疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

新作落語の会

2006年12月25日 00時32分48秒 | 演芸
12月23日 クリスマス前の連休 初日を皆さん、どうお過ごしでしたか?

私は池袋演芸場で、落語協会主催の「新作落語の会」を見て
来ましたよ。いやぁ、すげぇ並んでました・・。もう超満員札止め。立ち見というかなんというか、ドアが閉まりにくいほどの文字通り札止め状態でした。

出演者は新作派の巨匠 三遊亭円丈を筆頭に、新作派のエース
柳家喬太郎(週刊文春のコラムでもおなじみですね)、落語界のジャン・リュック・ゴダールこと三遊亭白鳥など、人気実力を兼ね備えた6人が、池袋演芸場特有の、持ち時間の長いなかで一人25分ほどのねたをかけたという贅沢な夜でした。

喬太郎さんは、とにかく気楽に笑わすことだけを念頭に、客いじりなども交えながら、「千早ふる」のパロディーの「お富さん」を、場内がゆれるほどの爆笑を誘いながら演じていました。
白鳥さんは、「黄金餅」・・・といっても、「池袋で繰り広げられる北朝鮮スパイとの攻防」という内容の新作で、白鳥ワールドを推進させていました。彼には一度取材をしたことがあるのですが、本当に知的な方でした。

昨日一番すごいなぁと思ったのは、やはり円丈さんの「大須演芸場」というネタでした。なんだか映像的で立体的で、面白くありながら、ちょっと悲しい。う~ん、すげぇや。と改めて巨匠の技を思い知らされました。

昨日はクリエーターとしての刺激を受けまくった夜でした
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アジア大会サッカー決勝 カタール対イラク

2006年12月15日 23時35分39秒 | スポーツ
いやはや、イラク対カタールですが、めちゃくちゃいい試合ですね。

しかし、両チームとも結構U-21の選手が多いらしいです。どう考えても
日本の 甘ったれ平山なんかよりも断然いい選手ばかりですよ。

ワールドカップ大丈夫ですかね?
韓国・カタール・イラク・オーストラリアあたりは、
どうやら日本より強いですよ!
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「武士の一分」について一考察

2006年12月11日 22時49分53秒 | 映画・ドラマ
昨日、山田洋次監督の「武士の一分」を見ました。
藤沢周平文学の特徴である、美しい四季の描写や、
武士が武士になる前の青春時代を丹念に描く人物描写などが、非常に忠実に
再現されていて、巨匠の晩年の傑作という雰囲気が漂っていました。

木村拓哉もがんばっていて、彼としては出し切った感じでしたね。

全体的に非常にいい作品だということを前提に置いた上で、気がついたことを書きます。

木村拓哉という俳優は、その卓越した美貌があり、さらにテレビドラマの王であるがゆえに、「テレビドラマの演技」の第一人者です。
「テレビドラマ」は一度に5台のカメラで、芝居を切らずにとっていくマルチカメラシステムで撮られています。
特徴として、おおきく2つ挙げられます。
一つは、芝居を切らずに丸ごと捉えられるという点。二つ目は、細かいアップショットが多くなるという点です。
特に、後者は「テレビ」が明るい室内で、比較的小さな画面で見られることを前提としているため、視聴者をひきつけるために近年、益々アップショットの比率が増えています。

そういう撮り方をするときに、演技として一番有効なのは目線の動きと、上半身、特に肩の体重移動なのです。なぜなら、人間のアップショットは、すなわち上半身の映像と置き換えることができるからなのです。

これは呼吸一つ、瞬き一つで感情をたくみに演じ分けられるという利点があります。木村拓哉という俳優は、この演技法の王様なのです。

その彼が、今回時代劇の中に入りました。
実は逆に時代劇は、腰の体重移動が非常に重要になるのです。
これは、舞台劇の俳優ともともと親和性があるのです。舞台劇も体の運び、
とくに下半身の体重移動は重要なファクターの一つですからね。

そこで、今回共演者に、笹野高志、坂東三津五郎といった、超一流の舞台俳優が揃い、さらに宝塚歌劇出身の壇れいが加わったことで、非常に舞台劇っぽいつくりに
なっていました。
いわば、木村拓哉は今回アウェーの戦いを強いられたのです。

結果として、木村拓哉は彼が持てる力は発揮したと思います。しかしやはりホームの役者に囲まれると、ちょっと分が悪かったかしら?と思いました。
逆に壇れいが、映像演技がはじめてなのに、非常に光って見えたのも、そういうわけで、さらに山田監督は相当意図的に、壇れいの腰から背中のラインで芝居をさせていました。

もちろん、盲人で「静」であることを強いられる役で、だからこそ「テレビの王様」を山田監督はキャスティングしたのでしょう。でもこれは、難しい役ですよ・・。ホント こんなアウェーでよくやりましたよ・・・。


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金正日総書記 なんと ゴルフで11ホール連続ホールインワン!!

2006年12月08日 01時05分28秒 | 社会
すごい記事を見つけましたよ。

http://www.afpbb.com/article/1151632

なんでも、北朝鮮の金正日総書記が、平壌の会員制ゴルフクラブで
11連続 ホールインワンの偉業を達成だそうです。


・・・・・う~ん、なんというか・・・。

いろんな意味でスゴイですね。

80年代までは、東側諸国は全部こんな感じだったんですよ。
人民公社があったころの中国も、コルホーズ・ソフホーズがあったころのソビエトも、でもこんな国はいまや北朝鮮だけになってしまいましたね。

ある意味ちょっと貴重で、むやみに開放させないほうが良いような気はしますがね・・。
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松田聖子トリビュートアルバム 発売!!

2006年12月06日 06時53分39秒 | 歌謡曲
出ますよ!出ますよ!

そう!松田聖子 トリビュートアルバムです。
しかも ジュディー&マリーのYUKIが白いパラソル
Coocoが渚のバルコニー
Puffyが天使のウインクだそうですよ!!

80年代の、日本中の名クリエーター達が寄ってたかって、作り上げた
松田聖子の世界が蘇ります!!

80年代者としては マストバイでしょ!
12月13日発売だそうです。
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1978年 4月4日 キャンディーズ解散コンサート

2006年12月05日 00時26分48秒 | 歌謡曲
今日、NHKでキャンディーズの解散コンサートがやっていましたね。

懐かしかったですね。28年前。本当に社会現象のような解散コンサートでしたからね。当時私は7歳。当時としてはマイナーな、ミキちゃんのファンでした。

その年のこどもの日に母に『もう、キャンディーズが解散して1ヶ月もたつんだね』と言っていたことを思い出します。

改めてみて思ったのは、キャンディーズのパフォーマーとしての質の高さでした。
もともとしっかりとしたコーラスグループとしてナベプロが育て上げただけあって、どんなに泣き崩れてもしっかりハモっていました。それに楽曲のよさも手伝って、本当にオーラが出ていました。

しかもミキちゃんは作詞作曲もしていたのですね。

さらにMCで蘭ちゃんやスーちゃん、ミキちゃんが非常に大人として、聡明でしっかりとしたコメントを残して、ファンに感謝を述べているのが胸を打ちました。

確かに当時彼女達は23ぐらいではありましたが、遥かに今の23歳より大人でしたよ。

いいコンサートでした。多分本当にちゃんとした大人たちが彼女たちを育てたんでしょうね。
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実相寺昭雄監督 死去

2006年12月01日 01時50分20秒 | 映画・ドラマ
ウルトラマンなどの監督として有名な 実相寺昭雄監督が昨日亡くなられました。

実相寺監督といえば、「アングルの魔術師」として知られている、まさに天才肌の
監督でした。彼の作品は全て「実相寺昭雄」という刻印が押しているが如き個性がありました。とにかく広角レンズの多用や、深いコントラストの映像表現などが有名で、例えばウルトラマンのジャミラの回などは、今自分が何処にいるか分からなくなるほどのゆがんだ空間が表現されているのですが、それが素晴らしい効果をもたらしています。

私は、彼のもう一つの顔である列車マニア という面をヒューチャーした街番組を5年ぐらい前に撮ったことがあります。もちろん「アングルの魔術師」にカメラを向けるので、相当緊張しましたが、本当にリラックスして町を歩いてくださって
気さくに、しかしこちらが求めているコメントを的確におっしゃる様子に、本当のインテリジェンスを深く感じたものでした。

師匠 故久世光彦が、私が実相寺さんで作品を撮ると知ったとき、私を呼び寄せて「おい、実相寺はそうとう変わってるぞ。俺はお互い助監督だった頃、彼のうちに遊びに行ったことがあるんだが、彼は自分のつめをずっとクッキーの缶に入れて
取ってあったんだ。俺もずいぶん変わってると言われるが、彼にはかなわないな。」と冗談を言いながら、「実相寺の番組で俺が一番ビックリしたのは、日劇から美空ひばりの中継ディレクターを任されたのに、彼はものすごい大ルーズショットと足から腰までのパンだけで構成してしまって、顔を写さないんだよ。悪い奴だよな。ハハハ。」と言っていたのが印象に残っています。

そんな2人もすでに、鬼籍に入られてしまいました。

心からご冥福をお祈りします。
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