疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

フリッパーズ・ギターの悦楽

2006年08月31日 03時33分05秒 | 歌謡曲
今週号の「SPA!」にフリッパーズ・ギターのアルバムが再販されたとの記事が
載っていました。

そこで改めて、彼らのアルバムのアートワークをみて、そのデザイン性の高さに
敬服しました。

「camera talk」のジャケットなんか今見ても完璧ですね・・・。

当時は実は、彼らの「腹筋の無い唄い方」があんまり好きではなく、私は
小山田・小沢氏とほぼ同世代でありながら、解散後にコーネリアス経由で聞いた口だったのですが、今、プロのクリエーターになってから彼らの仕事を見ると、
その圧倒的なセンスの良さに、気圧されてしまう感じがします。

私は彼らから、古いイタリア映画「黄金の7人」のポップさや、ゴダールの「気狂いピエロ」をミュージカルとして見る視点を学びました。

彼らや、「暴力温泉芸者」こと中原昌也を見ると、東京で映画と音楽の悦楽にまみれながら思春期を向かえることが、いかにクリエーターにとって重要がが分かりますね。
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東京にオリンピックが?

2006年08月31日 03時01分59秒 | 社会
JOCが2016年のオリンピック候補地として東京を選出しました。

前回のオリンピックの時、東京という街は大きくその貌を変えました。
首都高・新幹線が出来、神宮外苑が整備され、丹下健三の手による個性的な建物が幾つも建てられました。その頃立てられた、国立競技場・岸記念体育館・東京カテドラルと言った場所はどれも人工的な曲線が空に延びた、非常に美しい形をしています。

丁度その頃、地球の裏側ブラジルでは、新首都ブラジリアの建築が行われていて、オスカー・ニーマイヤーという天才建築家が都市全てをデザインするということが行われていました。
丹下健三が、それにライバル心を燃やしたであろうことは、想像に難くありません。

なにしろブラジリアは、いきなり原野を切り開いて、超未来都市を10年でぶっ建てた、一大プロジェクトでした。
薄い皿のような形の国会議事堂・球形の大聖堂・四角が幾つも重なった多面体の大統領府などが、真っ青な空となじむ真っ白な外観に統一されて、オブジェのように点在していて、
さらに車が、一度も信号で引っかからないように、全ての交差点が立体交差になっているという、クレージーぶりです。

私はとにかく今一番行きたい都市といえば、そのブラジリアなのですが、今回東京も、もし本当にオリンピックが招致できたら、「既成の施設を使う」とかけち臭いことを言わないで、
豊洲地区を丸ごと、世界の人から「なんだこりゃ!」といわれるぐらい変化させて欲しいですね。

だって、首都高はその後、ソ連の巨匠 タルコフスキーが
その機能美に大きな衝撃を受けて、「惑星ソラリス」で
未来の都市として箱崎ジャンクションあたりをそのまま使ってるわけですよ。
今回も頑張りたいですね。
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ディズニーとダリのコラボレーション

2006年08月23日 23時15分43秒 | 映画・ドラマ

今から70年ほど前、ウォールト=ディズニーとサルバドーレ=ダリが
コラボレーションしたシュールレアリズムのカラーアニメーションが
発見されたそうです。

それは全部で7分半の作品で、その一部が朝のワイドショーでやっていましたが、
スゴイの一言に尽きる作品でした。

とにかく次から次へと、ダリの絵の世界が、アニメーションですからメタモルフォーゼしていくわけですよ。そこに幻想的な歌がかぶさって、ビジュアル作品として
異常にクオリティーの高い作品でした。

ダリはたしかに1920~30年代にかけて映像作品に興味を持っていて、
有名な「アンダルシアの犬」という映画の名作を残しています。
手からアリが湧いたり、眼球をかみそりで切って、濁らせていったりといった、
悪夢のような映像が続く作品にのけぞった覚えがありますが、
このディズニー作品は、非常に幻想的で「裏ファンタジア」の趣がありました。

現在 東京都現代美術館でやっているそうです。

行かなきゃ!!
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がんばれ早稲田実業!がんばれ斎藤投手!

2006年08月20日 17時04分22秒 | 社会
すごい試合でしたね。

駒大苫小牧対早稲田実業は延長15回 引き分け再試合ですよ。
まさに球史に残る死闘です。

私は外に出ていたのですが、8回にホームランを打たれたときには、
「もうだめだ!」と思って、喫茶店をさっさと出て、
11回に3塁にランナーが進んだときには、「もうだめだ!」と
パチンコ屋をさっさと出て、
13回に満塁になったときには、路地の奥から聞こえてくるテレビの音で
知りました。

ここまで来たら、斎藤君は最後までやり抜くしかないでしょう!
ほんとに タッチの達也かと思うぐらいかっこよかったぜ!
がんばれ!三沢高校の太田幸二と同じで、プロで活躍なんてしなくてもいいから、
この駒大苫小牧の3連覇を阻止してくれ!

この歌を早稲田実業の諸君にささげます

紺碧の空

♪ 紺碧の空 仰ぐ日輪
  興起あまねく 伝統の下

  優りし 精鋭 闘志は燃えて
  理想の 王座を 占むる者 我ら

  わせだ (わせだ)
  わせだ (わせだ)

  覇者 覇者 早稲田! ♪
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ミニ番組「音のソノリティー」の前衛性

2006年08月19日 22時29分54秒 | テレビ番組
いやはや、すごい番組を見つけました。
日テレで土曜 21時55分からやっている、「マイボス・マイヒーロー」の
あとのミニ番組 「音のソノリティー」です。

これは何がすごいって、「世界に一つしかない音」をコンセプトとした番組で、
いわば街の音「サウンドスケープ」を扱った番組なのです。

私は以前担当していた「東京ウォーキングマップ」という番組で、築地の街角で
音を聞きながら散歩する女の子の話を撮った事があるのですが、難しいんですよ。
音が持つダイナミズムを、画で表現しにくいんですよ。何せ小さいもののほうが
「へー」っていう意外感が強いんですけど、それを強調しちゃうとなんだか
SEをつけたみたいに聞こえちゃうんですよ。

ところがこの番組の今日のネタは「ミヤマクワガタが戦うときの音」ですよ。
5分のうち3分は、2匹のミヤマクワガタが戦う様子を、じっくりUPで見せていき、音も「カサカサカサ」という音だけ。
でもそのうちその音に変化が出て、やがて一匹のクワガタが勝った後、番組は静寂に戻るのです。その静寂の中でのクワガタの顔にカメラは奇跡的に寄ります。
その、勝ち誇った表情・・・・・。

昆虫の戦いと音だけで、説明なしに緊張感のある5分間を演出する力は中々の高い技量ですね。すばらしい。
日テレ技術センターのスタッフさん。グッドジョブ!
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マシュー・ボーン「シザーハンズ」を見ました

2006年08月17日 23時46分57秒 | 演劇
昨日 五反田ゆうぽうとにてマシュー・ボーン振付・演出のバレエミュージカル
「シザーハンズ」を見てきました。
映画版の「シザーハンズ」は非常にビジュアルイメージが豊かな作品ですが、
感情表現は、オフビート映画の手法で シンメトリー・動かない画面・タイミングの妙で
笑いや、其の奥にある悲しみを表現していたので、それをどうバレエにするのか?は
非常に興味がありました。

マシュー・ボーンは映画版そのままのあらすじではなく、
はさみの事故で死んだ子供の代わりに、博士が作り出した人造人間エドワードという風にして、
嵐の夜に、その博士が地元の悪がきギャング団によって殺されてしまい、エドワードは
一人残される。という風にすすみます。

其の後は似たような展開なのですが、転落のきっかけは、無理やり酒を飲まされて
コントロールを失うというようにしたりして、かなり図式化したお話にしてありました。

そうはいいながら、それでも結構いろいろな感情がわきあがる物語を、一言もしゃべらず
バレエで表現していく様子は、さすがマシュー・ボーンという感じでした。

ただ、「白鳥の湖」をはじめてロンドンのサドラーズ・ウェルズで見たときには、
「あの古典がこんなに分かりやすく、現代風に!!」と感動したのですが、「シザーハンズ」は
もともと映画なので、ちょっと分が悪かったかも?という気もしました。

あとダンサーのコンディションが必ずしも完璧でなかったのも悔やまれます。

とはいえ、良いお芝居でした。カーテンコールの際にマシュー・ボーン自身も出てきて
誇らしげに拍手を受けていたのと、会場に多くいたちびっ子バレリーナたちのキラキラとした
表情が印象的でした。
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8月20日 亀田大毅の試合はすでに八百長アングルが仕掛けられている。

2006年08月13日 21時08分54秒 | プロレス
すでにきっこのぶろぐなどで話題になっているブログがあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/maou2006/009000

このブログによると、次に亀田大毅が戦う予定の「インドネシアチャンピオン」は
実は正式にはセミリタイア状態で、しかも今まで3回しか試合で戦ったことがなく、うち2回は、先日亀田大毅が倒した、これまたかませ犬系の人物だったという
ことだそうです。

なんだろう?普通に日本人とやれば?亀田君。もしくは外国人がそんなにいいなら
ボクシング人気が高くて、ランキングとかもしっかりしている韓国人とやれよね。



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G1の決勝を見ましたが・・・

2006年08月13日 20時57分45秒 | プロレス
今日、ちょっと時間があったので、フラッと両国国技館へG1クライマックスの
決勝を見に行きました。

結果は 小島対天山で、天山がTTD2連発からの勝利でしたが、
それは特筆することもない試合だったので、新日観戦が久しぶりだということもあり、気がついたことを列挙します。

① 【ケロちゃんの穴は大きい】
 新人リングアナがやっていましたが、活舌も口節も悪く、仕切りも悪いという
 かなり良くない状態でした。ゼロワンの沖田氏はおろか、DDTの新藤氏の方が
 断然良いというのは問題でしょう?
② 【棚橋は実は人気がない】
 棚橋がIWGPを取ったときのマスコミの論調は「ピープルズチャンプの誕生だ」
 見たいな感じでしたが、今日 棚・永田対山本・ブリザードの人(名前失念)の
 人の試合で、棚が先発すると「永田出せ!」という野次が飛び、永田コールが
 出てしまうわけですよ。さらになんだかブーイングじみたものまで
 飛んでました。折角ミラノが新日に来るという、大ホームランがあったん
 だから、バーナードと戦わせるなんて無理しないで、ミラノと棚橋の抗争で
 いいじゃないですか?
③ 【映像・モニター系がしょぼい】
 マッスル坂井を引き抜けばいいのに。もしくはテレ朝のディレクターに内職で
 作ってもらえばいいのにと、言うぐらいしょぼい映像でした。
 さらにモニターがしょぼいです。
 つまりお祭感が薄いのです。


しかし、天山優勝でいいの?毎年お中元のように天山にG1をやることが、本当に
いいことなんでしょうか?
小島を優勝させて、「どうしても獲りたかった」と号泣させたほうが、結果として
G1の権威も上がるし、今後の展開も見えるのに、天山優勝させて、次の展開どうするの?
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「時をかける少女」見ました

2006年08月13日 09時51分30秒 | 映画・ドラマ
今、非常に話題になっている、アニメ版「時をかける少女」を見てきました。

一言で言えば、非常に爽やかな青春映画になっていて、映画としてかなり質の高い
演出がなされた良い映画でした。

また、「時をかける少女」と言えば避けて通ることの出来ない、1983年の名作
大林版「時をかける少女」にリスペクトをささげているのも非常にいいですね。

(このブログの大林版「時かけ」の記事)
target="_blank">http://blog.goo.ne.jp/rino-bravo/e/ed986e860238d04b8368bf64f2a63e67

話は原作 「時かけ」の主人公 芳山和子の姪(妹の娘ですね)紺野真琴が主人公です。この紺野真琴という名前は、モー娘。を卒業した紺野あさ美と小川真琴から
ついているんですかね?
とにかく、そういう風に原作の後日談として設定が続いているので、ビジュアルイメージをあの1983年の尾道の春から借りているのです。

まず、真琴の家は原田知世がいた家そっくりだし、真琴は遅刻すると、知世と同じように牛乳を一気飲みします。
また、午後の実験室に入るところのカット割りは、非常に大林版と似ていますし、
実験室のドンつきの扉に鍵がかかっているところの描写はまさに原田知世の
デジャヴのようです。

だからこそ、・・・・芳山和子の声を原田知世がやっていれば完璧だったのになぁ。

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鶴八鶴次郎

2006年08月07日 23時59分43秒 | 映画・ドラマ
こんど新派が三越劇場で 「鶴八鶴次郎」を波野久里子と風間杜夫でやるみたいですね。

いきなりずいぶん古い話になりますが、この「鶴八鶴次郎」は昭和13年に川口松太郎によって書かれた芸道物の名作です。

その後 巨匠溝口健二監督によって、山田五十鈴と林長二郎(長谷川和夫)によって映画化されていますが、この映画が滅茶苦茶素晴らしい映画なのです。

内容は 新内流しの名コンビ 女性の鶴八と男性の鶴二郎が主役。
二人は名コンビで、実力も拮抗、それゆえけんかをすることも多いのですが、
お互いがお互いをほのかに好きあっているという関係。
でも中々素直になれないでいました。

そんな時、「鶴八のほうが鶴二郎よりも実力が上だ」という評判が立ち、プライドの高い鶴二郎は、いつもとは違い、決定的なケンカをして出て行ってしまいます。

しかし実は其の評判は本当で、コンビ別れした鶴八は日本一の芸人に上り詰めます。しかし鶴八はそんな日々でも鶴二郎のことを片時も忘れません。
数年後のある日
ある日、場末の酒場で飲んだ暮れている鶴二郎を見ます。
うれしさのあまり、駆け寄る鶴八。しかし鶴二郎は「お前の芸はまだまだ!いい気になるな!」と追い返します。

追い返した後、うれしさとわが身の恥ずかしさのあまり、ホロリと涙を流す鶴二郎。・・・


という話でした(15年前に見たきりなので、ちょっと違うかもしれません)
これは昔から新派の当たり狂言なのですが、ちょっと今回みたいなぁという
気がします。
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亀田とTBSの八百長仕掛けを5月に予想していた人がいた!!

2006年08月04日 02時14分18秒 | プロレス
いやぁ、さっき「きっこの日記」を読んでいたら、すごい人の事が載ってました。

なんと亀田とTBSと協栄ジムが、今回こうしたアングルを仕掛けるということを
事細かに5月に予想していた人がいました

TAKUの日記

http://taku71-diary.at.webry.info/200605/article_4.html

この方が言うには、鬼塚の時の仕掛けもTBSと協栄ジムだった。当時も絶対王者が上の階級に行き、王座決定戦を行い、明らかに鬼塚は実力が下ではあるが、根性で立って、判定で必ず勝つ。というシナリオだったそうで、今回もそのメソッドを
踏襲しただけだということです。

すごい。私はプロレス専門だから、ある程度プロレスのアングルは分かるのですが、ボクシングもアングルが読める人には読めるんですね。

こうなると本当に「まあ、1Rに倒れたのは俺流のサプライズや」などと言っている亀田は哀れですね。多分本人は知らないんでしょうね。
しかし弱い犬の泣き声なんて聞きたくもないですね。黙ってろと言いたいです。

今日、テレビ朝日の朝のワイドショーでスポーツライターの二宮氏と漫画家のやくみつるがきっちりと批判していたのは当然だし、テレビ朝日には良心があると思いました。

本当にTBS 大丈夫なの? 私は心配です。
しかも今日発売の「FRIDAY」に、亀田親子の後援者で、ヤクザの大立者
神戸の広域暴力団の大幹部との癒着の構図がばっちり書かれてましたね。

PRIDEの「週刊現代」といい今回の「FRIDAY」といい講談社はやりますねぇ。
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統一協会と脱会方法 

2006年08月04日 01時35分01秒 | 社会
統一協会についての、反響が大きいので、第3弾です。
以前、「統一協会の勧誘はマインドコントロールだから、デプログラミングは可能だ」と書きました。

しかし、脱会はそんなに、あっさりと洗脳がある日憑き物が落ちたみたいには、抜け切らないものです。
そこで、例えば、オウム信者の脱会に際して有名になった苫米地英人さんのように、マインドコントロールの解除を専門にやっている心理学者の方も多くいます。
わたしは彼らの功績を否定するものではないのですが、信者達も人間ですから、
だまされていたんだと気がついて、マインドコントロールが抜けた後、『私は
この数年間何してたんだろう?』という自己嫌悪と喪失感に苛まれるのです。
その時に、統一協会と戦っている日本キリスト教教会の牧師さんや神父さんにご相談されたほうが、親も含めて、人生のアフターケアーが出来るのです。

結局、脱会で一番大変なのは、本人が『だまされた』と気がついた後、その喪失感を埋めるタメに、例えば創価学会に入っちゃうとか、ホストにはまっちゃうとかしちゃわないように、人生の指針をきちんと与えてあげるところまで、ケアーすることが重要なのです。

お勧めは大学やら大学院などにもう一度入らせるとか、司法試験を受けさせるなど勉強をさせてリセットすると、キャリア的にも上向きにリセットできます。

とにかく大切なのは、結局詐欺にあって心ごと裸にされてしまった、元信者を救ってやれるのは家族しかいないということなのです。

今問題になっている、摂理も統一協会も基本は経済活動や、性的な詐欺です。
信教の自由だからなんて、大人の対応をしないで、子供さんが信者だと分かった瞬間から、適切な方に相談して、適切に行動してください。

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タイトルを盗んだ男 亀田興毅

2006年08月03日 23時32分32秒 | プロレス
プロレスで用いられる「アングル」という隠語があります。
これは、「物語の大まかな流れと演出」を意味し、例えば
「猪木が伊勢丹前でタイガー・ジェット・シンに襲われる。そこで猪木は怒り心頭に
達して、シンの腕をリング上で本当に折ってしまう。そのことで新日本プロレスのストロングスタイルの確率とキラー猪木のイメージを作る」という一連の流れが
アングルといいます。

例に出したものは、当時みんな本当の事件と信じ込んでいたのですが、本当は新間寿氏によって仕掛けられたアングルだということが分かっています。

このようにプロレスでは、興業を盛り上げ、大きなうねりを作るために仕掛けることがあるのです。

今回の亀田の場合。はっきりいって今のイメージは「タイトルを盗んだ男」です。
100人中98人が「判定がおかしい」「正義は別のところにある」と思っていて、かれのタメ口を不快だと思っているわけです。
その中で次回も興業をバックアップするTBSとしては、ある程度長期的なアングルを仕掛けていかないと、いけないと思います。

その際に一番見ている人がすっきりするのが、次回チャンピオンに挑戦者指名権がある段階で、今回のランダエダと再戦することです。
しかし、多分亀田は、ビッグマウスとは裏腹に、ランダエダ本人が言うように、怖がってもうランダエダとはやりたがらないでしょう。

しかしそれにしても、一回ばっちり負けて、盗んだタイトルを返す儀式は必要です。そのうえで、「リベンジ」と題してそこできっちり取り返す手順を踏まないとボクシング自体が、全くの茶番で、やる前から勝敗の決まっているものだと思われてしまいます。

しかしそのアングルを亀田一家、特に父は呑めるでしょうか?多分あの父親が
一番のがんだと思います。

TBSでは緊急会議が開かれたと聞いています。しかしクリエイティブチームは
どういう選択をするでしょう?




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亀田興毅は負けでしょう?ダウンしてるんだし・・。

2006年08月03日 01時39分56秒 | プロレス
いやはや、すでにネット上ではすっかりお祭り騒ぎになっていますが、
とにかく、あの亀田選手の試合は、誰がどう見ても彼はめちゃめちゃ
やられていたわけですよ。

大体1Rにダウンを奪われて、さらに10R以降はフラフラで、どう考えても
いわゆる「可愛がり」を受けているような状態だったわけです。

それで判定で勝つってどういうこと?

あと、TBSは分かってないです。観客が見たいのは『亀田興毅のサクセスストーリー』なんかじゃなくて、『あんな非常識な親子がボコボコにやられるところ』ですよ。
私は、判定の瞬間新宿にいましたが、「勝利 亀田」とコールされた瞬間
そこにいた30人中30人が「んなアホな」「八百長だ」と言ってましたよ。
僕がクリエイティブチームに入ったなら、今日の試合はもうボッコボコにされて、
いっぺん挫折を味わった上で、大晦日再試合ですよ。そうすれば国民的ヒーローなのに、これじゃぁ、八百長疑惑が浮上しますよ。

ちなみに、評論家の勝谷誠彦氏が「TBSはフジがPRIDEを切ったことに全然学んでいない。なぜこんなドル箱タイトルマッチが、ウィークデーに行われたか、
知らないとは言わせない」と、言っていました。
どうやら、さる興業の裏社会の大親分の誕生日なんですって、昨日が。
さらに彼は亀田選手の後援会のエライさんでもあり、面子を立てるためにも
今日の試合は勝たなくちゃいけなかったわけですよ・・・。

大丈夫なの?TBS。
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