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りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

「立山禅定名所案内」

2014-08-09 | 立山
富山県「立山博物館」平成26年度特別企画展「立山禅定名所案内」の企画展解説会に参加しました。
 

      

ボランティアでいつもお世話になっています企画担当の 高野学芸員さんです。
  [観光地・立山 そのルーツをさぐる] 

公開(展示)の目玉は
 初代歌川広重最後の作品「山海見立相撲」と二代広重「諸国名所百景」:神奈川県立歴史博物館蔵 の浮世絵でした。
 立山の名所と伏木港が描かれた作品でした。ーしっかり峻嶮な岩場や山伏が描かれ、修験の色彩を残した<立山名所>の本質を鋭く洞察ーパ ンフレットより
 広重人気の「広重ブルー」も教えてもらいました。撮影禁止:パンフレットより
 


<解説>
・江戸時代、旅の民衆化が始まり、立山も、地獄谷に代表される特異な自然景観が、江戸中期に「名所」として再編される
・岩峅寺、芦峅寺の衆徒が頒布した木版山絵図や絵解きの曼荼羅 山中の禅定道と<立山名所>
・立山信仰登山の拠点 岩峅寺、芦峅寺両集落の対立。
・地誌・名所案内・紀行文などの書物

博物館前に、立山曼荼羅にも描かれている、冥途案内の道標(旧道にあった)バックは過っての宿坊 <教算坊>


「此所 三つ川 是より しでの山」 読んでみてね! 


雨の中でしたが、お隣の「立山麓中宮雄山神社」にお参り  境内の杉林は県指定天然記念物。 


各地に被害をもたらしている台風11号の今後の進路が心配です。
コメント (2)
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