レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ドリーム・スケープ

2024年07月17日 20時26分14秒 | SF/ファンタジー

「ドリーム・スケープ」
原題:DREAMSCAPE
1984年 アメリカ 99分
■監督:
 ジョセフ・ルーベン
■出演:
 デニス・クエイド
 マックス・フォン・シドー
 クリストファー・プラマー
 エディ・アルバート
 ケイト・キャプショー

●あらすじ
『インナースペース』のデニス・クエイド主演によるSFスリラー。
超能力を持つ青年・アレックスは、とある研究所が行うプロジェクトに参加する。
そのプロジェクトとは、悪夢に悩まされる人の夢に入り込み、悪夢の根源を絶つというものだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「インナースペース」のデニス・クエイドと、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のケイト・キャプショーと
中々の布陣に見えるが、中身はもろB級映画と言った感じの内容だった。
人の悪夢に入り込むと言うテーマは、同年の名作「エルム街の悪夢」と似たプロットである。
本作の脚本を書いたチャック・ラッセルは、後に「エルム街の悪夢3/惨劇の館」を監督するので、何か奇妙な縁がある感じ。
ちなみに「エルム街の悪夢」のプロットを考えたのは監督のウェス・クレイヴンなので、本プロットのぱくりではないし、
チャック・ラッセルから内容を聞いた訳でもないだろう。
さて「エルム街の悪夢」と比べていると、本作もいかにもホラー映画のように聞こえるがそんな事は無く、実はSFである。
人の悪夢に入り込むSF描写も中々良くて、観ていて楽しい。
他にもアクションや恋愛要素など、色々な要素を混ぜ込みながら展開していく内容は、一重に脚本の力が大きい。
だが演出面がその脚本を活かしきれておらず、全体的にもたついてる感じになっているのが残念なところだ。
コメント
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