レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

フランケンシュタインの花嫁

2012年05月25日 00時46分39秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「フランケンシュタインの花嫁」
原題:BRIDE OF FRANKENSTEIN
1935年 米 75分
■監督:
 ジェームズ・ホエール
■出演:
 ボリス・カーロフ
 ヴァレリー・ホブソン
 エルザ・ランチェスター
 コリン・クライヴ
 ウォルター・ブレナン
 ジョン・キャラダイン

●あらすじ
前作で死んだと思われていたフランケンシュタインの怪物が生きていた。
怪物は盲目の老人と知り合い、初めて人間として扱われる喜びを知る。
一方、邪悪な博士プレトリアスは、フランケンシュタインを脅し、怪物のパートナーを造ろうとしていた……。
「フランケンシュタインの復活」に続く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前作以上の哀しみをまとった作品。
怪物が可哀相にさえ思えてしまう程である。
タイトルにもなっている花嫁怪物は、ほとんど出番がないがそれでいいのか?
「フランケンシュタインの復活」に続くとあるが、いつか観れるといいなあ。
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フランケンシュタイン

2012年05月25日 00時46分15秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「フランケンシュタイン」
原題:FRANKENSTEIN
1931年 米 71分
■監督:
 ジェームズ・ホエール
■出演:
 ボリス・カーロフ
 コリン・クライヴ
 メエ・クラーク
 ジョン・ボールズ
 エドワード・ヴァン・スローン

●あらすじ
永遠の生命を追い求めるフランケンシュタイン博士は、
幾つかの死体を組み合わせて人造人間を造り上げることに成功した。
だが、その頭蓋に収められたものは、殺人者の狂った脳髄だった……。
「フランケンシュタインの花嫁」に続く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
古典的名作として名高い作品なので、いつかは観たいと思っていた映画。
60年代に作られたフランケンシュタインのシリーズでは、本作のフランケン・メイクが
著作権に引っかかっていて出来なかったと言うのを聞いた時に、さらに本作が観たくなったよ。
思うにフランケンシュタインと言えば、やっぱりこのメイクだよね。
「怪物くん」のフランケンも、和田慎二の漫画版フランケンシュタインも、このメイクだしな。
この当時の作品って、セットとかが非常に豪華だよね。
今の感覚で言えば、超大作とかに近いかもしれない。
ストーリーの方もボリス・カーロフの怪物っぷりと悲哀がバランス良く成り立っている。
哲学的な面も含んだストーリーは、単純な娯楽作とも言えず奥が深い。
割と色んな人にオススメ出来る作品かも知れない。
でも和田慎二版「フランケンシュタイン」が、また読みたいなあ。
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新少林寺/SHAOLIN

2012年05月23日 22時20分24秒 | 功夫/空手/武侠片

「新少林寺/SHAOLIN」
原題:新少林寺/SHAOLIN
2011年 香港/中国 131分
■監督:
 陳木勝(ベニー・チャン)
■出演:
 劉得華(アンディ・ラウ)
 謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
 成龍(ジャッキー・チェン)
 呉京(ウー・ジン)
 于海(ユエ・ハイ)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)

●あらすじ
1982年の大ヒット・カンフー映画「少林寺」を基に、その新たなる物語として、
アンディ・ラウ、ジャッキー・チェンはじめアジアを代表するスターたちの豪華共演で贈る歴史スペクタクル・アクション大作。
監督は「コネクテッド」のベニー・チャン。
辛亥革命によって清王朝が倒れて間もない中国。
各地で争いが絶えず、混沌が続いていた。
そんな中、登封市にある少林寺では、僧侶たちが戦火で傷ついた者たちの救助に奔走していた。
冷血な将軍・侯杰(こうけつ)は、そんな少林寺に馬上のまま乗り込むや、逃げ込んだ敵将を殺害、揚々と去っていく。
ところが、ほどなく腹心・曹蛮(そうばん)の裏切りに遭い、今度は自らが少林寺に逃げ込むハメに。
全てを失った彼は、心を入れ替え出家を決意する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
オリジナルの「少林寺」とは、何の関係もない映画。
登場キャストは確かに豪華で、主演の劉得華も、珍しく脇役の成龍も素晴らしい演技だった。
特にジャッキーは功夫出来ない設定とかいいながら、しっかり見せ場があるのが
いかにも彼らしいと言えて微笑ましかった。
他には個人的に大好きな于海も活躍していたし、逆にもっと活躍して欲しかったのが呉京。
少年拳士の活躍なども大いに楽しめたのだが、唯一残念だったのが謝霆鋒。
最初からいかにも裏切りますよと思わせている間はまだマシだったのだが
いざ裏切って自分が悪の大ボスになってからの演技がまるで駄目。
一言で言って悪役の魅力ナシ。
悪役に魅力がない映画は総じてトーンダウンしてしまうが、本作は正にその典型。
功夫シーンも今時の、下手なワイヤー使いまくりで正直萎えるが
これはまあ時代の流れなのだから、しょうがないと割り切るしかないのだろう。
個人的には、ワイヤーに頼らざるともしっかり動ける人材が集まってるんだから、昔ながらの手法でいいんじゃないと思ってしまうがね。
でもまあ、新しい功夫映画が観たい人にはいいのかもね。
新しもの好きさんならどうぞ。
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SPIRIT〈スピリット〉

2012年05月23日 22時20分07秒 | 功夫/空手/武侠片

「SPIRIT〈スピリット〉
原題:霍元甲/FEARLESS
2006年 中国 103分
■監督:
 干仁泰(ロニー・ユー)
■出演:
 李連杰(ジェット・リー)
 中村獅童
 孫儷(スン・リー)
 原田眞人
 倪星(コリン・チョウ)
 ネイサン・ジョーンズ

●あらすじ
100年前の中国に実在した伝説の武闘家、霍元甲(フォ・ユァンジア)を主人公にしたマーシャル・アーツ・エンタテインメント。
1910年に上海で開催された史上初の異種格闘技戦を壮大なスケールで描く。
主演はジェット・リー、共演に中村獅童。
優れた武術家を父に持つ少年フォ・ユァンジアは、やがて天津一の格闘家へと成長する。
高まる名声とともに傲慢さも増したフォはある日、大ケガをした弟子の仇をとろうとして、怒りのあまり相手を殺めてしまう。
しかし、その報復がフォの家族に及んだとき、フォは絶望の果てに天津を離れ、放浪の旅へと出るのだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これずっと観たかったんだよねえ。
いよいよ満を持して観てみたが、感想はイマイチ。
と言ってもストーリーはかなり優れていたし、主演のジェットさんの演技も問題なし。
霍元甲のキャラクターも、当初は暴力に明け暮れる悪漢として描かれ、そういった役をジェットが演じているのに驚きを感じた。
まあ嬉しい驚きだが。
霍元甲の人間としての成長と、友達との友情。及びラスト・シーンの美しさといったら、相当感動出来るとは言える。
しかしレレレ好きからすると、功夫シーンがイマサンくらいだった。
動作設計は袁和平だから、かなり期待したんだけどねえ。
しかし敵の大ボス的立ち位置ながら、中村獅童が演じたキャラクターも相当に日本人受けが良いので
普段功夫映画など観ない女性とかに、オススメの功夫映画ない? とか聞かれた場合に
本作をオススメしても良さそうだとの感想は得た。
これは結構良い財産かもよ。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地雷鳴

2012年05月19日 21時25分48秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地雷鳴」
原題:蘇乞兒/Heroes Among Heroes
1993年 香港 92分
■監督:
 袁和平(ユエン・ウーピン)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 王珏
 呉孟達(ン・マンタ)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 袁潔瑩(ファニー・ユン)

●あらすじ
清朝末期の中国を舞台に、街にはびこるアヘンから人々を救うべく立ちあがったひとりの男の姿を描く。
主演は「修羅雪姫」でアクション監督を務めたドニー・イェン。
清朝末期。中国はイギリスからのアヘン密輸で民衆は苦しめられていた。
カンフーの達人であり医者でもあるウォン・フェイホンは、政府からアヘン根絶を依頼される。
一方、町の大金持ちソウは親王と呼ばれる暗黒街のボスに操られていた。
彼の息子・チャンはウォン・フェイホンが認めるほどカンフーの腕が達者で正義感の強い若者だった。
チャンはアヘン渦巻く親王一派や謎の女ボスが仕切る火蓮教団に一人立ち向かい、
恐ろしい罠にはまってしまったところをウォン・フェイホンに助けられ、二人で力を併せて親王一派のアジトへ乗り込む。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
甄子丹は黄飛鴻系の映画には結構出ているのに、何故か黄飛鴻役は演じてなかったりする。
父親役はあるけどね。
本作では「酔拳」で黄飛鴻の師匠役だった蘇乞兒役。
蘇乞兒は広東十虎だから年齢が合わないと思うんだが、その辺いかにも香港映画だね。
ちなみにほとんど同格の主役として黄飛鴻が描かれているが、演じている王珏は
服装と言い、佇まいと言い、正にジェットの黄飛鴻を受け継いでいる。
中々悪くなかったですよ。
本家ワン・チャイ・シリーズには全作関わっている熊欣欣もずっと出ているが、
観終わって熊欣欣の役名を知るまでずっと、親王が熊欣欣て気付かなかった。
何で熊欣欣って全然気付かなかったんだろう?
ハゲてなかったからかなあ?
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