私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

なんちゃって劇場

2011年08月02日 12時32分14秒 | 日常の話
昨晩は私が図書館を閉めるかかりだったので、おそくまで仕事していた。
当番は私と男子学生アルバイトの2人のみ。 横でチラッとみると、なんか一生懸命やっているから、宿題でもしてるのかと思ってほっておいた。でも、さすがにつたない字で日本語を書かれていると気になるので聞いてみると、日本語の授業をとっていてクラスのみんなの前で日本語でプレゼンテーションをしなければいけないと説明してくれた。 2人1組になって日常にある1場面をクラスのみんなのまえで演じる。もちろんシナリオを日本語で書き、それを覚える。
”どうかな?”と照れながら、でも結構自信たっぷりでそのシナリオをみせてくれた。
登場人物2人の身元などの説明一切なし。わかっているのはAとBという男性2人が登場。
課題の場面は”駅”らしい。

A: こんにちは  
B: こんにちは  
      (フムフム、知り合いの2人が駅で偶然にあった設定なのか?)
A: 切符おねがいします。 いくらですか? 
      (えー、駅員さんと話してたの!!!今時自販機でなく切符を買う所があるとは!!! み どりの窓口とかか?
B: 3万円です (たかっ! しかもどこまでですか?とも聞かずに、いきなり料金請求?)
A: それはたかいです。 (そりゃそうだ) もう少し安くしてください。 (値切るの???八百屋じゃないんだから。それよりも何処いくの?)
B: それはできません。私は医者だからすこし怖いめにあわせてやろうか? (??? 医者と話していたの?で、医者から切符を買うつもりだったのか?しかもかなりヤクザな医者らしい。医者なのにダフ屋のようなことをして切符を善良なAさんに高額で売りつけようとしているらしい.)
A: 私はおまわりさんです。(エっ!そうだたんだ。)
B: おまわり (おまわり? これまた古い言い回し)

その後もAとBあまりかみ合わない会話が続く、この辺の記憶なし。

A: 私はこどもが12人います。 (子沢山なAさん)
B: 12人こどもがいるから高いです。 (12人プラスAさんで13人分の切符だから高いらしい。 でも3万円を請求したときはAさんが子沢山だとは知らなかったはず。だいたい、Aさんは子供12人と電車に乗るつもりなのか、それとも単なる情報として子供が12人いますとBさんにおしえているだけなのか?)
A: それなら3万円でいいです。(いいんだ。

難関な国家試験をパスして医者になったのに、ダフ屋のようなことをして生計をたてているBさんのいい値を払ってしまったおまわりさんのAさん。今度から切符は自販機で買ったほうが安いですよと教えてあげたい。