疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

ライオネル・リッチー 「can't slow down」

2006年01月17日 03時07分36秒 | 洋楽
現在はパリス・ヒルトンの相棒のニッキー・リッチーの親父として良くも
悪くも語られることが多いライオネル・リッチーですが、80年代は
世界のスーパースターでしたし、
何かと奇行の多いKing of Pop マイケルジャクソン
よりも親子で安心して聞ける、まさにスーパースターでした。

もともとはコーラスグループ コモドアーズの一員だった彼は80年代初頭に
ソロに転向します。その2枚目のアルバムに当たるのがこの「Can't slow down」です。

このアルバムはまさに名曲ぞろい。
「All Night Long」
「Dancing with the night」
「Hello」

など80年代を代表する曲がずらりと入ってます。
また特に「Hello」はPVが傑作でした。
ドラマ仕立てになっていて、目の見えない、売れない若い彫刻家をやさしく
見守るライオネル。
「あなたの声を聞いて、ただ『こんにちは』と呼べる喜びを僕は感じたい」という
バラードに乗せて、その女性彫刻家はライオネルの庇護で作品を作り始めます。
曲も終わりにさしかかったある日、彼女はその作品をライオネルに見せます。
とたんにほころぶライオネルの笑顔。
目が見えないはずの彼女が視覚だけで彫った彫刻は、確かにライオネルそっくりの
顔をしていました・・・・。

彼はライブ・エイドでもただ一人ニューヨーク会場とロンドン会場をコンコルドで
移動して、掛け持ちしましたし、ロス五輪の閉幕式でのパフォーマンスも
非常に印象的でピープルズ・チャンプというにふさわしい、愛される
スーパースターでした。





Can`t Slow Down
Lionel Richie
Motown / Pgd

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エイジア「Don't Cry」

2006年01月17日 02時52分18秒 | 洋楽
1983年ごろ、時はニューロマ全盛時代。私は中学生で、マイケルジャクソンの
「スリラー」やカルチャークラブ・デュランデュランなどから洋楽を聴くようになりました。
そんな私が毎週欠かさず見ていたのは小林克弥の「ベストヒットUSA」でした。
そしてその頃、他に良く流れていたのがエイジアの「Don't Cry」でした。

♪ガ~ン・ガガガ・ガーガガガガァァァ~ン というイントロ(分かる人だけ笑ってください)は非常に印象的で、当時よくテレビ番組の挿入曲などにも使われて
いましたよね。

当時、「けっこうオジサンバンドだなぁ」ぐらいに思っていたのですが、
後から聞くと、イエスやらキング・クリムゾンやらELOのメンバーが結成した
スーパーバンドだったんですってね。


Alpha
Asia
Geffen Original Masters

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翔んだカップル

2006年01月13日 05時18分40秒 | 映画・ドラマ
柳沢みきお原作の傑作ラブコメディー「翔んだカップル」
この漫画をはじめて目にしたのは私が小学3年生の頃、1980年でした。当時少年マガジンでは「凄ノ王伝説」「微笑みによろしく」「おれは鉄平」「釣りキチ三平」などが連載中でしたが私の目を捉えたのは、このアンニュイな恋愛群像でした。しかも
当時連載はすでに田代勇介と山葉圭のドキドキラブストーリーを
離れ、勇介と杉村女史のただれた交際のあたりまで進んでいて、
これに惹かれた私はかなりおマセさんだったのかもしれませんね。
 この漫画はテレビでは桂木文主演でドラマ化され、「NG」という言葉を世に出したことで有名ですが、なんといっても相米監督が鮮烈なデビューを果たした映画版のことを語らなくてはいけないでしょう。
 とにかくこの映画で印象的なのは、後に相米監督の代名詞ともなるワンシーンワンカットが非常に効果的に使用されているという点です。住宅街の坂道で自転車を爆走させるシーンの躍動感。
薬師丸ひろ子が自宅の鏡台でルージュを塗るシーンのエロチシズム。学園祭のシーンでもぐらたたきをしていて、はじめは笑っているのに叩かれていくうちに泣いてしまうシーンの異様さなど
は忘れようとしても忘れられないインパクトがありましたね。

 監督 相米慎二
 主演 薬師丸ひろ子 鶴見慎吾 石原真理子
 原作 柳沢みきお   1980年公開

翔んだカップル

ポニーキャニオン

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マイケルジャクソン「スリラー」

2006年01月13日 05時12分02秒 | 洋楽
1980年代といえば、やはりこのアルバムを避けて通れないですよね。
King of Popことマイケル=ジャクソンの「スリラー」
私はこのアルバムの発売時期が丁度中学一年生だったことを思い出します。
当時、「Beat it」や「Billy jean」などのPVのかっこよさに打ちのめされて、
それがきっかけで、夜中のベストヒットUSAを見るようになりました。
まさしく、「世界には色んな音楽があるんだ」と、普通の中学生に教えてくれた作品でもあります。

で、久々に聞いてみました。
感想としては、当時のマイケルよりも大人になってから聞くと、
「あの子は僕のもんだよ、なんといってもボクのもの」(Girl is Mine)
「どうしようもなくなって、うじうじしてるなよ!殴り倒せよ!さあ!」(Beat it)
「誰もがあの子に気をつけろっていうんだ、だけどビリージーンはボクの彼女じゃないよ。
彼女はただの子供じゃないか・・・」(Billy Jean)
なんだか、誰かの歌に似てませんか?
・・・・・・・・・・・そう!シブガキ隊ですよ!
優等生の男の子が背伸びして悪ぶっているような雰囲気が、
シブガキ隊やらマッチにそっくりな感じがしました。

大人になっちゃったなぁ・・・。

1982年 「Thriller」 Micheal Jackson
1 Wanna be starting something
2 Baby be Mine
3 The girl is Mine
4 Thriller
5 Beat it
6 Billy Jean
7 Human Nature
8 P.Y.T
9 The lady in my life



Thriller
Michael Jackson
Millennium Editions

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大日本プロレス 「一軒家プロレス」

2006年01月13日 05時02分54秒 | プロレス
先日レンタルビデオで借りてみましたよ。
「一軒家プロレス」 あの、橋本真也が主演した映画版ではなく、
それに先立って行われた、プロレス版のほうです。

これが、まあ、バカなの!
後楽園ホールに一軒家をぶったてて、伊東竜二やらマッドマン・ポンドやらが
とにかく淡々と家をぶっ壊していくという、きわめていい加減且つ爽快感がある
作品でした。

高橋がなりプロデュース 一軒家プロレスin後楽園ホール

ビデオメーカー

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なめんなよ たびたび

2006年01月13日 04時54分44秒 | 社会
なめ猫のグッズを見つけました!
なんだかこういう特攻服も、最近見ないですね・・。


1000ピース なめんなよ 11-163

エポック社

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河合その子とは?

2006年01月13日 04時49分38秒 | 歌謡曲
私は、1985年から1990年ごろまで、熱病に冒されたように
河合その子のファンでした。

彼女のキャリアはすでに閉じてしまっていますが、デビュー当時の
ガールズポップから、彼女自身が作詞作曲を手がけるようになる後期作品まで
様々な魅力がある素晴らしいアーティストだと今でも思っています。

彼女のキャリアを俯瞰するのに一番ふさわしいCDを御紹介します。


GOLDEN☆BEST
河合その子
Sony Music Direct

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女子プロレスと怪我について

2006年01月10日 17時47分41秒 | プロレス
昨年は女子プロレスにとって最悪の年でした。
まず老舗の全日本女子プロレスが倒産・解散
さらに最大手のGAEAジャパンが解散となり
事実上 道場・合宿所などの育成システムを備えた上で
後楽園ホールで興行を打てる団体は消滅してしまいました。

全女やガイヤがなくなった後、それでも道場を維持している
(新人を育てる体力はないが、現在いる選手の練習は出来うる)
JWP・NEOは地道に活動を続けていますが、
ほかは、各選手や以前のスタッフ達のなかから、お金がたまった
人がボツボツと自主興行を打つというスタイルになりました。

こうなるともうプロレスだけをやっていては食べていけないわけで、
プロといいながら、体調管理がうまく行かないままリングに上がる
選手が出てくるわけです。

さらに、一夜限りの興行となると、マッチメイクも選手の力量とは
無関係の、カワイコちゃんが強い選手にぶつかってやられる様を
見て楽しむみたいなマッチメークも『チャレンジマッチ』という
名の下に行われてしまいます。

その結果、全女からAtoZと活躍していた堀田選手が指を断絶する大怪我
大向選手が脳震盪2回(NFLでは脳震盪2回で引退です。それほど脳震盪は
癖になる上にぱんちドランカーになりやすいのです)
Hikaru選手が頚椎を捻挫しながらマットに立ち、桜花選手は膝が完全に直って
いないのにリングに立つ始末です。

さらに最近「萌え系レスラー」として人気の春日萌花ちゃんの試合を
見る機会があったのですが、とにかく受身は取れないし、ミサイルキックしても
自分の筋力がないので相手を吹っ飛ばせず、自分の技なのに頭から落ちてしまう
始末なのです。
そしてそれを指導すべきさくらえみ選手も、あきれて帰ってしまうというギミックを使う始末で、彼女がいつ重大な怪我をしてもおかしくない状態でした。

これはやがて取り返しの付かない事故を生み出してしまいます。
今 女子プロレスは岐路に立たされています。
しかしとにかく死人が出てしまっては、このジャンルは死に絶えてしまいます。
その前に、今一度、こういうときだからこそ、
「選手の力量を考えたマッチメイク」
「自己管理出来る余裕のあるスケジュール」
「受身が取れない選手はリングに上げない」
を徹底したほうがいいと思います。



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フジテレビ 西遊記 第一回目を見て・・。

2006年01月09日 23時48分05秒 | 映画・ドラマ
見ましたよ。見ましたよ。
フジテレビが総力を挙げて作った「西遊記」第一回

しかし・・・。ダメでしょう?あれでは。

①脚本が説教臭く、テンポが遅い
②サゴジョウとチョハッカイが、非常にキャラクターが薄い
③ゴクウが、ただただ叫んでばかりで、粗野だが美しい心を持っている
 というキャラクターの 美しい心の部分がまったく描けていない。
④初回90分という尺が長すぎたようで、
 演出的に普通なら短めに刈り込むところまで全部長くしている
 つまり編集が甘い
⑤アクションが弱い。アクションから逆算した絵作りをすればいいのに、
 フジテレビの演出家の悪い癖で、何でもかんでもカットが細かいから
 アクションの躍動感がない。
 ワイヤーアクションとか使えばいいのに・・・。

これは、多分2つ原因があるのでしょう
①香取慎吾のスケジュールがタイトで、粘りきれない
②尺が長すぎて、撮れないから突っ立ってゴクウがシャウトしたり
 長々と三蔵法師がしゃべったりする

しかし社運をかけているんなら、もうちょっとちゃんとしたほうが良かったのでは?

マチャアキ版って面白かったんですよねぇ。そう考えると。
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Hot SPAに載った 中川翔子ちゃんの80年代セレクション

2006年01月04日 02時03分46秒 | 歌謡曲
この年末年始に出た雑誌の増刊号のうち、
「SPA」が出したエロ系増刊号「Hot SPA」のなかに
85年生まれのアイドル 中川翔子ちゃんが選んだという
80年代J-popランキングが出てました。

おじさんとしてはナニナニ?と思いながら読みましたが、
そのランキングは下の通りです。

①「天国のキッス」松田聖子
 ~シュガーボイスにテクノ風のリズム。甘い歌詞と80年代の
  エッセンスがぎっしり。これぞ神曲。天国に連れて行かれそうになります
②「悲しみ2(too)ヤング」田原俊彦
 ~80年代といえば、やっぱりトシちゃん。
  イントロからびしびしと切なさが伝わる。トシちゃんだからこそ
  名曲に仕上がったと思います。
③「くちびるNetwork」岡田有希子
 ~聖子さんが詞を手がけた最強の曲。もっとたくさんの曲を聴きたかった。
  甘い恋のときめきの曲。ユッコの落ち着いた声が好き。
④「真っ赤な女の子」小泉今日子
 ~ぶりぶりのアイドルソング。若さがはじけて初々しい。
  聞いていると自分が照れちゃうような可愛い曲。アイドルはこうでなくちゃ!
⑤「涙の茉莉花LOVE」河合その子
 ~おニャン子も80年代J-popには欠かせません。河合さんは
  顔も可愛いし、声もきれい。壊れそうな女の子の切なさが出ててイイ!!

 だそうです(~は彼女のコメント)

結構いい趣味してるじゃないの!

「私も80年代に青春を送りたかった!この時代に青春ドンピシャだったら
もっと楽しく生きていただろうと思いますね」

だそうですが、その通りです!あのころはテレビやらレコードを買うのが楽しかったですよ。

特に聖子・トシ・キョンキョン好きだというのがまたイイ!
トシちゃんは特に再評価されるべきだと思いますね。

しかし『天国のキッス』がスキだというのは非常にイイですね!
実は松本隆詞・細野晴臣曲の最強曲ですよ!!

もちろんこのランキングのなかに、河合その子ちゃんを入れてくれたのも
嬉しいですね!!

中川翔子ちゃん!がんばれよ!!
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どうしたの?日テレ

2006年01月02日 06時47分55秒 | 演芸
な、なんと、元旦の昼間に14時間も「笑点」をぶっぱなした日テレが
翌日2日の朝6時から、「おはよう笑点」なる番組をやっていますよ!

しかも熟女大喜利と題して内海桂子やらあした順子、松旭斎すみ江・玉川スミなんかが出てきちゃうという凄さ。
さらになんとテレビに絶対出ないと思った柳家紫文の三味線音曲なんかが出てきて
「その時長谷川平蔵は・・。」で始まる駄洒落ネタを4ネタ 7分もかけてやったり、BS日テレの「若手大喜利」をやったりとどうしちゃったの?という1時間。

若手大喜利って 三遊亭愛楽・橘家文左衛門・林家きくお・何とか玉の輔などが
出ているんですね。

で、昇太が大喜利の司会なわけですが、非常に良いですね。
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ウルトラセブン 第8話 「狙われた町」

2006年01月02日 03時10分14秒 | 映画・ドラマ
元旦の番組があんまりにも面白くないので、DVD三昧ということにしました。

そこで、大晦日に「パチンコ ウルトラセブン」をやったときにグッときたので
「ウルトラセブン」のメトロン星人の回を借りてみてみました。

監督 実相寺昭雄  脚本 金城哲夫の黄金コンビの作品ですが、
今見ると、映像的にすごく洗練された作品で、いまさらながら、
当時の実相寺監督の凄さにビックリしました。

今、大人の目で見ると、多分ミケランジェロ・アントニオーニの「愛の砂漠」などの
モニカ・ベッティーの作品を想起させる作品でした。

木場でロケした冒頭・作戦室の逆光の照明構成・有名な倉庫街の古アパートの
造形 全てが完璧ですよ。
さらに、メトロン星人に出会うところまでのサスペンス、美しい夕焼けの戦い
全てが美しく、ゆえに子供の頃はトラウマになってあんまり好きな作品では
ありませんでしたが、プロになってみると、ドキドキするほど良い作品でした。
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明けましておめでとうございます

2006年01月02日 03時01分54秒 | 管理人の身辺雑記
みなさま、明けましておめでとうございます。

2006年になりましたね。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

それにしても
日テレは元旦から「笑点」を14時間もやって、平均60歳の大師匠方を
ヘトヘトにして、どうするつもりだったんでしょうね?

大晦日はMXで談志師匠が「芝浜」をやっていたし、なんだか落語狂い咲きって
感じです。

そうそう30日の未明には鶴瓶師匠が「青木先生」をやってましたしね・・。

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