レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

しあわせなんて、なければいいのに。

2024年05月21日 21時49分47秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「しあわせなんて、なければいいのに。」
2024年 日本 61分
■監督:
 高橋栄樹
■出演:
 北川悠理
 筒井あやめ(乃木坂46)
 遠藤さくら(乃木坂46)
 矢久保美緒(乃木坂46)
 佐藤璃果(乃木坂46)
 賀喜遥香(乃木坂46)
 田村真佑(乃木坂46)
 清宮レイ(乃木坂46)
 柴田柚菜(乃木坂46)
 金川紗耶(乃木坂46)
 弓木奈於(乃木坂46)
 黒見明香(乃木坂46)

●あらすじ
元乃木坂46 北川悠理の初脚本・初主演映画!
同期の4期生11名と送る青春ストーリー
なかなか学校になじめない高校二年生の白木鴇(北川悠理)には好きな小説があった。
駅で自作のCDを配っていたツグミ(筒井あやめ)との出会いをきっかけに、
鴇が好きだった小説のオフ会にツグミと共に参加することに。
小旅行のような形で開催されたオフ会で、紫陽花(遠藤さくら)をはじめとする同年代の仲間と出会い、
鴇は自分の本当の気持ちと向き合うことになる。
この経験をきっかけに、学校になじめない原因となった朱里(賀喜遥香)との関係が変わっていく。
(Leminoより)

★感想など
乃木坂4期生たちによる映画。
本作についてそんなに興味があった訳ではないが、今ならLeminoで1週間無料で配信と見かけたら
今しかないと思い、つい観てしまった。
まず乃木坂4期生については、ノギザカスキッツを観てそれぞれのキャラクターを掴んではいた。
だから主演の北川悠理がああいった感じなのは知っていたから、本作のキャラクターについても違和感はなかった。
だけど本作のキャラは観ていてかなりキツかった。途中何度も一時停止して休憩挟むくらい。
思春期特有なのかも知れないが、短気な自分にはああいうのはイライラしてしまって無理。
そう考えると、全体的に女の子たちの描かれ方が思春期と言うか青春ど真ん中風なのかも知れないが
全然理解できない自分は何でこれを観ているんだろう?
とか、この作品って一体どの客層に向けて作っているんだろう?
とか、全然話の本筋と関係ない事ばっかり浮かんでしまった。
まあ自分にも思春期の娘がいて、最近関係がうまくいかない事も多いから、勉強のつもりで観るかと最後まで頑張ったけど。
とは言え乃木坂4期生全員集合なので、ファンにはたまらないであろう。
とは言っても4期生の中で二人出ていない。
まず林瑠奈はこの当時休業中だったからかな?
ポテンシャルは乃木坂イチだと思うので、出演していないのは残念だね。
あと松尾美佑は出演直前でインフルエンザにかかったから代わりの台詞を自分が言ったと、矢久保美緒が言っているから
これはアクシデントなのだろう。
私は現在の乃木坂46の中では黒見明香がイチオシなのだが、本作で目に留まるのはやっぱり筒井あやめだろう。
元々演技力があるとの評判だが、本作でも乃木坂全員の中でも、頭3つくらい飛びぬけて目立っていた。
何と言うか目に力があるのもそうだが、何か強烈に彼女に惹かれる”何か”を持っているような感じがする。
まあ乃木坂全体の中でも一人異色な感じがするキャラだが、それはとても強い個性だと思う。
彼女が主演したと言う、テレ東のドラマ観てみようかなと思ってしまったよ。
他には柴田柚菜が、全然別の事で気になってしまったなあ。
柴田柚菜は歌が上手いらしいが、だからかカラオケで一人歌うシーンがあったが、ちゃんと乃木坂の歌を歌っていて良かったとか
みんなでウーバーイーツ頼んで食べているシーンで、柴田柚菜にチーズボール食わせる脚本だったら爆笑だなとか。
とまあとりとめの無い事をつらつらと書きましたが、基本乃木坂のファン以外は興味ないだろうから、ま、そんな感じで。
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水滸伝 杭州城決戦

2024年05月21日 21時49分22秒 | 功夫/空手/武侠片

「水滸伝 杭州城決戦」
原題:蕩寇誌/ALL MEN ARE BROTHERS
1973年 香港 101分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
 午馬(ウー・マ)
■出演:
 姜大衛(デビッド・チャン)
 樊梅生(ファン・ムイサン)
 陳觀泰(チェン・カンタイ)
 王鍾(ワン・チン)
 李修賢(ダニー・リー)
 狄龍(ティ・ロン)
 楊斯(ヤン・スエ)
 佟林(トン・リン)
 谷峰(クー・フェン)
 岳華(ユエ・ホァ)
 何莉莉(リリー・ホー)
 金峰(チン・フェン)
 馮克安(フォン・ハックオン)
 丹波哲郎

●あらすじ
香港アクション映画を確立した第一人者、チャン・チェ監督によるアクションドラマ。
皇帝から南で猛威を振るう逆賊退治の義を受けた梁山泊の好漢108人。
討伐に向かった彼らは、仲間を失いながらも敵が集結する難攻不落の杭州城を攻略していく。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
多分、前作の「水滸伝」と同時に撮影したんじゃないかな。
もしくは「水滸伝」として撮影していたが、長くなり過ぎたので二作に分けたか。
ただそれなのに、本作の公開が3年も遅れたのは何故なのか。
内容の方は前作と打って変わって、ほぼアクション・メイン。
上映時間101分中、60分くらいはずっと暴れているような感覚になるくらい、功夫シーンが続く。
これはこれでかなり満腹になれる素晴らしい展開だが、脚本の方はかなりお粗末に感じるくらいの展開に。
全体的にもうちょっと頭使えよと言いたくなるくらい、何も考えず敵に突撃して無駄死にする展開が延々と続く。
この辺はいつもの張徹(チャン・チェ)って感じ。
でもまあその分沢山の功夫スターのアクションが堪能出来て満足。
ショウブラには珍しい楊斯(ヤン・スエ)も出てくるし。
楊斯は前作でチラっと出てきたような気がしたんだけど、モブの一人だから気のせいかなと思ってたんだけど
本作では将軍役で大暴れしてたから、きっと前作でちらっと見かけたのも楊斯だったのかも知れない。
そんな楽しみも持っている本作。香港功夫映画好きなら、絶対のオススメです。
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水滸伝

2024年05月10日 20時41分37秒 | 功夫/空手/武侠片

「水滸伝」
原題:水滸傳/THE WATER MARGIN
1972年 香港 120分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
 午馬(ウー・マ)
 鮑學禮(パオ・シュエリー)
■出演:
 姜大衛(デビッド・チャン)
 丹波哲郎
 佟林(トン・リン)
 谷峰(クー・フェン)
 岳華(ユエ・ホァ)
 狄龍(ティ・ロン)
 何莉莉(リリー・ホー)
 黒澤年男
 金峰(チン・フェン)
 王鍾(ワン・チン)
 午馬(ウー・マ)
 陳觀泰(チェン・カンタイ)
 李修賢(ダニー・リー)
 李文泰(リー・マンチン)
 高飛(コー・フェイ)
 袁祥仁(ユエン・チョンヤン)

●あらすじ
『三国志』とならぶ中国の長編古典史劇を、‘香港のクロサワ‘チャン・ツェーが映画化したスペクタクル超大作。
ショウ・ブラザースの男性スター総出演に加えて日本から黒沢年男(現・年雄)、丹波哲郎をむかえ、
みごと第10回台湾金馬奨優秀作品に選ばれた。
宋の末期。
梁山泊には108人の英雄、豪傑が結集していた。
ある日、首領が史文恭(黒沢年男)に殺された。
武松(ティ・ロン)らは、盧俊義(丹波哲郎)や燕青(デビッド・チャン)を仲間に引き入れ、復讐を誓うが…。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
「水滸伝」と言うタイトルは、聞いた事はあるが詳細は良く知らなかった。
映画としても「少林寺」が公開されて、中国的な功夫映画が流行した時に「水滸伝」と言う映画があったのは覚えている。
余談だけどその頃公開していた映画で「水滸伝」「嵩山少林寺」「天山回廊」「カランバ」が、今では鑑賞が難しいんだよねえ。
どれもいつか観たいもんだ。
さて本作はその頃公開された「水滸伝」ではなくて、ショウ・ブラザーズ制作の映画だ。
まずキャストが超オールスターで、ここにさらに日本から丹波哲郎と黒澤年男を招いているのも、超オールスター感がある。
おまけに映画序盤で出てきた、海沿いに作られた街道と砦なのかな。
あの広大なオープンセットはマジで物凄い規模で、映画のために丸々一個きちんとした砦を作っているのに圧倒される。
広大な大セットに、オールスターキャスト。それに監督も三人も用意しており、これは社運を掛けているくらいの予算で制作された気がする。
基本ケチなショウブラが良くぞここまでと思える。
ただオールスターと言っても、ほとんどの役者は最初の顔見せと、クライマックスの大立ち回りにしか登場せず
話の中心はほとんどが姜大衛(デビッド・チャン)と丹波哲郎で進んでいく。
そう言えば丹波哲郎と黒澤年男は日本人役ではなくて中国人役で出ている。
当然声は吹き替えだが、あの圧倒的な演技力はそのままなので、勝手に脳内に丹波哲郎の声が自動再生される。
さらに驚くのが、本作では丹波哲郎が功夫シーンを演じるんだよね!
槍を使って修行したり敵と戦ったりするのだが、これが見事にビシっと決まっていて、
香港側の役者と比べても全く遜色が無いのである。
いやあ、流石世界の丹波って感じだね。
と言った訳で豪華なセットと豪華な俳優陣を見ているだけでも大満足出来るオールスター超大作。
ショウブラのファンなら観ても全く損は無いだろう。
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やくざと抗争 実録安藤組

2024年05月09日 20時44分13秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「やくざと抗争 実録安藤組」
1973年 日本 94分
■監督:
 佐藤純弥
■出演:
 安藤昇
 江守徹
 安岡力也
 小林稔侍
 佐藤蛾次郎
 室田日出男
 内田朝雄
 藤浩子
 山本麟一
 八名信夫
 丹波哲郎

●あらすじ
昭和24年、まだ敗戦の色濃い渋谷の街を、制帽をあみだにかぶり、
学生服をラフにひっかけた大学生の矢頭は、スリの三吉を連れイキがって歩いていた。
その時、銀座で2500人の子分を持ち、羽振りをきかしているドス健と橋場組の代貸佐倉に出くわした。
矢頭はドス健に言いがかりをつけ、公衆便所へ連れて行きサシの勝負を挑んだ。
驚いた三吉は、矢頭の仲間である学生グループ達に知らせに行く。
三吉達が戻ってくると、矢頭は血みどろになったドス健にオーバーをかけてやっている。
ドス健は不気味な笑いを浮かべ、矢頭に銀座へ遊びに来てくれと言って去って行った。
矢頭達学生グループがダンスホールで踊っていると、佐倉がドスを向けて襲ってきた。
その時、橋場の兄弟分であり、矢頭を可愛がっている児島が現れ佐倉を制するのであった。
しだいに矢頭達学生グループは渋谷を縄張りとしているやくざにとって邪魔な存在になっていく…。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
安藤昇の「やくざと抗争」シリーズ第二弾だが、舞台も役名も違っているので、話に繋がりはない。
前作が任侠路線だったのに対し、本作は時代背景も含めて「仁義なき戦い」のパート1に似ている。
実際「仁義なき戦い」に続いて、実録やくざ映画第二弾として公開され、大ヒットしたらしい。
内容的にはリアリティよりもアクション重視のフィクションって感じで
「仁義なき戦い」のような人間的泥臭さ表現よりも、勢いにまかせてアクションしているような印象。
とは言っても画的には派手なので、前作よりは娯楽性が高い。
東映の実録路線が好きだった人には、オススメできるのではないだろうか。
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やくざと抗争

2024年05月05日 18時23分44秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「やくざと抗争」
1972年 日本 93分
■監督:
 佐藤純弥
■出演:
 安藤昇
 菅原文太
 渡瀬恒彦
 藤浩子
 室田日出男

●あらすじ
昭和初期、帝国陸軍が満州平野へ侵入した頃、東京の新宿には
通称爆弾マッチと舎弟分のオートンの勝、フーテンの政、小光らの愚連隊が羽振りをきかせていた。
ある日、過激左派党員の坂野・吉川・坂本は、Mと呼ばれる政界の黒幕・高橋にそそのかされて銀行を襲う。
これは過激左派党をつぶすために特別高等警察と高橋のしくんだ罠であった。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
安藤昇の原作小説を基に制作された、実録路線の走りとなった映画らしい。
と言っても昭和初期が舞台だったり、着物にドスと、いわゆる任侠映画路線なのかな?
そう考えると、安藤昇のキャラクターも菅原文太のキャラクターも、ふくみがある訳ではなく
一つの個性で描かれている感じは、任侠路線ってそういう感じなのかなと妄想してみる。
これは後の「仁義なき戦い」のような、現代やくざ実録路線のキャラクター達との比較で
現代を舞台にしたやくざたちは、沢山の顔や喜怒哀楽を見せてくれて、人間くささ満開なところが最高だったんだが
本作もそうだけど、いくつかしか観ていない任侠映画のキャラクターって、様式美のような美しさを持ち
実録路線のキャラクターのような泥臭さとは対極だなあと、勝手に思ってたりします。
まあそうは言っても、安藤昇、菅原文太の二人は素晴らしい演技で観ていて楽しいが
一番やくざらしい演技だった、室田日出男が一番活躍していた印象が残るな。
と言っても彼だけは「仁義なき戦い」の時と、まんま同じ演技だったように映ったけどね(笑)
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