ringoのつぶやき

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数字が語る「黒田バズーカは財政ファイナンス」という明白な事実=東条雅彦

2016年05月18日 17時08分50秒 | 為替

黒田日銀の異次元緩和の真の目的とは?インフレターゲットか、それとも財政ファイナンスか?これは政府の国債の負債額と日銀の国債の保有量の推移を見れば一発で分かります。(『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』東条雅彦)

数字で検証すると見えてくる、異次元緩和“真実の姿”とは

量的・質的金融緩和(異次元緩和)開始からまる3年――

2013年4月4日、日本銀行は金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」(異次元緩和)の導入を決定しました。

量的緩和は2%の物価安定目標を達成するまで継続する計画です。金融市場調整の操作目標を金利からマネタリーベースに変更しました。簡単に言えば「国債を日銀が大量に買います!」ということです。

【関連】高橋洋一氏「日本の借金1000兆円はやっぱりウソでした」論は本当か?=吉田繁治

プレーヤーは次の3人です。

  1. 政府
  2. 金融機関
  3. 日銀

(1)政府は毎年約40兆円の国債を新規に発行して、市場に供給しています。
(2)金融機関は市場から国債を買います。
(3)日銀は市場から国債を買います。

政府は国債を新規に発行する立場です。車で言えば、自動車メーカーの立場です。車を買うのは、銀行、生保などの金融機関と日銀です(車を作りすぎて、今の日本は車だらけになっています)。

(1)政府:売り手
(2)金融機関:買い手
(3)日銀:買い手

日銀が市場から国債を買うという行為は、早い話が金融機関(銀行・生保)から国債を買っていることになります。

日銀が金融機関から国債を買うと、銀行のお金が増えます。銀行のお金、このことをマネタリーベースと呼びます。本当のマネタリーベースの定義はもっと複雑なのですが、経済学者を目指している人以外は、正確な定義を知る必要はありません。

  • 日銀 → お金を渡す → 金融機関(銀行・生保)
  • 日銀 ← 国債を受け取る ← 金融機関(銀行・生保)

銀行の中にあるお金を増やす政策を「量的金融緩和政策」と呼びます。マネタリーベースが増えると、銀行がお金を民間企業に貸しやすくなり、景気が刺激されるとされています(実際にはそうはなっていません)。

インタゲか、財政ファイナンスか

毎年、政府は新規に国債を30~50兆円、市場に投入しています。国債には満期があります。国債とは借金であるため、満期が来ると全額、お金を返済しなければなりません。

満期は2年・5年・10年・15年とさまざまですが、国債は返済までに1年以上の長期のものが多いため、毎年、新規に借金を積み重ねると、当然、借金の残高は増えていきます。

黒田日銀は「2%の物価安定目標を達成するまで継続する」と宣言しています。この目的は本当なのでしょうか?

インフレターゲットか、それとも、財政ファイナンスなのか?

黒田日銀、禁断の「財政ファイナンス」を数字で検証する

このことを数字で確認するには、政府の国債の負債額と日銀の国債の保有量の推移を見れば一発です。

法律上、日銀は政府から独立した機関だと言われています。もし、本当に独立して日銀が動くのであれば、政府の国債発行額とは非連動となるはずです。

日銀の国債買い入れ額と政府の借金の金額と相関性を発見できれば、「完全に独立している」とは言いがたい状況だと推測できます。

日銀の公表している数字から拾って検証してみましょう。
物価、資金循環統計、短観データの一括ダウンロード – 日本銀行

<政府 国債残高の推移>

年月兆円増減(前年との比較)
199704 291  
199804 319 +28
199904 358 +39
200004 391 +33
200104 417 +26
200204 448 +31
200304 464 +16★
200404 504 +40
200504 535 +31
200604 535 0★
200704 538 +3★
200804 557 +19
200904 550 -7★
201004 601 +51
201104 639 +38
201204 664 +25
201304 720 +56
201404 777 +57
201504 808 +31

<日銀 国債保有量の推移>

年月兆円増減(前年との比較)
199704 32  
199804 37 +5
199904 43 +6
200004 46 +3
200104 67 +21
200204 81 +14
200304 81 0★
200404 90 +9
200504 93 +3
200604 75 -18★
200704 65 -10★
200804 58 -7
200904 50 -8★
201004 58 +8
201104 67 +9
201204 90 +23
201304 143 +53
201404 207 +64
201504 288 +81

経済学者の野口悠紀雄氏も同じような視点で調査していましたが、国債残高のプラス幅に着目した解説で、少しわかりにくい説明でした。

我が国の経済は1991年のバブル崩壊以降、落ち込み続けています。

その冷えた経済を下支えするために日銀は基本的にずっと「量的金融緩和」を継続しています(そういう背景もあり、プラス幅に着目してもわかりにくいのです)。

そこで、私は政府が国債残高をたまたま減少させた年に注目しました。そうした方が変化をうまく読み取れて、わかりやすいです。

★印をつけた2003年、2006年、2007年、2009年は、今までの傾向から比べると、増減値が著しく減っている、または前年よりも政府は国債残高を減らしています。

日銀が政府から独立しているとは到底言えない状況が明らかに

日銀の国債保有量の推移の2003年、2006年、2007年、2009年の所に機械的に★印をつけてみました。すると、どうでしょうか?まるで政府と申し合わせをしているかのように、日銀は国債保有量が減っています。

<政府 国債残高の推移>

200304 464 +16★
200604 535 0★
200704 538 +3★
200904 550 -7★

<日銀 国債保有量の推移>

200304 81 0★
200604 75 -18★
200704 65 -10★
200904 50 -8★

日銀が政府から独立して独自で判断しているとは到底言えない状況です。

そして、注目すべきはアベノミクスを開始した2013年からの政府の国債残高の推移です。

<政府 国債残高の推移>

年月兆円増減
201204 664 +25
201304 720 +56★アベノミクス開始
201404 777 +57
201504 808 +31

<日銀 国債保有量の推移>

年月兆円増減
201204 90 +23
201304 143 +53★アベノミクス開始
201404 207 +64
201504 288 +81

政府は2013年から前年よりも50兆円を上回るペースで国債残高(借金の残高)を増やしました。相関性はあると見て、間違いありません。

さらに日銀は2014年10月に年間80兆円のペースで国債を買い切ると宣言しており、その通りに2015年時点では前年よりも80兆円も国債保有量を増やしています。

これは今も継続しているため、2016年も同じぐらいのペースで増えていくでしょう。

テレビやネットのニュースを全てシャットダウンして、政府や日銀からのアナウンスを何も耳にしない状態で、上記の数字だけを見て判断するように言われたら……どうでしょうか?

インフレターゲットではなく、財政ファイナンスだと多くの人が気がつくはずです。

まとめ~日銀は政府の支出と連動して動いている

  • 政府の国債残高と日銀の国債保有量の増減は相関性が高い!
  • 社会保障費の負担が増大する我が国では、今後も、国債残高を増やしていく予定である
  • 政府の支出が増大するタイミングに合わせて、異次元の金融緩和を開始している(2013年、政府+56兆円)

※インフレにすると(通貨価値を下げると)、名目GDPが上昇し税収が増える。そのため、インフレターゲットという目的もあると思われるが、政府の支出と連動して日銀が動いている点は注目に値する。

最後にジョジョの奇妙な冒険で私の好きな言葉を紹介します。

「バレなければイカサマではない」

……次回に続きます!


[フォーカス] 中途半端なGDP結果の残したものは… ドル円のこう着につながるか

2016年05月18日 15時04分59秒 | 為替

 

内閣府が18日発表した1〜3月期GDP(国内総生産)統計(1次速報)によると、実質GDPは前期比+0.4%(同年率+1.7%)と、2四半期ぶりのプラスを記録。市場コンセンサス(同+0.3%)を上回ったが、うるう年効果で前期比年率1.5%程度押し上げられていた可能性を踏まえると、1〜3月期の実勢はほぼゼロ成長と、エコノミストの分析が一般的。
この結果、マーケットでは、2017年4月の消費増税が先送りされる可能性は高まった、5兆円(GDP比1%)程度の2016年度第2次補正予算が組まれる可能性が高まった、日銀の早期追加緩和の可能性がやや低下、といってもタイミングは7月ごろ―といったシナリオを描く向きが多い。
しかし、1〜3月期GDPが、想定以上に悪いか、想定以上に良ければ、ドル円の取引はもっとメリハリのついた展開となった可能性はあるが、実際は、思ったほど悪くない一方で、強くもないという中途半端な結果に外国為替市場では消化難か。1〜3月期GDPが思ったほど悪くないことで日銀が追加緩和を急ぐ理由が低下したことを思わせるものだが、18日の東京市場ではドル円の下落にはつながっていない。米早期利上げへの思惑がサポートしているとの見方もできるが、いずれにしても、ドル円はまた下にも、上にも動きにくくなる可能性がある。もっとも、マーケットはいつ変化してもおかしくないところだけに、決めつけは禁物といえる。(T)


国営中国鉄路の負債、68兆円 鉄道建設費は数百兆円

2016年05月18日 07時48分56秒 | 社会経済

毎年6000kmの鉄道建設を行い、工事そのものによって経済成長を維持している。
大秦鉄路株:中国のエネルギー輸送
引用:http://7sblr6.com1.z0.glb.clouddn.com/wuliu5.jpg


中国国鉄の中国鉄路の負債が68兆円に急増したと伝えられています。

ところがこれはとんでもないペテンで、実際は鉄道だけで数百兆円の借金があるのです。

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中国鉄路の債務は建設費なし


中国メディアによると、中国国営鉄道の中国鉄路総公司は、負債額が68兆円に達しました。

ところがこの数字はとんでもない過少申告で、鉄道建設費は国が別に出しています。

建設費を除く日常の費用だけで68兆円であり、建設費を入れたら途方も無い金額になります。


16年第1四半期の負債額は87億2700万元(約1438億円)で単純に4倍すると年間約5700億円になります。

資産総額は6兆3500億元(約104兆円)あるので、負債比率は66%で債務超過ではありません。

中国メディアは債務が増えた原因を金利の上昇だとしていて、利息は779億1600万元(約1兆2847億円)となっています。


2014年のニュースでは中国鉄路の負債は3兆4000億元(約58兆円)だったと書かれていて、2年で10兆円増えています。

ところがこれらの負債には最も大きな支出である、鉄道建設費が含まれておらず、既存路線の運営費だけなのです。

例えば中国の京滬(北京―上海)高速鉄道は黒字経営ですが、中国鉄路は建設費を負担していません。


それどころか中国鉄路というおかしな会社は、国が建設した線路の上で、鉄道を走らせているだけの会社です。

高速鉄道路線は2万キロを突破したが、黒字路線は1300kmだけで、それも建設費なしで計算した数字です。

鉄道総営業距離は11万km超だが、ほとんどの路線が赤字経営で、建設費の減価償却込みだと全路線で赤字です。



今も毎年50兆円の鉄道建設費


中国では毎年日本の新幹線総距離に匹敵する高速鉄道を建設し、日本の全地下鉄より長い地下鉄を建設しています。

そして負債は68兆円で年間約5700億円の赤字を増やしています。

中国鉄路の運賃売上は2014年の数字で約12兆円で、鉄道建設費だけで毎年10兆円以上を使っています。


つまり中国の鉄道事業は本当は、毎年10兆円以上のペースで負債額を増やしているのでした。

中国鉄道省が存在した頃、鉄道建設費は毎年50兆円以上が計上されていました。

だが鉄道省は「民営化」されて中国鉄路になり、鉄道建設費は隠されてしまいました。


今でも毎年6000kmの鉄道建設を進めているところから、本当は年間50兆円程度を掛けていると考えられます。

もし鉄道建設費を5分の1に減らしたなら、建設ペースも5分の1に落ちる筈だからです。

5ヵ年計画では30,000kmを5年で建設すると書いてあり、年間6000kmになります。


建設ペースは落ちるどころか増えているので、今も年間50兆円以上で鉄道建設し、丸ごと負債になっている筈です。

すると50兆円の半分くらいを回収したとしても、10年間で250兆円というとんでもない金額になります。

こうした巨額の公共事業を行う事でGDPが増え、GDPが増えれば税収が増え、足りなければ印刷すれば良いという考えです。
 

5月17日(火)のつぶやき その2

2016年05月18日 04時48分05秒 | その他

ユーロが狂ったように上げている


三菱UFJ、総合職3500人削減へ 8q0.net/2016/05/17/%e4…

ringoさんがリツイート | 2 RT

おはようございます。
こういうことでよろしいやろか・ pic.twitter.com/GE5Mxf13ge

ringoさんがリツイート | 6 RT


5月17日(火)のつぶやき その1

2016年05月18日 04時48分04秒 | その他

おはようございます?^^

昨夜の余震ダポン


@ringo1244 違う、さっきの前震だぽん、今本震


【震度・震源速報 2016年5月17日 06:57】
17日06時55分頃、茨城県南部を震源とする地震がありました。震度3以上を観測した地域と震源は次の画像のとおりです。
images.zish.in/20160517065513…
この地震による津波の心配はありません。

ringoさんがリツイート | 142 RT

リアルの2500円以下買い、でもここまで下がらないわよね。これも一部昇格秒読みでしょ。


子供の頃、ディズニーの白雪姫、小人のテーマ「ハイホー」が大好きだったけど、大人になり「○○ホー」が活躍するとは思わなんだ^^


テクノスもプラテンだポン。
引けまではわからないけど、高配当好業績、日本戦略企業。
私のノート9年め、今年車検なんですね、自動ブレーキついてるのに買い換えようかなぁ・・。


@ringo1244 車って10年超えると、自動車税、重量税等々は15%も増税になるんですって!エコや地球温暖化に逆行してるわ。
12月末車検なので、それまでに200万円稼げたら買い替えます。


釣り竿、一年半下げ続けてきたけど、止まったか?


15万円弱で配当年間4500~5000円


@ringo1244 または、そーせい信者の頑張りを見て、アベクロ年金部隊もお尻叩かれたのか?


通貨安仕掛けてるのは、米国本人でしょうが?米国は認知症か?なんで「強いドル!」とはっきり言わない?

米 通貨安競争回避の合意 G7で徹底求める方針 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2016…


先物、それでも夜間の高値には届かない


原油天井かな・・・?

ゴールドマン、米原油価格の短期予想引き上げ 生産減で需要超過に reut.rs/27tIF5h @Reuters_co_jpさんから


豪、金利据え置き、ヘッジは引き下げだと思ってたんですね?


ブランジスタって前評判だけで上昇したガーラみたいなもんでしょ、ゲーム開店と同時に壮絶に暴落したのもう忘れたの?

ringoさんがリツイート | 4 RT

サミットでのG7そろっての財政出動要請。ドイツが必死になって伏線を張っている。ショイブレドイツ財務相の発言。「借金をして景気を刺激するやり方は、わらが燃えるように効果がすぐ息切れする」。そうだろうか。日本の財務省と同じ均衡財政論。EUの景気不振はドイツの緊縮財政が原因ではないか。

ringoさんがリツイート | 10 RT

原発事故の汚染水問題があり、7月票読みで「負ける」→IOC委員の集まる8月の世界陸上で挽回だ!→コンサル会社の言い値を払う、という流れと。/2.3億円「コンサルが要求」 五輪招致めぐり馳文科相 asahi.com/articles/ASJ5K…

ringoさんがリツイート | 49 RT

多くの方から何故舛添氏と結婚して何故別れたのかいつ頃の事かご質問があったので、27年前離婚を報じた週刊宝石の後継flash誌にお答えした今日発売の記事添付します。去年亡くなった父が今回の顛末を見たら何というかなと思います。 pic.twitter.com/59I0A7fRRk

ringoさんがリツイート | 3130 RT