疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

アイドルの応援スタイルについて

2004年11月21日 06時16分03秒 | 歌謡曲
歌謡曲というよりアイドルについてですが、
私の現役時代は・・・ってアイドルファンだったころのことですが
たとえば
 ♪お願いよ(聖子!) 正直な(聖子!)
  気持ちだけ 聞かせて(L O V E ラブリー聖子!)
とか、
 ♪あなた探してチャイナタウン(その子!)
  まるで迷路みたいね(その子!)
  そっと涙見せずに(その子!)
  車のドアを閉めた(その子!)

  ねえ(パン・パ・パン・「オー」)
  一度だけ(パン・パ・パン・「オー」)
  届いたエアメール(パン・パ・パン「オー」)

といった「名前のコール」とBメロでの手拍子が中心だったのですが、
今違うんですね!

先日現役のモーヲタの皆さんとお話しする機会があって、活動風景も
見せてもらったのですが、当時僕たちがやっていた「パン・パ・パン・オー」は
「オー」の掛け声が「フー」になって、
PPPHという呼び名で定着しているそうですが、そのほかにロマンスといって、
「うりゃ・ほい・うりゃ・ほい」と叫びながら、両手の人差し指を突き立てながら、
体を左右にラジオ体操のように激しく振るという踊りがあるんですって。
で、Bメロに入ると一斉にみんなで「うりゃ・ほい!うりゃ・ほい!」と
同じリズムで同じ方向に激しく体をゆすっている姿は
なんだか「よさこいソーラン」を見ているようでした。

さらに、サビにくると、頭上で手拍子しながらジャンプして回転するんですよ。
しかもさびの間中飛び跳ねながら回転しているわけで、ずいぶん体力勝負だと
思いました。

しかし、このアイドルへの統一感のあるコールっていつごろから始まったんでしょうね。
私は多分聖子ちゃんの時に近代アイドル応援は確立されたのでは?とにらんでいますが、
どうなんでしょうかね?
世代的に真子ちゃん、郁恵ちゃんのころはちょっとわからないので確かではないですが・・。
僕が知っている限りでは、キャンディーズの解散コンサートでは、すでに
 ♪雪が解けて 川になって 流れて生きます (らんちゃーん!)
ぐらいはあったみたいですね。
でもその前の天地真理とかはどうだったんでしょうね?

もし詳しい方がいらしたらぜひとも教えてください。
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衝撃!ジェネレーションギャップ!

2004年11月21日 05時54分12秒 | 歌謡曲
実は先日25歳の部下と、無駄話をしていたときのこと、
「学生時代は貸しレコード屋によく行ったよねぇ」と話しかけたら、
「え?貸しレコード屋さんていうのがあったんですか?」と聞き返されちゃいました!

うわー!貸しレコードを知らない世代が大人になってますよ!みなさん。
「You&I」「レイコウドウ」ですよみなさん!
レコードを借りて、店内で歌詞カードコピーして、ついでにレジの横で
海の写真とか、猫の写真とかが付いたカセットレーベルと、レタリングシートを買って、
自宅でシコシコ、ボールペンの芯を引っ込めた状態でコスって、
オリジナルカセットテープを
作ったあの日々を、共有できない世代がもうすぐそこにいるんですよ!


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80年代のラジオと歌謡曲

2004年11月21日 05時48分09秒 | 歌謡曲
80年代は、今ほどカジュアルにCDを買うという時代ではなかったので、
ラジオ番組でエアチェックするということが多かったですよね。

わたしは大阪の中高生だったのですが、毎週日曜日の13時から17時までの4時間は
必ずOBCの「歌謡選抜」を聴いていました。これは現在「探偵ナイトスクープ」に
出演している立原啓介氏がDJで、とにかく歌謡曲を毎週毎週100位から1位まで
かけまくるというすばらしい番組で、AM放送だったのですが、とにかく録音して、
あとから自分の好きな曲を抜く作業をよくやっていました。

さらに土曜日の昼間1時からは東京FM系で宮川泰さんがやってた
「コーセー化粧品歌謡ベストテン」も良かったですね。
これは良くあるDJスタイルで前奏に声がかぶるのではなく、
イントロからきちんと曲を流してくれたので、エアチェックには最適でした。

80年代の歌謡曲は エンターテインメントのわくわくするような香りが
いっぱいに詰まっていましたよね!
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フォークギター

2004年11月21日 05時37分45秒 | 歌謡曲
80年代で、象徴的なのがいわゆる「うたぼん」でしたね。
平凡とか明星の付録で毎月、その月のヒット曲の歌詞とそのコードがかいた
小冊子がありました。
これはつまりフォークギターで弾きやすいようにということで、
そうなっていたんですよね。
確かに80年代も後半になるとカラオケも発達しましたが、
まだクラスに誰かはフォークギターがうまいやつがいて、そいつの伴奏でみんなで
歌ったりしましたよね!

で、さっきテレ朝で「歌つるべ」という番組を見ました。
鶴瓶師匠と坂崎幸之助・清水ミチコとドンドコドンのぐっさんが
フォークギターとピアノを持って、即興で好きな曲を弾きまくって、合唱しまくるという
きわめて70年代~80年代初頭テイストあふれる番組で、
思わずボクも自室のフォークギターを引っ張り出しちゃいましたよ!

しかしボクはフォークもそうですが、マッチとか聖子ちゃんの曲を当時弾いてましたねぇ。
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Badlands

2004年11月21日 05時24分27秒 | 映画・ドラマ
またまた80年代とは関係ない話をひとつ。

私は映画が好きなのですが、特に好きな映画のひとつに、
テレンス・マリック監督のデビュー作 「Badlands」があります。

これは、アメリカのネブラスカ州で実際に起きた事件を元に作られた映画なのですが、
豊かな家に生まれた17歳の令嬢と、18歳のゴミ回収業者の少年が恋に落ちて、
やがて交際を反対された二人は、少女の家に火を放ち、車で駆け落ちをします。
そして逃げながら二人でままごとの様な逃亡生活をしていくのです。
しかし、そんな幸せな日々も、お金を得るために強盗などをしていったために、
二人は大犯罪者として警察に追われることになり、やがて別れの日がやってくるという
ストーリーです。

この映画は後に「天国の日々」で、天才カメラマンネストール・アルメンドロスと
組んで「マジックアワー」(日没直後の状態 太陽光が直射ではなく反射で地上を照らす
状態のこと)という概念を生み出した、映像の魔術師といわれる監督のデビュー作で、
同時にマーティン・シーンのデビュー作でもあり、さらに後に「羊たちの沈黙」で
アカデミー撮影賞を獲るタク・フジモト撮影監督のデビュー作でもあるという、
若い野心が詰まった作品です。

しかし、なぜか日本では劇場で公開されされず、ビデオも20年ほど前に絶版になり、
12チャンネルで一回だけ、カットされまくった版が18年ほど前に放送されたきりという
作品で、(そのときの邦題は「地獄の逃避行」でした)
さらに、なぜか外国でもほとんど見ることができないらしく、私はロンドンの名画座で
ぼろぼろのフィルムをイギリスの映画オタクたちとはじめて見ました。

そんなカルト映画がなんと、12月3日に奇跡のDVD発売ですよ!
これは買わなきゃ!
皆さんもぜひ買ってみてください。すごいいい映画です!
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夕ニャンDVD85年7月~8月

2004年11月09日 00時02分41秒 | 河合その子
買いましたよ買いましたよ。夕ニャンDVD
イイ!たまらんです。
特に私は1985年の8月26日(月)にはじめて
友人に進められて夕ニャンを見たのですが、その放送を
今回19年ぶりに見ました。

とにかくそのときの思い出がブワっと一気に湧き上がってきて
何だか泣けてきました。
「そうだったそうだった、番組冒頭は『恋のチャプターAtoZ』だった!」
「そうだったそうだった、福永ちゃんのコーナーがあった!」
「そうだったそうだった、吉沢秋絵が初登場だった」
「そうだったそうだった、五味岡たまきがいた」
「そうだったそうだった、番組のエンドはその子ちゃんがジャンパースカートで
『涙の茉莉花LOVE』を歌った」

 いやはやタイムマシンに乗った気分です。

しかもテロップやらSEやらも、当然当時のまま、さらにでかいメガネの鶴ちゃん、
松本小雪、吉田照美も出ているし、さらに他の映像では使用許諾を出していない
永田ルリ子も映っているし。いやはやたまらんです。

だけど僕は少しは大人になったので、どっぷりはまるというより、初心に帰りたいときに
ちょっとづつ見ていきたいと思います。

とにかくこのDVDのその子ちゃんは、私が恋をした当時の面影をそのまま残していて、
初恋の人が映っている体育祭のビデオを急に見せられたような身もだえをしたくなるような気分がしました。
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超時空二人会

2004年11月08日 00時37分17秒 | 社会
今日NHKで柳屋小さんと、柳屋花緑が行った超時空二人会という面白い番組を見ました。
これはつまり祖父である人間国宝 故小さんの高座のビデオを見ながら花緑が
同じ演目を競演するという不思議な企画でしたが、見ると面白かったですネェ。
もともと花緑のことをあんまり面白い落語家だと思ったことは無かったんですが、
この志自体や、企画力は非常に面白いと思いました。

小さんの「粗忽長屋」は確かに面白かったですね。
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2046

2004年11月08日 00時15分35秒 | 映画・ドラマ
今日ウォン・カーウェイ監督の「2046」を見ました。
内容は、トニーレオン扮する作家が1960年代後半の香港で、
さまざまな女と絡み合った情事の末に、都会で愛情の不在を
確かめるというストーリーで、キムタクはその作家が書く物語の中の
人物を演じています。

まあ、それはともかく今回はウォン・カーウェイの作品としてはちょっと
面白く無かったですね。特に彼の作品を語る上で非常に重要で特徴的な
クリストファー・ドイルのカメラの、くねくねと動くカメラワークが非常に
静かで、フィックスの画が多くて、そこが何だか逆にすわりが悪い気がしました。

中身的にはまあ、トニー・レオン コンリー チャン・ツイイー フェイ・ウォンなどが
出てくるだけでまあスターシステムの映画としてはお腹いっぱいなのですが、
ストーリー的には何だか、昔のアントニオーニの「愛の不在シリーズ」の
マストロヤンニ とモニカ・ヴィッティの映画みたいな、ざらざらとした都会の孤独を
感じました。

悪くは無いですが、やはり「恋する惑星」の方が好きですね。
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地震について思うこと

2004年11月02日 13時22分27秒 | 社会
新潟での大きな地震の報道を聞いていると、ある出来事を思い出します。
ちょっと80年代とは関係ありませんが、書かせてください。

私は出身が兵庫県でして、神戸の地震の際には、実家も被害を受けました。
しかし私自身はその頃イギリスに長期滞在をしていたので、この地震のことは
朝のBBCニュースではじめて知ったという口でした。
そこでいてもたってもいられず、近くのタバコ屋で朝日新聞の衛星版を買い求めて、
読んでみると、神戸からはちょっと離れた私の実家の方も甚大な被害が出ているという
ことじゃありませんか!
これは大変と、実家に電話をしてももちろんつながりません。ましてや国際電話ですからね。

そこで朝9時半ごろだったのですが、意を決してロンドンの日本大使館に電話をしてみました。
「お忙しいとは思いますが、神戸の方で地震があったと聞きました。もし詳しい情報などを
お持ちでしたら教えていただきたいし、もしくは在外邦人のために情報を提供している
機関があったら教えて欲しい。」と聞いたところ、なんと!
「実はまだこちらに朝日新聞が届いていないので詳細が分からない。本国からは特に詳しい
情報は届いていない。」という返事でした。

僕より情報が遅くてどうするねん!と心の中でつっこみましたよ、さすがに。

なんか日本の国家組織って、ずいぶん当てにならないですよね。

今回の報道を見ても、なんかそんな気が強くします。
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