雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

オナニーの神様

2009-10-31 | 雑記
 ウチはパソコンのあるリビングと寝室がちょっと離れている。妻は夜10時を過ぎると早々眠りにつく。彼女は寝ちゃうと、もう起きない。たまに小用で起きてくるけれど、トイレは寝室の前なので顔を合わせることはない。だから、妻が寝てしまえば私の天下なのだ。

 それが先日の夜半、どうしたワケか突然、妻がリビングに現れた。なにやら寒かったらしく、寝ぼけ眼ながらも羽織るものをとりにきた模様。

 いつもならその時間帯は、ヘッドホンをかましてエロ動画でシコシコやっている頃だったのだが、そのときは珍しく、本当に、珍しく、小説の執筆に勤しんでいた。おかげで哀れな、というか最悪の姿を妻に見られることはなかった。

 しかし、見られてないのに心臓がドキドキしてた。「ど、ど、どした?」とか不自然にどもったりしてた。でも、とっさに体を傾けてパソコン画面を誇示することは怠らなかった。なんせ、いつもは裸のおねぇちゃんが喘いでる姿ばかりの画面だが、このときには文字の羅列しかない。
「オレは夜毎、真面目に小説を書いているのだよ」そう、誇示した。

 妻も寝ぼけ眼ながら「ああ、真面目にやってるな」と思った、と思う。

 妻が去った後、私は高鳴る胸の鼓動を抑えながら感謝した。

 オナニーの神様どうもありがとう、と。(広瀬香美っぽく
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ネタに詰まるとシモに走るのは自分の好くない癖だと思います。

2009-10-28 | 雑記
 先日観賞したAVに、もの凄いチンコの男優さんが出てた。

 なにが凄いって、こうブリーフ下ろしたら

「バチーン!」

 て、チンコが下腹に

「バチーン!」

 て。


 なんかもう、女優さんよりソッチに圧倒されちゃって……。


 自分も負けじとチャレンジしてみても「ふにゃん」てなって下腹空振りして太ももに「ぺし」て当たるくらいだし……。


 まあ、ヤルこたぁヤッたんだけど、ああいう、お客さんを自信喪失させるようなチンコは如何なものかと思う。

「バチーン!」

「ぺし…」
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『うぶ毛のヴィーナス』をケータイの待ち受け画面にしている人って何人くらいいるのかな?

2009-10-27 | 雑記


 とりあえず、一名。
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まきちゃんぐ

2009-10-25 | 音楽
 映画『青い鳥』を観た。映画については、どーでもいいや。やっぱ原作のほうが断然いいから。(重松清著『青い鳥』)

 でも、主題歌はハンパなかった。主題歌で、泣いた。






 オープニングテーマの『鋼の心』も、これまたグッとくる。










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心意気

2009-10-24 | 友人
 39歳にして、人生初のパソコン購入を果たした友人。

 未知の箱を手にして三日目、キーボード操作もままならないのにそれでもブログを起ち上げたその心意気や、あっ晴れ!

 彼の生き様を、とくと御覧あれ。

『本と映画、ときどき日常』

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人体実験の結果

2009-10-24 | 雑記
http://blog.goo.ne.jp/washiyakazuya/e/94319d3860d792730080fcb00fba5c1e
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同時多発的に

2009-10-22 | 雑記
 今日は友人からのメール、母からのメール、そして兄からも、まさに相前後してメールが届いた。

 兄からのメール↓

≪しじみエキスって二日酔いにならんらしい今うんと酒飲んで試してるわ 明日の朝楽しみや


 朝にならなくとも、私にはこの人体実験の結果は見えている。
 
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読書感想文

2009-10-22 | 雑記
 先日、母の誕生日に本を贈った。東野圭吾の『手紙』と重松清の『その日のまえに』を。まぁ、ウチの本棚にあったやつなので、なんとも安上がりなプレゼントだ。

 で、『手紙』を読み終わったようで今日、その感想が長々とメールで送られてきた。

 それが、オレなんかよりよっぽどちゃんとした読書感想文だった。

 少し気を引き締めなくてはな……と思った。
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頼まれました

2009-10-22 | 友人
 友人が、39歳にしてようやくパソコンを購入した。昨日からはじめたばかりであれこれとやっているようだ。(真っ先に「佐々木希」を検索したらしい)

 そんな彼からメールが届いた。

≪ブログ、早く更新してくれ≫

 と。

 なんでも、当ブログをお気に入りに追加してくれたらしいが、如何せん更新がされてないんで果たしてちゃんとお気に入りに登録されているのかどうか? 不安であるらしい。
 
 まあ、そんな心配はいらないと思うが、そういうわけで今日は頑張って更新してみた次第だ。



 どう? 大丈夫だろ?
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新参者/東野 圭吾

2009-10-22 | 小説
 傑作。いやホント、久しぶりに「東野圭吾やるじゃん」と思った。

 最近流行の連作短編(流行ってるよね?)で、ひとつひとつは地味な話なんだけれど、それらが緻密に繋がっていて、ついには事件が解決していく。言ってしまえば伊坂幸太郎っぽいな、ってとこだけど、そこは御大東野圭吾。読ませる力がもの凄い。これ読むと最近の作品(パラドックス13、とか夜明けの街でなど)はいかにも書き散らしているだけだろ、って。

 ガリレオの膝の上で胡坐をかいてるだけじゃ、やっぱ駄目なんだよ。

 エンターテイメント性は薄いけれど、昨今の文芸ミステリーには呼応している感じ。でもなんとなく、「湯川」の次は「加賀」という思惑が見え隠れしているように感じるのは私の穿った見方だろうか?

 ともかく今作は、久しぶりに面目躍如といった具合の傑作でした。
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用もないのに/奥田 英朗

2009-10-22 | 小説
 北京、ニューヨーク、そのへん……に、腰の重たい奥田氏が出向いた模様を軽快な毒舌口調で綴るエッセイ集。

 前半は「野球篇」。北京オリンピックでの星野ジャパンを存分にこき下ろしてる。ちなみに私は野球にはこれっぽっちも興味がないので、読むのがかなり苦痛であった。
 ニューヨークでは一応メインはヤンキース松井だが、こちらはニューヨークの色々も描かれていて面白く読めた。
 で、仙台。これは楽天イーグルスネタ。やっぱり私は野球に関心が持てない。

 後半「遠足篇」は、最高。まずは苗場のフジロック。これはやっぱり、なんといっても音楽ネタなので飽かずに読み進められたし、爆笑もした。
 その後、愛知万博、富士急ハイランドではもう奥田節全開。こういうエッセイが読みたかったんだよ。

 最後は四国でお遍路。本当の目的は讃岐うどんなのに、お遍路させられてる姿がいじましい、一応直木賞作家なのに。

 ともあれ総合的にみて、「ビールばっかり飲んでやがんなー」という感想をもった。
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花と流れ星/道尾 秀介

2009-10-15 | 小説
 真備シリーズ短編集! ってか、そのシリーズ前二作読んでねーや(笑
 
 まさかそんなシリーズがあったとは……だけど、読んでなくても別段問題なかったや。ほどよく人間関係も説明されてたし。

 さて、道尾秀介の短編といえば、やはり思い出されるのが『鬼の跫音』。これがすこぶる好かったもんで、今回もかなり期待していたんだけど、期待からいくと残念だった。期待なしで読めば、それなりだったんだと思うけど、それとも「真備シリーズ」読んでたらもうちょっと楽しめたのか? いずれにしろ、いまひとつな感じだった。それでも「ホロリ」とくるところもいくつかあり、そこはやっぱり道尾秀介だなぁ、と思えて好かった。

 やっぱ前作も読んでおくべきだな、こりゃ。
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プリズン・トリック/遠藤 武文

2009-10-15 | 小説
 第55回江戸川乱歩賞受賞作。

 まあ、ツッコミどころは多々あるが、新人なんだしいいじゃないか。そんな感じだ。

 でも、それにしてもだ。『密室』の理由が陳腐というか、いいかげん過ぎて、ツッこむ以前に、笑ってしまったことだけは記しておこう。
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横道世之介/吉田 修一

2009-10-15 | 小説
 これはおもしろかったなぁ。主人公「横道世之介」の上京物語、なんだけど時代が80年代ってのが、いいなぁ。ケータイとかない時代。あの頃は、今みたいにせせこましくなかったんだ。て、オイラは'74年生まれだから青春時代は90年代になるんだけれども、少なからず80年代の匂いも嗅ぎとっているから、やっぱ郷愁を覚える。
 その時代設定もさることながら、主人公「世之介」の人柄、というか性格。が、いい。特に、ヒーローとかではない。いうなれば、ふつうの人。だけど、なんだか、ふつうがとても心地良い。たぶん「のび太」が大学生になったらこんなカンジ? 違うか? まあ、とにかく、そんな世之介の周りに集う人たちもまた、その世之介の魅力のない魅力に、気付かないうち惹かれていく。読んでるこちらも惹かれていく。稀有な存在だ。
 そして合間合間に挿入される世之介とかかわった人たちの二十年後の話。そこから明らかになってくる現在の世之介。このへんが実に巧い。そして……。

 本当に、魅力溢れる横道世之介の世界に、読み終わったあともしばらく呆然と浸ってしまいました。
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気がつけば、秋

2009-10-14 | 雑記
 更新を怠っていたら、いつの間にか秋真っ盛りですな。周囲では金木犀の香り漂い、朝は肌寒く、日が暮れるのも実に早くなってきましたな。
 
 さて、だからと言って、とりたてて何かがあるわけでもないのですが、久しぶりに更新しようかと思いました。

 とりあえず、思うことは、今年は柿の生りが少ないなぁ、ってことくらいですかね。
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