2022-06-13
こょうは10ｋｍコースで月に一度歩くかどうかの朝比奈だ。
このコースにはＮＨＫ大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の登場人物のひとり上総介広常の供養塔がある。佐藤浩市が演じた武将だが謀反の疑いをかけられドラマの中では早々に暗殺されてしまった。暗殺されたのは鎌倉御所とされているが、ここに供養塔があるのは上総介広常の館がこの辺りにあったからだという。
ここから『朝比奈の切り通し』を鎌倉方面へ抜けると『太刀洗』と名付けられた場所がある。上総介広常を切った梶原景時が太刀を洗ったことからこの名が付いたとされていて、今でも水がちょろちょろ流れ落ちている。
この太刀洗で、上総介広常を切った梶原景時が太刀を洗ったとすると暗殺されたのは鎌倉御所ではなく朝比奈切通の近くだったのではないだろうか。血で染まった太刀をわざわざここまで持って来て洗うのは全く不自然だ。
