疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

80年代J-popのイベント

2005年07月27日 04時02分00秒 | 歌謡曲
30代になりましたが、たまにDJイベントに行きたくなります。

で、80年代の歌謡曲をガンガンかけるイベントって無いですかネェ?

いやもちろん「申し訳ないと」は知ってるんですよ。リキッドルームやら
クラブエイジアでやった時は行きましたし、とてもいい時間を過ごしました。

でも三宿のWEBへ行くのはどうも、おじさんとしては行きにくいのですよ・・。
それに「申し訳ないと」は基本的に今のJ-popとモー娘。などなので、
知ってるけど、おじさんの心の奥底までグッと来るかというと、そうでもない
んですよ。
いやもちろん宇多丸さんやら掟さん、ギュウゾウさんは私より年上だから
80年代ものもたくさんお持ちなんでしょうけど・・・。

でも「哀愁でいと」で、「ギンギラギンにさりげなく」で、「E気持ち」で
踊りたくないですか?
「おまえにチェックイン」で「ユーガッタ・チャンス」で「メリーアン」で
語りたくないですか?
「フレンズ」で「負けるもんか」で「思い出がいっぱい」でグッと来たくないですか?

たしかにこういう曲で踊るのは、正直言ってダッサイし、痛いしかなり
大人として、人には見られたくない光景ですよ。
でもしょうがないじゃないですか!好きなんだから。
しかも我々の青春はそこにあるんだから!

というわけで、他に歌謡曲をガンガンかけているイベントが東京であれば、
是非行きたいのですが、どなたか御存知の方はいらっしゃいませんか?

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7月歌舞伎 Ninagawa十二夜

2005年07月27日 03時38分47秒 | 演劇
今日、歌舞伎座で蜷川さん演出の歌舞伎 「十二夜」を見てきました。

舞台のビジュアルイメージは、さすが蜷川さんで、アッと息を呑む美しい
物でしたが、どうでしょう?歌舞伎としてみるよりも、シェークスピア喜劇を
歌舞伎タッチで演じているという風に見たほうがいい感じでした。

つまり歌舞伎としてみるには、歌舞伎っぽくなく、さりとていつもの蜷川さん
ならもっとテンポアップをして見せるであろうところは、歌舞伎のしきたりに
したがってゆっくり見せるという風に、なんだか双方気を使ってしまっている
感じがしました。

特に技術面では、回り舞台の多用が非常に気になりました。確かに回り舞台は
歌舞伎に由来する手法ですが、現代演劇の中では、単純にもっと早く回しますし、
折角鏡を使った演出をされているなら、一瞬でふすまを入れ替えて場面転換
するぐらいのことは雑作も無いことだと思うのですが、そこをあえてやらずに
歌舞伎のテンポを守ったところに、どうも長く感じた感がありました。

内容面では、二つ言いたいことがあります。一つは獅子丸実は琵琶姫が、
左大臣を思う下りと、左大臣がなにやら獅子丸に心を惹かれる様子を
もう少し描いても良かったのでは?という点があります。
ケネス・ブラナーの映画「十二夜」はその辺りを強調して描いていたような
記憶があります。
もう一つは、最後 琵琶姫と主膳守が再会するところこそ、鏡を使うべきなのでは?と思いました。
鏡はそのメタファーとして使われていてこそ、効くのではないでしょうか。

とにかく蜷川さんが「十二夜」を演出するとなれば、我々はどうしても本場の
ケネス・ブラナーやらトレヴァー・ナンやらと比べたくなります。
その目で見ると、「歌舞伎に気を使いすぎなのでは?」と思いました。
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フジテレビの25時間テレビ

2005年07月24日 21時09分58秒 | テレビ番組
なんとなく昨日から今日にかけて、たま~にザッピングしながら見てました。
というか、深夜の「さんま・紳助・中居」と「よるのカマ騒ぎ」、さらにTBSとのコラボ
「アッコにおまかせ」とエンディングだけ見ました。

とくにエンディングには、共感と違和感の両方を強く感じました。
私はテレビマンです。で、最後に鶴瓶師匠が話した「テレビを支える人々の熱い思い」の
トークには確かに深く共感しましたが、
なんだかフジテレビ全体が、その「テレビの前の人を楽しませよう」というよりも
自分達の学園祭をやっているような感じも強くしました。

特に2点。鶴瓶師匠が、あの逃亡劇のネタ晴らしを語った時と、さらに総合演出の小松さんが
人事異動でバラエティーを離れるからということで手紙を書いたというところは、
非常に強い違和感を感じました。
というのも鶴瓶師匠の逃亡劇 は、なんだか痛々しくて単純に楽しくなかったからです。
さらに裏方の手紙を最後に、感動のポイントに持ってくるのは、ちょっと違うと思います。
だって「テレビの前の人を喜ばせたい」っていう鶴瓶師匠のトークを受けて手紙を書くのは
テレビの前の視聴者以外いないじゃないですか?

どうなんでしょう?もっとカラッと終わってよかったんじゃないですか?
少なくとも鶴瓶さんの、演説と、「なにいってまんねん」というココリコのつっこみあたりが
終わりどころだったと思いますがね?
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グランドキャバレー

2005年07月24日 16時26分51秒 | 歌謡曲
その昔、1950年代~70年代にかけて、全国にあったグランドキャバレーは、
いまのピンクキャバレーと違い、ビッグバンドが演奏する舞台があって、
100席以上のボックス席が並んでいて、そこでホステスさんとお話をしながら
歌を鑑賞するという、大人の社交場でした。
その代表的なのが、力道山が刺された、赤坂「ニューラテンクウォーター」などで、
当時はサミーデイビスジュニアやら、トムジョーンズなどが歌を披露していたそうです。

そんな雰囲気を味わいたくって、4年ほど前、私がTBSのとある町番組を制作している時に
ロケハンで鶯谷の駅前にある「スター東京」というグランドキャバレーに、覆面ロケハンを
敢行したことがあります。

中に入ると、3階席まであり、ビロードのカーテンが上がると、フルバンドが「A列車で行こう」
なんかを演奏していて、そのホールの専属歌手の妖艶なジャズシンガーが歌ったりしている
のです。そこへ一人で行った私の元へ、50歳代ぐらいの、ベルエポック時代の女性みたいな
黒髪ストレートオカッパで、キラキラとした素材のドレスを着た女性が付き、
世間話をしながら1時間過ごすのです。
しかも「もしよければ踊らない?」などと誘われたりして、なかなか異次元空間を味わいました。

聞くと往時は藤田まことなどが舞台に立ち、賑わっていたそうです。

その鶯谷に先月フラッと行ってみました。どうやらその「スター東京」は廃業したみたいです。

都内ではこれで新宿歌舞伎町のグランドハイツぐらいになってしまいました・・・。

1980年代と言うのはそういうグランドキャバレーなどの、興行の地方分権が、
ベストテンなどのランキング番組などを中心とした中央集権的な体制に移行した時代といえるのではないでしょうか?

そういう失われた日本の風景を探すのも素敵なものですね。
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サラカンとパチスロひとり旅

2005年07月24日 16時15分21秒 | 書籍
コンビニで先週一週間で、サラカンとパチスロひとり旅の新刊が出てましたね!
とくに名波さんのパチスロひとり旅は、借金完済編ですから、必見ですよ!
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今年の紅白歌合戦

2005年07月20日 21時11分33秒 | 歌謡曲
今日、Yahoo!にこんな記事が出てました。

>NHKは20日、今年の大みそかに行われる第56回紅白歌合戦を、戦後60年に合わせて昭和から平成を彩った時代の名曲で構成する、と発表した。今月末から10月にかけて実施する大掛かりな視聴者アンケートで選曲する。紅白でのアンケート調査は初めてで、出場歌手ではなく歌を先に選ぶのも初めてだという。(時事通信)

いいんじゃないですか?例えば、五木ひろしにしても森進一にしても、昔の名前で出て、
「聞いたことがネエ!」と新曲をけなされるような立場の歌手じゃないですよ。
むしろ日本が誇る歌謡曲のタイクーンですし、きちんとリスペクトをされたうえで歌ってほしいですよ。

「日本のレジェンドたちが歌う」と題して、それこそアイドルもトシちゃん・マッチやら、
聖子ちゃん・明菜など歌謡曲全盛のころの人々を出してほしいですね。
日本のエンターテインメントが昔から成熟したものがあったのだということを、今前面に出して
ほしいものです。
沢田研二だって布施明だって、出てほしいですね。

歌謡曲とは、子供だましのキャンディーコートミュージックに見えて、じつは数々の職人達に
よって作られているわけです。そんな世界をNHKが支えるのは考えてみれば当たり前の
ような気がします。

ただ、私が一票だけ入れろといわれたら「青いスタスィオン」なんですけどね・・・。



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ノア 東京ドーム大会

2005年07月18日 23時00分15秒 | プロレス
先だって、急にうちにG+が入るようになったので、今日のドーム大会の中継を見ることが出来ました。

結果はいろんなサイトで見てほしいのですが、一言私は言いたいです。

「闘魂はどこへ?」

新日本出身のレスラーはなぜ、ノアの選手に勝ちを献上し続けるのか?
とくに棚橋のしょっぱさには呆れました。

健介は、武藤がいうところに「いい作品」は作れたと思いますが、一応試合なんだから
負けちゃダメでしょう?しかも負けたのにすぐ立って、マイクで挨拶するんだったら、
負けないでほしいですよ。
無制限にしないで30分1本とかいろいろ解決方法はあるはずですが、なんで皆んな
負けちゃうんでしょう? 
新日本にはいいコーチはいないんでしょうか?

私はやはり80年代初頭に、アントニオ猪木の華のある試合に惹かれました。
30代の男性にとっては、長嶋茂雄よりアントニオ猪木ですよね?
その猪木の弟子達が、こうコロコロ負けるんじゃ、話になりません。

その一方で札幌では藤田がIWGPに返り咲いたそうですが、例によって
またベルトを返上したそうです。
一体新日の、作戦中枢は何がしたいのでしょうか?誰をどうエースにしたいのですか?
中邑なの?天山なの?藤田なの?
ガチンコで強いのは確実に藤田です。でも藤田をエースに出来るんですか?

また、エース候補の棚橋の、あのしょっぱさは異常です。あの力皇がすごい試合巧者に
見えるのはちょっと異常ですよ!
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岡村靖幸 逮捕?

2005年07月18日 22時48分53秒 | 歌謡曲
私がロンドンにいる間に、こんなことになっていました・・・


>警視庁渋谷署が5月20日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いでミュージシャンの岡村靖幸容疑者(39)を逮捕していたことが16日、分かった。
 調べでは、岡村容疑者は4月上旬、渋谷区内の路上を歩いていた際、挙動が不審だったため署員が職務質問。その後、同署で薬物検査を受け陽性反応が出たため、5月20日に東京都内の自宅マンションで逮捕された。同署によると、既に起訴されているという。
 岡村容疑者は、1980年代中ごろから「Out of Blue」などの曲で、黒人音楽の香りを日本のポップスとして 表現し、人気者に。自身のアルバム「早熟」や、歌手渡辺美里さんらへの曲の提供などで知られている

・・・ああ、岡村ちゃん・・・。

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ロンドンの宿

2005年07月18日 22時38分12秒 | 管理人の身辺雑記
今、日本円が安いので、ロンドンの物価は何でもかんでも高いです。

大体 5ポンド=1000円ぐらいの計算ですが、ミネラルウォーターが1ポンド50ぐらいするので、300円ということになりますね。高い!

それで考えると、ロンドンの宿に一人で泊まると、最低ラインで40ポンドぐらいなので、
そういうホテルに日本から予約を入れると、中間マージンを色々取られて1万円ぐらいに
なってしまいます。

で、私も今回、日本のウェブサイトを見て「Wedgewood」という名前は由緒ありそうなホテルを
予約しました。

入ってみてビックリ!なんと4畳半の部屋に無理やりトイレとシャワー(バスタブなし)を
ぶち込んだ、独房みたいな部屋でした。しかもシャワーは熱湯のみ。電話は線が切れていて、
極めつけはテレビが、チャンネルが一方通行、つまり1CHから4CHへ向けて一方通行にしか
変えられなくて、一度電源を抜かないとまた1CHに戻らないという、まあなんともヘンテコな
ホテルでした。

もう一度言います、Bayswater駅周辺のWedgewood Hotel ウェッジウッド は、かなりダメな
ホテルです。HISの安宿リストにも載っているので、注意してくださいね。


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ロンドン・ミュージカル情報 2005年7月

2005年07月18日 17時04分05秒 | 映画・ドラマ
いやはや、恥ずかしながら帰ってまいりました。

よかったロンドン!いい町ですね何度行っても。
私は10年前まで3年ほど住んでいたのですが、町は全く変わらなかったです。
で、現地で演劇評論家をしている方を訪ねたり、実際に
ロンドンで雑誌批評を見たりして
ウエストエンドでいろいろミュージカル情報を仕入れてきたので、
今後行く方は参考になさってください。

まず前提として
「オペラ座の怪人」と「レ・ミゼラブル」は別格とします。
この二つを見ていない方はとにかくこれをまず見てください。
おそらくこの2つはここ30年で最高のミュージカルの1つです。
10年前と違って、今ではレスタースクエアーのTKTSで、他のが50%オフですが、
この二つは25%オフで、当日手に入ります。

で、今絶対お勧めなのはこの2本
①Billy Elliot(邦題 リトルダンサー)
 一昨年公開された、映画のスタッフに加えて、あのマシュー・ボーン(Swan Lake)が
共同演出&振り付け エルトン・ジョンが音楽に加わって、傑作ミュージカルを作り上げました。
内容は イングランド北部炭鉱町で工夫の息子として生活するビリーが、バレーに目覚めていく
物語です。
 とにかくお話はウイットに富んでいて大笑いできて、しかも少年が亡き母に手紙を書いたりして
まあ、泣かせます。しかもビリーは踊りまくり、演出も洗練されていて、久しぶりに
「オペラ座の怪人」の後継者が現れた感があります。
 チケットはとにかく取れません。私はピカデリーサーカスの、スイスセンターにあるチケット屋で1万円の席を1万5千円だしてStall(一階席)で見ました。でもその価値あり!

②Mary Poppins メリー・ポピンズ
 ジュディー・ガーランドの映画で有名なお話が、ディズニーとキャメロン・マッキントッシュの
黄金タッグでミュージカルになりました。これはおなじみの「チム・チム・チェリー」や、
「スパカリフライジリスティック・エスピアリデューシャス」などのナンバーに載せて
洗練されたミュージカルが展開されます。親子で楽しめるお勧めです。

 この二つは映画を見ていったほうがいいでしょう。というのも、二つともイギリスの方言が
出てくるので、かなり英語が堪能な方でも、アメリカで暮らしていた方だと多分分からないと思う
ぐらい、英語は聞き取りにくいです。しかもメリーポピンズはすこし映画よりも、オリジナル原作に近づけているらしく、話が込み入っています。

ほかには意外と「チキ・チキ・バンバン」の評判がよかったです。
もちろんアメリカで大ヒットした「プロデューサーズ」は超おススメです。これは本当に笑えます。

逆に絶対ダメなのは、
③Woman in White です。
 これは「オペラ座・・」のアンドリュー・ロイド・ウェーバー作曲で、「レ・ミゼ」の
トレバー・ナン演出の黄金タッグによる新作ミュージカルなのですが、話がめちゃくちゃ暗い
のに加え、演出が斬新というか、全編スクリーンに映し出されたCGの前で行われるので、
セットの感動も無く、本当につまらないです。音楽も冴えません。

あと、「Guys and Dolls」ではあの、オビ・ワン・ケノービことイワン・マクレガーが主演してます!スターウォーズを見た方は是非!
さらにロンドン版「CHICAGO」は主演がブルック・シールズですよ!30代以上のお父さん必見!
バットマン好きの方は、ヴァル・キルマーが、「郵便配達は2度ベルを鳴らす」に出ています。

いやはやあの国はスゴイですね。ビックリしますよ。
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ロンドンへ!

2005年07月13日 00時20分07秒 | 管理人の身辺雑記
さて、ロンドンへ明日から言ってきますよ!

爆弾事件の余波で、スリが全然いないようです。

又無事に帰ってこれたらお会いしましょう。
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プロレスクラシック

2005年07月12日 02時36分08秒 | プロレス
つい最近、私のアパートの他の住人が、集合契約のケーブルテレビの
契約を変えたようで、なんだか分かりませんが、急に日テレ系の
ケーブルテレビ 「G+」が入るようになりました。

そのG+では「プロレスクラシック」と題して、日テレの昔のプロレス中継の
アーカイブスの中から名試合を放送しているのですが、それが
並みの名試合じゃないですよ!

途中から見たんですけど、それだけでも
昭和51年 シカゴ  
G馬場VSバロン・フォン・ラシク
ニック・ボックウインクルVSバーン・ガニア(AWAタイトル戦)
昭和54年 東京   
G馬場・J鶴田・ミル・マスカラスVS
      アブドーラ・ザ・ブッチャー ボボ・ブラジル カルロス・コロン
アブドーラ・ザ・ブッチャーVSハリー・レイス(NWAタイトル戦)

すげえ!宝物のようなアーカイブスですよ!!

しかし当時の馬場のプロモーターとしての大物ぶりを思い知らされますね。
この頃猪木は多分ジョニー・パワーズと戦ってるころですよね?
う~ん。ボクは猪木・タイガーマスク世代ですが、この頃の全日はおもしろかったでしょうね!
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橋本真也 急死!!

2005年07月11日 15時56分39秒 | プロレス
今日 15時ごろ とんでもないニュースが飛び込んできました!!

なんと、あの破壊王 橋本真也が脳内出血で死亡したとのことです!!

破壊王ですよ!

確かに彼は今 2003年に川田との戦いで、袈裟切りチョップとハイキックが交差して
肩を痛め、長期欠場中でした。

その最中で手術をしなければいけないときに、「一軒家プロレス」に主演していて
手術が遅れてしまったとか、
故冬木選手の未亡人との不倫騒動が発端でゼロワンを解体したり、
そのころの借金が原因で、大変だったなどかなり辛いことが多かったかと
思いますが、それにしても死ぬとは思いませんでした。

レスラーの急死と言うと、体の節々の痛みを止めるための痛み止めや、ドラッグのオーバードーズ
ということも多く、また橋本の現状を考えると、なんだかいやな予感すらします・・。

あんなに強く、闘魂三銃士の強さを体現しているとさえ言われた破壊王なのに・・・。



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テンポイント

2005年07月08日 00時42分02秒 | 社会
80年代より少し前ですが、1977年の競馬「有馬記念」は、競馬史に残る、一番の名勝負
テンポイントとトウショウボーイのマッチレースとして有名です。

このレースを幼い私はリアルタイムで見ていました。

テンポイントは、「流星の貴公子」「奇跡の血」として知られています
祖母クモワカが伝染病の疑いで薬殺を命じられていながら、
それを不服とした馬主が彼女を隠し、10年にわたって裁判を起こし、最終的に勝訴したのです。
そして人間で言うと45歳ぐらいになったクモワカは、翌年一頭だけ娘を産みました。
それがテンポイントの母 ワカクモでした。

その子供 テンポイントは、鼻筋に流星といわれる白い筋をもった、世にも美しい馬に成長しました。
当時関東馬に全く勝てなかった関西馬にあって、その新馬戦からぶっちぎりの勝利、
3歳(今の2歳)G1 朝日杯3歳ステークスでぶっちぎりの優勝をして、関西テレビの実況アナ
杉本清が「見てくれこの足、これが関西の関西のテンポイントだ!」と叫んだのは有名な話です。

その頃、関東には、名馬テスコボーイの最高傑作 「天馬」トウショウボーイが連勝街道を突き進んでいました。
その、宿命のライバルが初めてぶつかった皐月賞ではトウショウボーイが優勝
ダービーは「この2頭に勝つのは犯罪だ」とまで言われるレースでしたが、
勝ったのは「犯罪皇帝」ことクライムカイザーでした。
また菊花賞は、その後TTGと並び称されるグリーングラスが勝ちました。

しかし有馬記念や天皇賞・宝塚記念はこの2頭のうちのどちらかが勝ち続け、人気実力とも5歳には絶頂に達したのでした。

このマッチレースはまたトウショウボーイの引退試合として設定され、ここで負けたら永遠に格下になる
テンポイントと鞍上 鹿戸明が、とにかくトウショウボーイより先にと仕掛け、トウショウボーイと武邦彦もそれに答え、
近代競馬ではありえない、オールスター グランプリ競馬での、スタートからゴールまでの一騎打ちという
レースとなったのです。

このレースを実況した杉本は「これは、これは大変なことになってきた。この2頭のマッチレースです、これは大変だ。」と
実況も忘れて驚いたほどのレースでした。

結局このレースはテンポイントが指しきって、ようやくトウショウボーイに勝つという感動的なエンディングを迎えました。

私の記憶は馬番号3番を背負ったテンポイントの美しくも気高い姿と、それを見て感動の涙をながしていた父の背中です。

テンポイントはその数ヵ月後、 なんと67キロという、普通よりも15キロも重いハンデを背負わされて、小雪舞う日経新聞杯で
骨折して薬殺処分されてしまうのです。

このテンポイントの物語は競馬のどの物語よりも美しく、悲しい物語ですね。
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野坂昭如 「エロ事師たち」

2005年07月08日 00時06分44秒 | 書籍
最近、文庫本を読むのにはまっています。
それで先日この野坂昭如の「エロ事師たち」を初めて読みました。

もともとタイトルは知っていたんですけど、「まあある時代の風俗を描いた
通俗小説だろう」と思って読まなかったんですが、読んでみたら、
これはすごい小説ですね。

関西弁で描かれた、昭和30年代のブルーフィルム制作現場の話なんですが、
おかしゅうて、やがて悲しいというか、人間の性の不思議さと言うか、
重くゆがんだ題材を、ユーモアと軽みを交えて一気に描ききった傑作じゃないですか!

正直私はこのタイトルのせいもあって、敬遠していたのですが、野坂昭如と言う人の
才能にびっくりしました。

昔、今村昌平が「重喜劇」と題して「にっぽん昆虫記」とか「盗まれた欲望」とかを
撮っていましたけど、まさにああいう、重くておかしい喜劇って中々普通の才能では
描ききれるものではありません。こういう土着っぽい性が、そうとう都会派のイメージのある
野坂昭如からつむぎだされたところに、さらにおかしさがありますね。
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