疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

アントニオ猪木最強説

2008年01月30日 16時18分55秒 | プロレス
やはり、80年代に少年時代を迎えた、今の30代男性にとって
アントニオ猪木は、団塊の世代における長嶋茂雄のような、
「嫌いになろうとしても嫌いになれない スーパースター」であるのでしょう。

本当に私は25年前 アントニオ猪木は世界最強だと思っていました。

今、総合格闘技の出現によって、上には上がいることを知らされましたが、
you tube でこんな映像が上がっています。

http://jp.youtube.com/watch?v=gyA69UJt8kE


これは、数年前 新日LA道場で、猪木とイズマイウ・アランゴエスが
取材の一環として、スパーリングをしたときの物です。

イズマイウが上のポジションになりながら、毎回毎回腕やら足関節を決められて、
ヒ~ヒ~言っています。
その様子をみて、自分もやりたくなったのか、アランゴエスも参戦しますが、
今度は新日道場で行われた、新弟子いじめ「ラッパを吹かせる」状態に
させられて、本気でやられてしまうという図です。

もちろん、イズマイウもゴエスも相手が60歳の老人で、しかもレジェンドであり、猪木の取材ということで接待スパーだったのでしょう。
しかし、そうとわかっていながらも、そもそもこの動きだけで、なんだか
少なくとも柴田やら、カシンよりも強そうな感じがしませんか?

大体、少なくともこのビデオの尺 8分半は動き回ってもぜんぜん息が切れない
なんて、化け物みたいなスタミナです。

結論として、私たちはこういってもいいのではないでしょうか?

猪木はやっぱり最強だった!

コメント (1)
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加藤博一氏を悼む

2008年01月21日 23時34分36秒 | スポーツ
1980年代の阪神タイガースには欠かせない存在だった
加藤博一さんが、昨日 肺がんでお亡くなりになりました。
56歳だったそうです。

とにかく底抜けに明るくて、選手としても大人気でした。
もともとは大洋ホエールズで屋敷らとともにスーパーカートリオの
一人として活躍。
阪神移籍後も、低迷期の阪神で「負けても大人気」の選手の一人として
本当に人気がありました。

引退後も『プロ野球ニュース』のエース解説者として、まじめな解説は平松さんやら谷沢さんに任せて、くだけた解説担当として
活躍していました。弁が立つ解説者の先駆けであったことは間違いありません。

しかし、あまりにも若すぎる。あと20年は解説者として
活躍してくだらないといけない方でした。

ご冥福をお祈りいたします。
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学級崩壊と、自分の子供時代

2008年01月19日 11時28分45秒 | 管理人の身辺雑記
最近、先生の側がなかなか生徒を怒ることができなくなったせいか、
学級崩壊がひどいようです。
なんでも授業参観のときですら、歩き回ったり、教室をフラッと
出て行ったりする生徒が普通にいるそうですよ。

これは、たぶん体罰に世の中が厳しくなったことと、関係がありそうです。

だって、私が自分を省みても、私立の小学校~高校でしたが、
それぞれ教師にはある程度殴られたものです。
高校のときなんか、先生に殴られて血が出たり、鼓膜を破られるなんて
別に普通のことだったように思います。

もちろんセクハラとかそんなのは論外ですが、ペットだって殴ってしつける
んだから、子供なんてさらに、ちゃんと躾けた方がいいと思うのですが・・。
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ヤッターマン

2008年01月18日 22時53分01秒 | テレビ番組
1970年代に子供たちを熱狂させた「ヤッターマン」がリメイクされましたね!

私はまさに1978年当時、小学校2年生ぐらいだったので、直撃世代でした。

なんといっても ドロンジョ・トンズラー・ボヤッキーの3人が
同じ声優さんだというのがうれしいですよね!

考えて見れば1970年代後半
土曜日は

18:30~19:00  「ヤッターマン」
19:00~19:30  「まんが日本昔話」
19:30~20:00  「クイズダービー」
20:00~21:00  「8時だよ!全員集合」

という黄金の布陣でした。

懐かしいなぁ。土曜日が本当に楽しみだったですよ。
18:00ごろ食事をして、
21:00にお風呂に入って
21:30には寝てましたね・・。

懐かしいなぁ
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仕切りなおし

2008年01月12日 10時48分39秒 | 管理人の身辺雑記
テレビの世界では 専門家ではなく、何でもできる人が
非常に重宝されます。
逆に「何をとっても自分が出る」タイプの人物は
ピタッとはまらないと、なかなか苦労します。

難しいものですねぇ・・。
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大晦日「ハッスル」はなぜつまらなかったのか?

2008年01月03日 16時01分09秒 | プロレス
大晦日の紅白の裏で行われたテレビ東京
「ハッスル」は、どうしてつまらなかったのでしょうか?

それを、演出家として、プロレスファンとして再考してみたいと
思います。

ハッスルは、従来の鍛えに鍛えたプロレスラーがやる
『リングの中の格闘』の副産物として発達してきた
『遺恨』『ストーリーライン』『ブック』などを肥大化させて、
リングを客席が4面ある舞台に見立てた演劇、に昇華しようという
試みです。

もともとは、アメリカのWWEがやっている『バックステージの
人間関係がリング上に色濃く反映したプロレス』だったわけですが、
最近は、光線が飛び交ったり、リングが割れたりと完全に
プロレスの形式だけを借りた演劇として独立しています。

で、彼らは今回構成として

和泉元弥対KENZO
池谷幸雄・ザグレートサスケ対安生・Gバボ
ケロロ軍曹対コブラ男爵
川田対G白田 (プロレス対決)
黒田・金村対 アジャコングたち (ミルコが出てくるサプライズ)
天龍・タジリ・RG対 ボノ・インリン・Gムタ
坂田・HG対ノートン・シルバ

の7試合を持って来ました。
でも見てください。
はじめの2試合では、『旬を過ぎた芸能人が
受身も取れずにのた打ち回る姿』
次の試合は、『出来の悪い、子供だましの着ぐるみショー』
その次は『なぜか一方的に川田が大食いファイターを蹴りまくる』

と、はじめの4試合ですっかりしょっぱい試合ばっかりが並んで
しまっているのです。

これは作戦ミスですよ。まず一応 鍛えたプロレスラー同士に、
RGぐらい受身が取れる芸人を絡ませるぐらいの試合からスタートして
『ハッスルとは何ぞや』と売ってから、
『その中に、池谷が入って大丈夫か・・・?』と思わせるから
意外な感動が出てくるのではないでしょうか?

たとえばですが、池谷が出てくる試合の前に、
土井吉対CIMA・ドラゴンキッドぐらいの、本当にプロレスの
超進化系を見せた上で、おんなじ様なアクロバティックな
動きを池谷が出来ますよ!というほうがどんなに良かったでしょう。

また、リングの中の動きについては『リング内サイコロジー』
というものが存在し、観客の心を動かす演技法については
プロレスラーたちの間でしっかり伝承されているものです。
これは非常に特殊で、『痛み・絶望・怒り・反撃・喜び』を
体と目線で表現するもので、これに長けているか長けていないかでは
ずいぶん違います。

同じアクロバティックな動きでも、私は31日に後楽園ホールで
「プロレスサミット」を見てましたが、あの時ウルティモ・ドラゴンが
リング外へ宙返りして飛んだとき、ホールの2000人を包んだ
高揚感は素晴らしいものがありました。
芸能人もやれば出来るはずですが、リングの中に関してはレスラーのほうが名優が多いのです。彼らにまずは先導させるべきでは
なかったでしょうか?

逆にもうすっかりレギュラーになっているインリンや、高田総統
さらにはプロレス界でも超一流のパフォーマーである
Gムタやタジリは、テレビクオリティにある素晴らしさでした。
ムタのかっこよさと、タジリの負けっぷり(バンプのうまさ)には
まさに敬服しました。

しかし今回の構成だと、もともとハッスルを見たことがある人でないと
この茶番には乗れません。やはり肉体と肉体がバチーンと本当に
ぶつかり合っているところに、芸能人が恐る恐るハイって、ガチンコで
恐怖の表情を浮かべ、死に物狂いで何とかするというところに、
このイベントの真の面白みがあるのです。

その意義を分かっている芸能人が、実はプロレスが好きで好きで
プロレス同好会出身のRGとHG、さらにインリンしかいないところに
ハッスルの先行きの不安さが残ります。

私は今日は、もうひとつの『プロレスの演劇化』の試み
マッスル・ハウスに行って来ます。こちらは双数姉妹の今林氏と、
早大シネ研出身レスラー マッスル坂井が、毎回、ハプニング演劇のようなワクワクしたものを見せてくれるので、かなりマイナーではありますが、楽しみです。

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