今週の古楽の楽しみは『プラッティ』特集。
プラッティでよく覚えているのは、15年位前にラ・フォンテーヌという
日本のグループが録音した非常に印象的なトリオソナタで、それ以外は
記憶がない。
聴いてみると、とても上品で、次の時代を先取りしている様にも聴こえる。
コレルリのヴァイオリンソナタを合奏協奏曲に編曲したものを、ジェミニアーニの
同様な曲と聴き比べると、聴き慣れたジェミニアーニの曲よりシンプルなのに深い
という、素晴らしい発見が。
また、夫婦共に白ワインではドイツイチと思っている醸造所の持ち主、シェーンボーン
伯爵の何十代か前の伯爵に仕えていたというのは知らなかった。
へ~そうなんだ。
ビュルツブルグの地下倉庫で眠っているワインを飲んでいたのかもしれないと
思うと、一気に親近感が増した。
↑2013年に行った、その倉の上のリースリング畑。
もう死ぬまで行かないだろうなあ。