りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

自遊塾開校式

2009-05-31 | 県民カレッジ自遊塾
県民カレッジ自遊塾<越中の山野草と温泉を楽しもう>栃原平自然学校で開校式が行われました。
利賀栃原旧オムサンタの森スキー場跡です。


立山の麓さんが県民教授の(ブログ作成コース)を受講しました。

まず加藤栃原平自然学校理事長先生の挨拶です。4コースあわせて80名余の参加者です。


アナグマ(むじな):イタチ科の巣穴見学です。地中に穴を掘り、炭鉱のように通路が長く、部屋が4~7室3~5家族同居とか。必ず穴の前に棒切れを置くとか?


そのあと、H先生の説明を聞きながら、栃原平を散策しました。

植生の多さにびっくりしました。草、花、樹木をいくつか添付します。

特産のソバの花です。


珍しいヒメスイバ。アサツキ、コウゾリナの後ろです。


珍しいラン?ですね。名前は?


いっぱい実がついたヤマグワの葉にカタツムリです。


花や果実が、しめ縄に飾る四手のように見えるイヌシデ?でしょうか。


ブナの実がいっぱい。今年は豊作のようです。よかったですね。


小雨の中の散策でした。野鳥の声は、カッコウ、ホトトギス、ウグイス、イカル、シジュカラ等が聞こえてきました。

昼食後、H教授を囲んで、ブログ作成について簡単な座学、皆さん真剣な眼差し。
良い感じにスタートが切れました。今年の楽しみが増えました。
H先生よろしくお願いします。
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洞杉見学

2009-05-30 | ナチュラリスト関連
ナチュラリスト同期の研修会で、片貝谷の洞杉の群生地(現在古木と見られるものは124本とか)を案内して頂きました。
途中でカモシカ君のお出迎え。


まず、講師の本瀬先生からお話を聞きました。


樹齢500年以上の、大きな洞杉(中が空洞になっているから)


大きな転石の上で種が発芽して育成された洞杉、高さ比べです。


マムシに注意の看板がありました。お目にかかり、怖かったです。

雨乞いをした伝説の珍しい龍石です。まるで生きているようでした。


トチノキの原生林の中に沌滝です。ミソサザイが滝つぼに隠れました。


トチノキの芽生えです。


途中沢渡りもあり、スリル満点楽しかったです。


オオルリ(逆光ですが)がてっぺんで囀ってくれました。


丁度見学を終えたところで雨がぱらつき、傘いらずの有意義な研修会でした。
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ツバメが孵りました!

2009-05-29 | 野鳥
10日からツバメの雌が抱卵中だった卵が、昨日孵りました。
卵のカラが落ちていました。殻は一つだけ地面に落とし、あとはオスが遠くへ持って行くようです。

雛の誕生を、宿主にお知らせです。

抱卵中は、雄は、時々巣の横を素通り(南北の出入り口が開けっ放し)して、雌に合図を送っていくようでした。雌は餌とり以外はいつも巣にいて、体を動かしていました。夜は雄も巣にやってきます。

雛が生れた頃から、雄はひんぱんに姿を見せるようになりました。小さな虫を運んでいるようです。雌と交代しても決して巣の中には入りません(もちろん夜も)。この時期、雛の糞は食べていました。
雄です。


愛鳥週間中のある日、小学生が訪ねてきて、巣がある家にお宿のステッカーを貼っていきました。


学校に、この地区(250戸あまり)で、ツバメにお宿を貸しておられる家は何軒かとお尋ねしましたら、25軒だそうです。戸数の約一割でしょうか。
小さい頃は、どこの家でも、母屋の玄関で巣作りしてましたね。今では、玄関は鍵がかかり出入りがままなりませんものね(糞公害も?)納屋や車庫の軒先でしょうか。

今のところ何羽生れたのか分かりませんが、元気に育ってくれるのを願っています。早く顔が見たいですね。

夕方から、ナチュラリスト協会の室内研修会で、前立山自然保護センター大沼所長さんの講演「立山諸々」を聴いてきました。山小屋(ホテル、センターも含む)での、電力や水、バイオトイレ、カルデラ内の登山道等含蓄の深いお話でした。
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トキめく出会いがありました!

2009-05-28 | 野鳥
先日会えなかった国の特別天然記念物トキ:コウノトリ目トキ科Nipponia nipponn(朱鷺)に会いに、午前中Iさんと出かけました。
着くといました! 道路脇の水田にいたのですが、写真を一枚撮ったところで近くの木に行ってしまいました。
木は、ケヤキの木で、横に水平に伸びた枝に止まっていました。そこからは、日本海が目の前、磯の香りがし、朱鷺にとっては佐渡の風景と似ているのでしょうか? ケヤキの枝を足の下に敷いていたのは?


木の隣の家の方のお話ですと、ここらの木(大きな敷地の中)にいつも止まっていて、お腹が空いたら、近くの水田にえさ(主にミミズだそうです)をとりに行くそうです。

1時間ほど見ていて、動きが無いし帰るため車に乗り信号にきたら、何らや人ごみ? もしやと行ってみたら、水田でお食事中でした。とぼけた感じの表情で、時折こちらを向いたりしてサービス満点でした。

長い嘴でミミズ(好物とか)等を捕まえ、喉にほおり込むそうです。

背中にJPSがついています。


急に飛び立ちました。羽の中の朱鷺色、雰囲気を味わってください。


このまま居つくのか、それともまた仲間の所に戻るのでしょうか?朱鷺に聞いてみたいですね。
マナーを守って温かく見守りたいですね。嬉しい日でした。
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滝見台から美女平まで(キビタキ三昧)後編

2009-05-27 | 立山
午後からは美女平の散策に入りました。


大小2枚の葉の上に白い花のサンカヨウです。


ハウチワカエデやウリハダカエデの花もきれいに咲いていました。

かっての造林小屋あとに風呂釜がありました。


可憐なチゴユリ


花が雪のようなヒロハユキザサ、ヤマトユキザサです。こちらはヤマトでしょうか。


美女平の森は、立山杉の母樹林となっていて、戦前までは一部で植栽が行われていました。
樹齢300年以上の立山杉の巨木に、「森の巨人たち100選」に選定された<仙洞杉>等愛称が付いたものが10本ほどあります。

朽ちた木にコケが生え、そこに杉の種が育ってできた根上がりの杉です。


ケーブル終着駅の美女平駅周辺は、立山杉に混じって、ミズナラ、ホオノキ、トチノキの林になっていて森林浴満喫です。
三鳴鳥の一つコマドリの声も聞きました。キツツキの声も、キビタキの姿も。

最後に、またキビタキの姿です。雌もいました。


雌は昨年、たまたま近くで撮れました。雌は地味な色です。


駅前の広場には、オオヤマザクラの花がまだ残っていました。
朝のバスの中から、ルート沿いで毛づくろいする子供づれのニホンザルの群れを見たのを最初に、たくさんの出会いがあった一日でした。

今日は、写真の整理に追われていました。
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滝見台から美女平まで(キビタキ三昧)前編

2009-05-26 | 立山
二人のM.Iさん(偶然同じ頭文字)と一緒に滝見台から美女平まで、木道(歩くアルペンルート)をゆっくり散策しました。
滝見台からの眺めた称名滝とハンノキ滝です。弥陀ヶ原の台地から雪解け水を集めて豪快に落ちています。足下は悪城の壁です。

木道を歩きはじめるとコイワカガミです。

盛りを過ぎたイワウチワとコシジオウレンです。

ギフチョウも行く所々で歓迎してくれました。


おいしそうなコゴミ。

ツバメオモトノの群生地で、可憐な花が。

歩き始めてから、囀りはよく聞こえているのに、なかなか姿が見えません。視界に入りました。
キビタキです。

続いてキビタキ2羽も観察。どちらもブナの葉の透き通った光を浴びてきれいですね。

ブナ平では、樹齢300年位のブナの新葉を通して柔らかな緑色の光が降り注いでいる中を、フィトンチッドを吸って気持ちの良い森林浴です。
ツツドリの声が聞こえてきました。コゲラ、ヒガラの姿も確認しました。

途中で、大きな木が途中から折れていました。幹の中が空洞になっていました。

ブナの実がたくさん付いています。今年は豊作なのでしょうか?森の住人(特に熊さん)にとって越冬のための大事な栄養源です。


木道に雪はなくなっていましたが、倒木が多く木道をさえぎってる所がたくさんありました。


心無い人の落書きです。ブナの木が可愛そうでした。去年は無かったと思いますが残念です。


車道に出たので、ベンチでお昼にしました。
明日は後半です。写真多くなりました。

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イブキジャコウソウ

2009-05-25 | 花・木
ナチュラリスト同期のYさんから頂いたイブキジャコウソウ:シソ科が開花しました。超小形の木で、葉を触ると芳香があります。可愛い花です。

立山弥陀ヶ原やアルペンルート車道沿いにも見られますね。山ではもっと色が鮮やかですね。

こちらは同じシソ科サルビア属のハーブ、チェリーセージも紅白咲きそろいました。
赤花です。


白花です。

宅配の方が、白いのを見たのは初めてだと言っておられました。

買い物の途中、フェンスの上にハクセキレイの幼鳥が、尾を振りながら止まっていました。


いつもの所にケリの親子も散歩中でした。
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朝どり特産市

2009-05-24 | 日常
今年も5月の母の日から毎週日曜日の午前中開催されている朝市です。会員が愛情込めて作った野菜もたくさん並んでいます。もう立派な大根です!


安心(安全)、新鮮、安いの野菜を求めて、リピーターのお客さんが、今日も列を作って、10時の開店を待っていただいています。


赤飯作りの当番だけはと、名前だけの(その通り?)幽霊会員である私も、今朝早くから頑張りました。
出来上がった赤飯と人気の芋饅頭です。


古洞の森は、天然温泉とバーベキューのお客さんで賑わっていました。
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バン

2009-05-23 | 野鳥
久しぶりに、竹やぶの池に行ってみました。緑が映え穏やかな美しい水面の中、
時折甲高い声で「クルルッ」と言う鳴き声が聞こえるので、目を凝らして声の方を見ると、黒い体に赤い額のバン:ツル目クイナ科です。初めて見ました。オオバンより一回り小さくハト位の大きさでした。

番でいましたので赤ちゃんも期待できそうですね。早いスピードで追っかけていたので、ピンボケですが。


池には、カイツブリも番でいました。


まだキンクロ♂1羽 後頭部の冠羽が美しいですね。


ホシハジロ♂1羽  虹彩が赤いのが特徴ですね。


仲良く泳いで毛づくろいも同じポーズでした。これから北に一緒に渡るのでしょうね。


カルガモの姿もありました。
これからの観察が楽しみです(池の上では、皆さん農作業なのにね)
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朱鷺を訪ねて12里・・・

2009-05-22 | 野鳥
ナチュラリスト同期のHさんのお誘いで、kogamoさんと、昨日朱鷺の里を訪ねました。
朝一度餌とりに出たけど、その後姿を見せないとかで、午前中で諦め、後ろ髪を引かれる思いで、朱鷺の里を後にしました。
先日はY先輩が、今日は同期のWさんから、夏色の美しい朱鷺の写真が届いています。

朱鷺の里は、麦秋を迎える頃で麦畑は黄金色に光り輝いていました。バックは残雪が美しい駒ヶ岳です。その後ろで後立山連峰(白馬など)が近くに見えました。


帰りに、蜃気楼ロードをドライブしていただきました。いつも蜃気楼が見える生地浜方面です。

今日は見れないとか、でもロードのスポットは大きな望遠レンズを付けたカメラのオンパレードでした。
<海の駅・みなとオアシス魚津>で海鮮丼をいただきました。美味しかったです。
テトラポットの上に海鳥が。


防波堤脇の砂地にハマヒルガオが咲いていました。


常願寺川の堤防をさかのぼりました。さすが天井川、下流なのに中州にカモメ類がたくさん休んでいました。


ところで、今日買い物に行ったら、氷見産の<トビウオ>が入っていたので、刺身にして頂きました。料理する前に写真に納まってもらいました。

胸びれ(グライダーの翼の役割)を広げて高さ3m、一回の飛距離は300mとか、以前、Nテレビで、最高で45秒飛び続ける様子を見たことがあります。
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