焔魔堂の奪衣婆を見損ねる

2021-12-03

孫2人の七五三のお祝いの日。

自由ヶ丘の〇〇スタジオという所で貸衣装を借り、着付けをして碑文谷八幡神社でご祈祷を受ける息子一家４人を〇〇スタジオへ迎えに行くことになった。その道すがら九品仏(浄真寺)にお参り。

閑静な住宅街にある名刹、過去二回ほどこの九品寺には足を運んでいるがこの時季に来たのは初めて。純粋なお参りではなく時間調整でチョッと寄らせて頂きました。ところが予想外にも見事な紅葉が目の前に広がっているではありませんか！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉を愛でながらゆるりと本堂、三仏堂を巡っているとラインで呼び出しが入りました息子からです。焔魔堂の奪衣婆を見る間もなく九品寺を後にしたのでした。

三途の川の渡し賃がないと奪衣婆に身ぐるみ剥がれる、恐ろしい形相のばあさんなんです。平々凡々と暮らすものにとって焔魔堂の奪衣婆を見ることは、確かに恐ろしさを感じますが心に緊張が走り身が引き締まる思いがするのです。