疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

81年の世界最強タッグ 決勝戦

2004年08月25日 03時20分20秒 | プロレス
80年代のプロレス史を紐解く上で、避けては通れない大事件が、1981年の12月 全日本プロレスでの世界最強タッグリーグ戦 決勝戦 ファンクス対ブロディー・スヌーカ戦ですね。

この試合は、ブロディー組の入場時に白いテンガロンハットの
大男が見えて、倉持アナが「あ、ハンセンですよ、ハンセン!」
と実況した、スタン・ハンセン乱入の試合でした。

とにかくその前の週まで、最大のライバル アントニオ・猪木との死闘を演じていた金看板が乱入したのです。日本テレビで
「アントニオ猪木」という単語を聞くだけでも、放送禁止用語を聞いてしまったようなタブー感があった時代に、彼の乱入はとにかく子供だった私には驚愕の出来事でした。

そして、あろうことか、場外でテリーファンクにウエスタン・ラリアット!テリーはたちまち失神ですよ!
今、「PRIDE」でヒョードルをみて感じるような戦慄の
10倍ぐらいの「圧倒的な強さ」を感じたものです。

ところが、今思えば、その前の週に、新日本中継の中でハンセンがテンガロンハットを初めて客席に投げ入れて、古館アナが、
「これは珍しい。客席に投げ入れた!なにか別れでも告げるかのようだ!」と予告していたのですよね。

後年倉持アナがインタビューで、「古館君はアングルについて、
相当知らされた上で実況していたようだが、私はあの乱入を
スタッフから聞かされていなかったので、まったく新鮮な
驚きをもって、あの実況を行った」とコメントしています。
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野球、悔しいですね!

2004年08月25日 03時05分18秒 | 社会
う~ん?アテネの悲劇とでも呼びたくなる敗戦でしたね。
これはさすがに痛い。なんだか長年の野球ファンにとっては
アメリカ・キューバ以外の国に敗れるのは納得がいきませんね。

野球が正式競技になった1988年ソウル五輪以降で最大の
金メダルチャンスを逃してしまいました。日本が野球で金を
獲ったのはまだ、公開競技だった1984年のロス五輪で、
野茂・古田・石井(岡村孝子の旦那だった方)などの
アマチュアドリームチームだったころでしたね。

今回は大チャンスだと思ったのですが・・・・。
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マラソンバンザイ

2004年08月23日 02時55分04秒 | 社会
いやはや、やりましたね!野口みずき!金メダルですよ!
しかし、今回の女子マラソンで、本命と見られていたイギリスのラドクリフ選手が途中リタイアをした姿は、なんとなく
84年のロス五輪で、日本のエースだった瀬古がずるずると後退していって15位に終わった様子を思い起こさせましたね。
オリンピックで勝つというのは難しいんですね。
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ポカリスエット

2004年08月23日 01時33分16秒 | 社会
今は500ml入りのペットボトルが清涼飲料水では主流になったのですが、80年代当時は、250mlの缶が主流で、その上は
1000mlのビンでした。
そんななか84年ごろポカリスエットが、広口ビンの450ml
入りで発売されたのを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?革命的でしたよね。
ごくごく飲める初めての個人用のビンだったわけですよ。
もう猛暑の部活の後などにボトボトこぼしながら、一気に飲み干したときの快感は忘れられませんね。
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負けてはいけない人が負けた・・・。

2004年08月19日 21時06分57秒 | プロレス
井上康生の敗退は非常にショッキングでしたね。
80年代のショッキングな格闘技の事件としては、やはり
第一回IWGP決勝戦でのアントニオ猪木の失神事件ですね。
猪木が全世界から格闘技の猛者を集めて、真の世界一を決めようと提唱し、それまで彼の代名詞とも言われたNWF世界ヘビー級の
ベルトを封印してまで行われた、新日本プロレスの一大イベントだったわけですが、その決勝戦で、のちにスーパースターとなり、アメリカにおけるプロレスのイコンともなるハルク・ホーガンのアックス・ボンバーを受けて、リング下に転げ落ち、
失神したのです。
翌日の朝日新聞にも載ったこの一大事件は、後年、借金などで
債権者がリングサイドに押しかけているのに気がついた猪木が
打った一世一代の芝居だったと関係者によって暴露されていて、
それを知らされていなかった、腹心坂口征二が、翌日お見舞いに行くと、病室には猪木の弟が替え玉として寝ていて、彼の策略に気がつき、「人間不信」と書き残して数日失踪したという事件などもありました。


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シンクロニスティー

2004年08月18日 03時03分28秒 | 洋楽
1983年に発売されたのが、ポリスの名盤「シンクロニスティー」です。
このLPには、「見つめていたい」「King of Pain」「Wrapped around your finger」などの超名曲が目白押しの奇跡のような
アルバムですが、なんといっても「見つめていたい」につきますね。
PVもモノクロームの映像の中、アコースティックな楽器で演奏をするポリスの面々が映り、「君の吐息すべて、君の言葉すべて、
君の歩みすべて、僕は見つめていたい」とささやきかけるようにスティングが歌う様は、本当に名曲と呼ぶにふさわしい品格を
たたえていましたね。

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その子の夏

2004年08月16日 12時32分28秒 | 河合その子
1987年8月21日 当時高校2年生だった私は、単身東京にやってきて、初めて京王線に乗りました。
それはよみうりランドシアターEASTで行われた、河合その子の
コンサートへ向かうためでした。
駅からEASTまでの道のりは長く、しかし道を進むにつれて同じようなピンクのサテンのはっぴを着た漢たちが集ってくる様子に、
胸を躍らせたものです。

その夜は私の人生の前半戦にとって、「青春」というアルバムの
表紙にしたいぐらいの素敵な夜でした。

その日のセットリストです。
インストゥメンタル・メドレー~青いスタスィオン~再会のラビリンス~落葉のクレッシェンド
~恋のチャプターAtoZ~恋のカレッジ・リング~
哀愁のカルナバル 悲しみのトリスターナ
   MC
プランタンにボンジュール 午後のパドドゥ 渚のタイトロープ
   MC
シャングリラの夏 ロマンスの行方 乾いた地図 雨のリゾート(弾き語り)
   MC
レンガの小径(1コーラスのみ、弾き語り)
   MC
おニャン子メドレー~セーラー服を脱がさないで~およしになってねTEACHER
~バレンタイン・キッス~バナナの涙~冬のオペラグラス
 ~なぜ?の嵐~うしろゆびさされ組~じゃあね~ 
涙の茉莉花LOVE 恋のチャプターAtoZ 恋のカレッジ・リング 落葉のクレッシェンド
   MC
青いスタスィオン 再会のラビリンス 悲しい夜を止めて
   MC
 プリズム
   アンコール
 ジェシーの悲劇
   MC
サイレント リベンジ 雨の木~RAINY TREE~
   MC
JESSY 星のピリオド(歌詞の変わるアンコールヴァージョン)

河合その子という人は、2枚目のアルバム「シエスタ」を発表後、1986年に「Mode de Sonoko」というコンセプトアルバムを発表して以来、ぐっとアーティスト路線に傾き、最終的には
自分で作詞作曲をこなす、シンガーソングライターにまで届いてしまうわけでして、しかも妖精のような容姿ではありながら、
当時アイドルとしてはギリギリの22歳だったわけです。
そんな、「祝祭の終わり」を強く意識させる時に、前期その子の
集大成ともいえる曲を並べたイベントを行ったわけです。

それはそれは楽しいイベントでした。とくに後半は恍惚の中にいるほど感動しました。レコード会社が違うので、普段は決して歌わない「おニャン子メドレー」「うしろゆびさされ組」などを歌ったときの感動といったら・・・・・!
そんなライブの様子を収めたDVDがなんと18年ぶりに9月23日に発売になるのです!

今からわくわくしています。ビデオ版には私の絶叫も入っている
んですよねぇ・・。



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ノックは夜中に

2004年08月16日 12時08分20秒 | 洋楽
80年代の洋楽シーンを思い出すと、イギリスから来た人々の存在が思い出されます。
なかにはホンダの「シティー」のコマーシャルに出ていた「マッドネス」やら、この「ノックは夜中に」という印象的な曲を残した「メンアットワーク」などの素敵な一発屋も多かったですね。

この「ノックは夜中に」はサックスの音色が印象的な曲で、
83年ごろの発表でしたが、「You&I」で借りて夜中に聞いていたのを思い出します。
金属音やら電子音が全盛の時代に、ちょっとダサく聞こえましたが、このぐらい肩の力を抜いた曲が新鮮に聞こえたものです。
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アンデスセン

2004年08月16日 11時58分00秒 | 社会
ロス五輪のことばかりで申し訳ないのですが、
この五輪で思い出すのは、カールルイスの4冠やら、日本陣の
躍進などもさることながら、やはり女子マラソンのアンデルセン選手ですね。
たしかスイスの選手だったかと思いますが、脱水症状になって、
ふらふらになりながらも、観客の拍手に支えられながら、這うようにしてゴールしたのは、この五輪のクライマックスでしたね。
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オリンピック柔道

2004年08月16日 11時54分44秒 | 社会
オリンピックで日本柔道が好調ですね。
オリンピックの柔道といえば、山下を思い出さずにはいられませんね。1980年のモスクワ五輪で絶頂期を迎えていた、無敵の山下は結局、日本のボイコットで出られず、それからも無敵街道を重ねて、ロス五輪の柔道無差別級に出場したのです。
しかし、その無敵の山下は、予選の最中に右ひざをひねってしまい、苦戦が続きます。
決勝の相手はエジプトの巨漢ラシュワン。
しかし、山下は不屈の闘志で押さえ込みにやぶる訳ですが、
そこでラシュワンが後日「世界一の柔道家相手に、彼が怪我をしているところを攻めるのではなく、正々堂々と勝負をしたかった」と語ったところに、柔道という競技の美しさがありましたね。

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ライオネル・リッチー

2004年08月16日 11時42分48秒 | 洋楽
80年代の印象的な歌手というと、元コモドアーズのボーカルだったライオネル・リッチーが思い出されますね。
ちょっとタラコ唇の顔ながら、美しい声で「オールナイト・ロング」「ダンシング・スルー・ザ・ナイト」「ハロー」などの
佳作を出しました。
84年のロス五輪の閉会式で歌ったのも懐かしいですね。
このライオネル・リッチーのいいところは、PVが非常に詩的で
ストーリー仕立てになっていて良かったというところですね。
とくに「ハロー」は、盲目の女性が、ライオネル・リッチーの歌に触れて、彼の胸像を彫刻で掘り出すというもので、
それが歌詞とマッチして、すばらしい出来でした。

今はPVというと、演奏風景とイメージシーンがモンタージュされるものが多いのですが、ああいうストーリー仕立てのものは
後々までグッと残りますね。
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ねらわれた学園

2004年08月14日 20時15分01秒 | 映画・ドラマ
眉村卓の傑作SF小説「ねらわれた学園」は映画とテレビで映像化されています。映画のほうは薬師丸ひろ子主演で、ユーミンの
「守ってあげたい」がかかる中、校庭が爆発する印象的なCMでおなじみですよね。しかし、この映画は実際見てみると、大林宣彦監督の悪い意味でお茶目な部分が出すぎていて、手塚真のやりすぎ演技や、金星人を演じた峰岸徹の衝撃的に安っぽい、お腹の
目玉など、ひろ子ファンでも見るのがかなりつらい作品です。

しかし、テレビ版は違います!主役には原田知世、相手の京極少年には本田恭昭(やすあきってこの字でしたっけ?とにかく「星☆ボーイ」などを歌ってた美少年ですよ)を配し、まさに適材適所。しかも知世ちゃんがようやく映像にも慣れてきて、彼女の魅力が出てき始めた頃の作品で、さらに原作の淡い甘酸っぱさも
そのままに、非常に中高生向きの作品でした。

こういう作品のDVDって出ないものですかねぇ。
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最近のコンビニ

2004年08月14日 19時54分53秒 | 社会
みなさん、最近のコンビニはすごい事になっていますね。
先日「80年代アイドルCD」がついているお菓子の話をしましたが、昨日ほかのコンビニで「新日本プロレス名場面DVD」付きの
ラムネを発見しました。
しかも「猪木対ハンセン」「猪木対ホーガン」「タイガーマスク対ダイナマイト・キッド」など80年代に金曜8時を彩った
名試合がたったの400円足らずで手に入るんですよ!

こうなったら「全日本プロレス名場面」も見たいですね。特に
四天王が出てくる前の、ファンクス・ブッチャー・シーク・
キラートーアカマタ・リッキースティンボード・ニックボックウインクルなど、アメリカの綺羅星のようなスターが集った
あのよき時代を思い出したいですね。 
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夕ニャンDVD

2004年08月01日 23時43分00秒 | 河合その子
いやはや、夕ニャンのDVD-BOXが、結局今回の1985年4月~6月版を皮きりに
第10弾まで出ることが決定したらしいですね!その子ファンにとってとても大切な
1985年の8月~9月は次か、その次ですね!第2弾は9月発売だそうです。

僕は大阪地方に住んでいたので、友人から夕ニャンのことを聞いたのが7月ごろで、
実際に初めて見たのが1985年の8月25日でした。その回のエンドで、
その子さんが「恋のチャプターA to Z」を歌っていまして、そこでガツン!と来てから
今まで至ってしまうわけですが、僕にとって夕ニャンは青春時代の思い出と一番深く
分かち難く結びついているので、こんなにこと細かに時間が追えるように発売されてしまうと、思い出が溢れ出しすぎて、逆に体に悪い気がします・・・・。

そんなわけで、今回の第1弾もまだ見ていないんです。
でも今日レンタルビデオ屋にいったら置いてあるんですよ・・・。困ったなぁ。借りると数日仕事にならない・・。
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うたかたの恋

2004年08月01日 17時49分24秒 | 演劇
1983年宝塚歌劇団の雪組が演じた「うたかたの恋」は
あまり知られていませんが、大変な名作でした。
ロシアの皇太子の悲恋を描いたこの作品は、麻美れい・遥くららのゴールデンコンビによる、話も役者も超一級のドラマでした。
演出家の柴田氏もこの頃は非常に油が乗っていたのか、
宝塚らしい、端正で耽美的な物語に仕上がっていました。

またレビューも名手 岡田敬二氏が、例のロマンティック・レビューを始める直前の「グラン・エレガンス」という作品で、
すでに彼の特徴である、美しいバレエのシーンを司このみ氏などが担当するなど、円熟味を増しつつある頃でした。

麻美れい・遥くららというと「風とともに去りぬ」ばかりが
挙げられますが、今一度この作品も再評価されていいと思います。
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