フエの生徒さんにやりたい曲と相談されたバッハのBWV1030。
本来、トラヴェルソのロ短調ソナタ(写真下)だけど、縦笛でも吹きたいと
思うヒトが沢山いて編曲版もいくつか出ている。
横笛(当時は最低音DのD管)の曲を縦笛(F管)で吹く時には、短3度
上げるのが一般的で、この曲ならロ短調→ニ短調。
ところが、この曲はバッハが容赦なく(?)高音まで使っているので、短3度
上げてしまうと厳しくて、フラット3個のハ短調にアレンジしている場合が多い。
山岡重治が40年以上前にハ短調で演奏したアレンジの譜面も、最近出版された。
まあどっちにしても、かなり演奏は難しい。
もうちょっとしてから挑戦しましょうか。