先日 文学座の「アラビアン・ナイト」を見ました。
これは、「大人も子供も楽しめる演劇」をコンセプトにした
少し平易な言葉でつづった演劇ということもあり、
観客も子供さんが多く見受けられました。
中央には大きな周り舞台があり、その周りで『王の寝物語』を語る話と
その中で語られる物語とが、シンクロすると言う構成で、非常に
スピード感あふれる演出でした。
それに、まあビックリしたのは役者がだれもかれも非常にトレーニングされていて
さすがに文学座の、劇団としての実力の高さを感じました。
役者では特に女優さん 名越志保・目黒美奈・山田里奈氏
男優では木津誠之氏の好演が光りました。
特にパワー派の目黒さんと、可憐な山田さんのコンビは非常に充実していました。
ただ、演出家として、誉めるばかりでなく、考えるところもあるとするならば、
例えば、現実の寝物語のところはモノトーンで、物語はカラーでというところを
もっともっと推し進めて、色の布・幕・背景などを使って『物語の世界の中に
真実がある』というところを推し進めた上で、王が改心するところで
その色幕を象徴的に使って、王の内面を表現してもいいかと思いました。
とにかく役者がしっかりしているので、別に何も無くても見られるいいお芝居だったのですが、
それだけじゃあ、演出家としては面白くないでしょう。
これは、「大人も子供も楽しめる演劇」をコンセプトにした
少し平易な言葉でつづった演劇ということもあり、
観客も子供さんが多く見受けられました。
中央には大きな周り舞台があり、その周りで『王の寝物語』を語る話と
その中で語られる物語とが、シンクロすると言う構成で、非常に
スピード感あふれる演出でした。
それに、まあビックリしたのは役者がだれもかれも非常にトレーニングされていて
さすがに文学座の、劇団としての実力の高さを感じました。
役者では特に女優さん 名越志保・目黒美奈・山田里奈氏
男優では木津誠之氏の好演が光りました。
特にパワー派の目黒さんと、可憐な山田さんのコンビは非常に充実していました。
ただ、演出家として、誉めるばかりでなく、考えるところもあるとするならば、
例えば、現実の寝物語のところはモノトーンで、物語はカラーでというところを
もっともっと推し進めて、色の布・幕・背景などを使って『物語の世界の中に
真実がある』というところを推し進めた上で、王が改心するところで
その色幕を象徴的に使って、王の内面を表現してもいいかと思いました。
とにかく役者がしっかりしているので、別に何も無くても見られるいいお芝居だったのですが、
それだけじゃあ、演出家としては面白くないでしょう。
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