疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

本田恭章

2004年10月22日 09時28分26秒 | 歌謡曲
80年代のアイドルについては、近年さまざまな考察が行われていますが、
男性アイドルというと、ジャニーズ以外は群雄割拠のような気がします。

そんな中、私が一番思い出深いのが本田恭章ですね。
彼は一般的にはテレビ版の「ねらわれた学園」(原田知世主演の名作ですね)の
京極少年役として有名ですが、曲も「星☆ボーイ」といった名曲や、
チャーの「気絶するほど悩ましい」のカバーなど、なかなかいい活動をしていました。

ただ、小さい事務所だったのか、全然賞レースとは無縁でしたので、一般的な知名度は
非常に低かったですね。

今、40歳ぐらいでしょうけど、どうしてるんでしょうね?意外と音楽活動を続けてる
かもしれませんね。

ちょっとロック色を押し出していて、当時流行ってたチャーリー・セクストンっぽかったですよね。


オーボーイ パーティはまだ 終わらない
も一度   ジョークでいい 口付けを

「星☆ボーイ」  本田恭章

そういえば彼の歌はCDにもなってないし、カラオケにもありませんねぇ。
コメント (2)
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台風クラブ

2004年10月20日 23時15分18秒 | 映画・ドラマ
今年はずいぶん台風の当たり年ですね。
今日も雨・風がひどいですね。

ところで、台風といえば映画「台風クラブ」を思い出します。
相米慎二監督の作品で、台風の日に取り残された中学生達が
その閉ざされた環境の中で、日ごろの性的な衝動や、暴力的な心を
暴発させるという作品で、不思議な不思議な映画でした。

特に町にさまよい出る工藤夕貴が、笛を吹く大人とすれ違うところや、
工藤夕貴が布団の中で、自らを慰めるところなど、「なんでこのシーンがいるの?」と
考えこんだのをおぼえています。

私は14歳のときに一回見たきりなのであんまり覚えていないのですが、
バービーボーイズの「臆病者とはどんなもんだろう?お前みたいなやつを言うんだろう?」
という歌が非常に印象的だったのを覚えています。

あと、担任の先生が三浦友和なのですが、かれが自宅に戻ってステテコでビールをのむシーンが
相米監督お得意のワンシーンワンカットで、しかもベランダから、良く見えないアングルで
10分ほど、カメラも動かず、奥では単にビールを飲むシーンが繰り広がれられている姿に、
逆に感心したのを思い出します。

「台風クラブ」
監督 相米慎二
主演 工藤夕貴 大西由佳
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アイドル全盛期 1982年

2004年10月17日 08時25分30秒 | 歌謡曲
1982年は俗に言う、アイドルの全盛期でしたね。
この年にデビューしたのは
○松本伊代(正確には前年の11月ぐらいにガーナチョコのcmに出てました)
○早見優(オリンパスのCMで「あの日に帰りたい」をバックに泳ぐのが印象的でした)
○堀ちえみ
○シブガキ隊(もっくんは仙八先生の「すばる」クン役で、「おれは名前が変だからいじめられたんだ!」とぐれる役でしたが、その前の年にマラソンの瀬古が息子に「すばる」と名づけていたのが
印象的でした)
○石川秀美(秀樹の妹の妹という触れ込みでした)
○小泉今日子
○中森明菜
○パンジー(北原佐和子・真鍋ちえみ・三井比佐子)
  「夏の秘密」という映画に出てました。北原佐和子はブリジストン自転車のCMに出てました

などなど盛りだくさんでした。
その中で、最終的にはキョンキョンと明菜が抜け出すわけですが、この二人は当時の新人賞レースからは、完全に脱落してました。

当時の新人賞といえば
堀ちえみ(ホリプロ)
早見優(サンミュージック)
松本伊代(ボンド)
小野さとる(よこはまチャチャの人ですね。演歌枠)
シブガキ隊(ジャニーズ)

がメインでしたから、事務所の大きい順という側面はあるんだろうなぁと、当時キョンキョンの
熱狂的なファンだった私は思っていました。

ところが今思えば
小泉今日子(バーニング)
中森明菜(研音)ですよ!

10年一昔といいますが、20年経つと様変わりするものですね。
ちなみに伊代ちゃんや、本田美奈子がいたボンドは1990年代に原宿で開いた
タレント学校が赤字になり、倒産しました。

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ベルリン・天使の歌

2004年10月17日 08時09分13秒 | 映画・ドラマ
1987年に製作されたヴィム・ヴェンダースの「ベルリン・天使の歌」は
いわゆるアートフィルムの単館上映のハシリとなった映画でしたね。

この映画は天使が地上にいるサーカスのブランコのりの女性に恋をして
地上に降りてくるというロマンティックなプロットの映画なのですが、
その前の、天使が東西統一直前の荒廃した西ベルリンの町をさ迷い歩く
モノクロ部分がとても、見る人の心を揺さぶりますね。
とくに地下鉄に入っていくと、だれもが別々の心で、別々の言語で独り言を
ぶつぶつと言っているシーンは見事ですね。
また、ライブハウスで日本人の女の子がパンクの格好でいるのもぐっと来ます。

で、そういう荒廃した都会の片隅で、むかし天使だったというピーターフォークと会って、
人のぬくもりを感じたくなるわけですよ。そのシーンがぐっと来ますね。

さらに、上から見下ろすとそういう無味乾燥な都会に見えたベルリンで、生きていこうと
人間になることを決意したオットー・ザンダーが、地上に降りた瞬間、カラーになると
その壁やら町は実は極彩色に彩れられていて、人が確かに生活しているぬくもりがあるんです。
それを一瞬で分からせる演出でしたね。あのパートカラーは・・・。

この映画は確か1988年ごろに、東京ではできたばかりのシャンテ・シネで公開されて
異例のロングランを重ね、キネ旬でも大々的に特集したのですが、私がいた大阪では
扇町スクエアーという小さな小屋で1週間しかやりませんでした。
見に行きましたが、となりでサラリーマンがグーグー寝ていたのが印象的でした。

1987年 ドイツ
「ベルリン・天使の歌」
主演 オットー・ザンダー  ピーター・フォーク
監督 ヴィム・ヴェンダース
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いやはや、お久しぶりです

2004年10月17日 07時56分35秒 | 映画・ドラマ
このブログを覗いてくださる皆様。お久しぶりです。
実は私。Rino@管理人はとあるテレビのディレクターをしておりまして、
9月から10月にかけては、ビックリするほど忙しかったっす!

特に10月は10日間もテレビスタジオにこもっていましたよ。
毎朝7時にスタジオ入りで、夜中の11時半まで、走り回って怒鳴り怒鳴られ
まあ、とにかく戦場のような忙しさでした。しかも休憩は昼・夜とも45分
それも打ち合わせをしながらの休憩なので、体が椅子に座っているってだけで
休憩じゃないですよね・・。

まあ、こんな感じで30代になってもテレビの仕事はきついわけですが、
先日「ココリコの黄金伝説」という番組のADさんと話す機会があって、
その劣悪な労働条件にびっくりしました。

とにかくみんな1ヶ月間に1度しか家に帰れないで、そのうち2週間ぐらいは風呂に入る
時間も無いんですって!で、不眠不休で働いてるからエレベーターの中とか、コピー中に
寝るんですって!さらに寝不足で動きが悪くなるから怒鳴られ殴られでふらふらだと
言っていました・・・。それで多分彼らの給料なんて20万円に届かないぐらいですよねぇ・・。
局のディレクターは28ぐらいでも月65万ぐらいもらっているのに・・・。

ちょっとテレビの労働条件は劣悪すぎますよ。本当にそう思います。
19世紀のイギリスの炭鉱みたいですよ・・・・。
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