20~22日まで、室堂平で自然解説活動に行ってきました。
今年は、今のところ雨が少なく雪融けが遅く、まだ雪がたくさん残っていました。
慰霊塔もまだ頭を半分ほど出しただけです。
山小屋前にこんなお迎えも。
三日間ともお天気がイマイチでしたが、22日やっと立山がすっきり見えました。やっとコバルトブルーの水が見え出したみくりが池
お客さんは少ないですが、一緒に<ライチョウ君とデートツアー>で、みくりが池を一周し触れ合いを楽しみました。
天然記念物のライチョウは、抱卵時期のようで、見張りをする♂(雛が孵るまで)が、あちこちで見られました。
S47年からおよそ5年ごとに、保護(共生)のため調査が行われています。H23年の立山での数は284羽(♂164 ♀120)だそうです。
以前全国で3000羽と言われていた数も、最近では2000羽を割っているそうです。県内には1200羽ほどとお聞きしました。
氷河期の遺留種とされている「ニホンライチョウ」です。
出会った♂たちをアップします。ライチョウはいずれもノートリミングです。ちょっと多いですが見てやってくださいお願いします。
6月20日
別の個体
6月21日
別の個体
雪形をバックに
こんなところにも
別の個体
6月22日
別の個体
もう一羽
お客さんも、ライチョウ君とツーショット。
こんな感じで撮影中
オス同士のバトル(侵入者に)も何回も見ました。「グエーグエー」と鳴きながら飛ぶライチョウに皆さん大喜びでした(解説中 頭の上も飛んでくれました)。証拠写真ですが…
「過酷な高山にたくましく生きるライチョウたちの自然環境がいつまでも守られますように! 」願わざるを得ませんでした。
雪原を走る「オコジョ」も見ました(解説中で、カメラがコンデジで、はっきりしませんが↓を、目を凝らして見てください…汗)
ライチョウ、オコジョの目撃報告をすると、シールがもらえます。もらいっちゃいました。
掲示もされます。
昨日は、大自然を駆け上がる「立山アルペンヒルクライム」が「美女平 天空ロード」で開催され、
(標高差1473mを上る上級者向けのロングコース(美女平~室堂平22.3キロ)172人参加、ネイチャーライドコース(弥陀ヶ原~室堂平7.6キロ)には18人参加)
8時半ごろ室堂駐車場で、表彰式が行われていました。副賞?コシヒカリの30キロの袋が見えました。
自転車は、一台ずつ箱に入れられトラックに詰み込まれていました。
他の鳥や、咲き始めた高山植物、立ち寄った弥陀ヶ原の様子などは明日またアップします。