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オロロ畑でつかまえて/荻原 浩

2008-02-15 | 小説
『ライ麦畑でつかまえて』と『かもめのジョナサン』の区別がつきません。ってか、どっちも読んでないんだけど(ざっはっはっ!

 それはともかく、荻原浩氏のデビュー作(?)『オロロ畑でつかまえて』を読みました。

 ここ最近、とかく荻原氏の作品にハマっちゃってます。

 最初に読んだのが『明日の記憶』だもんで、けっこう真面目な人なんだろーなぁ・・・と、思っていたんですが、何冊か読んでいくうちに、その見解がズレてきて、わぁ、とんでもなくオカシイ人(良い意味で)なんだー、ってことが分かってきました。
 で、この作品。最初っからコレ読んでりゃ見解の相違はなかったんだなー、ってとこですね。

 ホント、気持ちよく笑える一冊でした☆
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失踪症候群/貫井 徳郎

2008-02-15 | 小説
 ときどき、失踪したくなります。理由は、訊かないで・・・。

 
 さて、それはいいとして、貫井徳郎氏の『症候群三部作』一発目『失踪症候群』を読みました。

 話の半分は登場人物の紹介で進んでいって、さぁ、捜査だ、やれ、思わせぶりな家庭環境や、刑事を辞めた過去やらなんやかや・・・で、散々盛り上げといて、意外とちんぽ、、、すまん、陳腐な結末だったよー。

 これはあれだな。次の『誘拐症候群』の布石なんだよな?そうだよな?次はきっと、とんでもないどんでん返しとか、前人未到のトリックとか、あるんだよな?
 
 そうでも思わないと、これ読んだ時間が無駄に感じられてしまいます・・・。

 次に期待!
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義理と人情

2008-02-14 | 雑記
【義理】・・・世の道理。

       人として行なうべき道。

       交際上などの関係から、嫌でも他人にしなくてはならない事。


【人情】・・・人としての自然にそなわっている、心の動き、特に愛情、情け、思いやり。



 どちらにしろ、似たようなものかもしれないが、『義理チョコ』より『人情チョコ』ってほうが、いいかも?


 いやまぁ。もうすでに、この日に浮き足立ってソワソワすることなんぞなくなってしまった、枯れ果てた男の戯言だと思ってくだせぃ・・・。
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ハイファイ・ローファイ

2008-02-13 | 雑記
 今朝、ワイドショーでやけにハイテンションな彼女を見た。

 なんだ?排卵日か?
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