コーちゃんのブログ

オートバイで遊ぶNice Middle(?)の気ままな日記
    

四国九州ツーリング 2nd 室戸・黒潮ライン・天狗高原

2022年11月08日 | バイク&ツーリング

2022-10-24~30

室戸岬の観光スポットに寄った後に高知県西部の梼原町を目指します。

梼原には大学時代の親友いる。

宿を8:00出発 室戸スカイラインで岬へ。

スカイラインと言っても両サイドは草木の背が高い。

なので景色は良いとは言えないが、高台から一気に海岸線に

下る所だけは眺望が開け見応えがある。

 

海岸線R55に出て岬先端へ向かう。

 

 

中岡慎太郎の銅像である。

竜馬と共に近江屋で切られた勤王の志士。

 

 

四国と言えば八十八ヶ所の寺巡り。

八十八ケ寺は弘法大師が定めたものです。

空海(弘法大師)は讃岐(香川)で生まれていますが、ここ室戸で修行しています。

 

御厨人窟(みくろど)で修行し悟りを開いたと言われています。

洞窟は二つあって修行したのは木の陰で見えません。

中に入って弘法大師の偉業を偲び合掌。

 

行こうか行くまいか迷っていた訪問先だが

ここまで来て行かないのは悔いが残る。

新入社員として入社した職場の先輩が近くに住んでいるのです。

年賀状のやり取りで住所は分かっているものの電話が分らない。

ナビを頼りに国道からそれて脇道に入る。

太い道が進むにつれて段々細くなり、林道入口と手書きの看板。

この先に人が住んでいるのかと思えるくらいの細い林道。

枯葉、枯れ枝、道の中央にはコケと小石、谷側を走るのは恐怖。

そんな道を5~6km走っただろうか集落が見えて来てホッとした。

見つけました45年前にお世話になった先輩の家。

30年位前に東京から地元の室戸に戻って暮らしています。

再会する事が出来ました険しい林道をハラハラしながら来たかいがありました。

ナビ任せが災いしました(とんでもないルートを案内したもんだ)。

帰り道は林道ではありません、10分もかからず国道R55へ出たでありませんか。

 

 

 

 

桂浜は素通りです。

10年前に桂浜国民宿舎に一泊し坂本龍馬の銅像もみている。

 

 

ここから横浪黒潮ラインです。

高校野球で名の知れた明徳義塾が途中にある。

 

 

    

横浪黒潮ラインには『武市瑞山(半平太)』の銅像がある。

幕末に土佐勤王党を結成し活躍、後に吉田東洋暗殺の罪で切腹。

広い駐車場になっているのでここでしばし休憩。

 

 

熊本の元気なライダー、すごいのに乗って来ました。

ハーレーダビッドソンかなり古い。

デコンプなしのキックスタート(セルモータない)。

暫し歓談のあとお互い道中の安全を祈って目的地に向かう。

 

この先大きな町は須崎、なので給油と昼飯の予定。

予定より早く着いたのでウロウロとご飯屋さんを探す。

ガストの看板が見えてきた入り易いのでここに決めた。

 

K315→R197梼原までは一本道。

友人からの連絡で農作物の出荷があるので

『16時過ぎまで何処か走ってこい』

という事で、四国カルスト台地(天狗高原)へと向かった。

なんと素晴らしい景色!

10年前にR1150RSで来た時は夕暮れ時で

遠くの山々はこの様にクッキリと美しく見える事はなかった。

 

カルストテラスの駐車場に黄色いヤマハYZRが停まっている。

春日部ナンバーだ(埼玉県)。

珈琲でも飲んで一服していたのだろうオートバイに戻って来た。

陸路を前傾姿勢のロードレーサータイプやって来たのだから

若いとはいえ肉体疲労はかなりなもの。

自分の予想以上に辛かったことを吐露していた。

 

起伏に富んだ草原に白い石灰石が点在している。

道路から少し入った所にはステンレス製の細長いエサ箱。

ここは牛の放牧地なのです。

 

今日の宿は梼原町の『越智面 遊友館』

廃校となった小中学校を多目的に利用できる施設。

食事の提供は無いが冷蔵庫や調理器具は一通り揃っている。

10年ぶりの再会、見た目はお互い老けたかもしれない。

気持ちはお互い少しも老けてはいない(と思えた)。

 

先ずは温泉だ。

隈研吾が設計した木造建築の『雲の上ホテル』と隣接の温泉施設。

この両者を繋いでいるのがこの渡り廊下、豪華な木造作りだ。

渡り廊下の照明は点いていない、なぜなら木造建築のホテルは

取り壊してもうないのだ。20年位で木造建築は老朽化してしまうのか

それとも何か設計に不備でもあったのか。

友人もその理由は分からないと不思議がっていた。

隈研吾ミュージアムなどもあって観光客は絶えないという。

梼原町は隈研吾でもっている。

 

 

酒のつまみや牛筋煮込み、夕飯の弁当など沢山用意してくれた。

明日の朝ごはんは『たまごかけご飯』だと言って米を研ぎ

電気釜をを仕掛けてくれた。

食事も終わり布団を敷いて床に就く。

10年前ならここから積もる話しを延々吐き出すのだが

今回はすぐに寝てしまった。

 

コメント (2)
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