旅も最終日。
少し寄り道をしながら、空港へ向かう。
最初の立ち寄り先。
長万部駅。
デパートの北海道展には定番ですよね。
長万部のかにめし。
普段は、JR北海道、札幌-函館間の特急列車内で
販売されているようです。
かにめし本舗かなや
北海道山越郡長万部町字長万部40番地の2
01377-2-2007(代表)
ニセコ薬師温泉薬師温泉旅館。
国定公園内の一軒宿。
失礼ながら、旅館というより山小屋風。
でもね、ここのお風呂、
お湯にこだわるあなたには、ぜひ一度入ってもらいたい!
何が珍しいかって、ここのお湯は、
湯船そのものが源泉なんです。
湯船の底、どこからともなく泡がぶくぶく。
浴槽の底は岩がゴツゴツしてて、知らずに歩くとつまづいておぼれちゃう。
これ、オーバーでもなんでもなくて、浴槽も深さが1.5Mくらいあるから、
気をつけて歩かないとほんとに危ない。
お湯の湧き出る露天風呂に屋根と柵をつけた、という感じです。
泉質は、単純泉含重曹、ナトリウム炭酸水素塩泉、弱食塩泉。
源泉かけながし。加熱なし。ちょっとぬる目。
雨が降る今日みたいな寒い日には、正直もっと熱いお湯に入りたかったかな。
猫もストーブの前でうずくまるような寒い夜は特にね。
食事は、、、、です。
部屋のきれいさとか、施設を重要視する人は、
日帰り温泉として立ち寄ってみてください。
ニセコ薬師温泉 薬師温泉旅館
北海道磯谷郡蘭越町日の出370
TEL 0136-58-2259
FAX 0136-58-2709
日帰り入浴¥300 6時~21時
引き続き海岸線を走る。
国道229号。
景色を堪能しながらのんびりトロトロ走る。
でも、ときどき予期せぬところで、
いきなり絶景ポイントが出現するので、気が抜けない。
ときに車を停めて、
静かに広大で雄大な海を見つめ、
この海の遥かずっと向こうに続く異国に思いを馳せる。
ロシアなのか朝鮮半島なのか、
そこでは、どんな顔の人が暮らしているのかな。
神威(カムイ)岬。
カムイとはアイヌ語で「神」の意。
積丹半島北西部から日本海に突き出た岬。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園。
駐車場から海原にせり出した岬の先端までは、
約770mの遊歩道(強風の際は立ち入り禁止:Sさんは前回
来たとき強風のため入れなかったらしい)が整備されていて、
先端までは徒歩20分ほど。
途中、小道の両サイドにはこんな景色が続いていて、
透明なコバルトブルーの海にイチイチ感動させられる。
20分ほど歩くと、
周囲300度!の丸みを帯びた水平線が目の前に現れる。
(トップ写真の水平線の微妙な曲線わかってもらえるかな)
目の前に広がる圧倒的な海の広さに一瞬ことばを失う。
人間ってちっちゃい。
ホント。
さて、余市から積丹に出て、日本海に沿ってドライブする。
積丹半島の北東端、積丹岬にある海岸、
島武意(しまむい)海岸。
「日本の渚百選」にも選ばれている。
駐車場に車を停めて、狭く暗い島武意海岸トンネルを抜けると、
眼下に広がる、まぶしいほどのシャコタンブルー。
海岸からごつごつ出た岩が、勝手になんとなく日本海のイメージ。
岬の上からも海の底が透き通って見えるんです。
いい言葉が見つからない。
キレイとしか言いようがない、ホント。
島武意海岸
北海道積丹郡積丹町
ねぇねぇ、ちょっと、
こんな海鮮丼見たことある?
すごくない?これ。
このどんぶり結構平たくて口の大きいものだったんだけど、
表面にびっちり敷き詰められた、うに&アワビ。
迫力あるよね~
これは、Sさんの奥様がオーダー。
アワビがちょっと固かったけど、おいしかったよ~
お吸い物にもうにが入ってた!とのこと。
これは、旬のヤリイカ&うに丼。
おいしそ~でしょ?
私がオーダーしたのはこれ。
生ものがちょっと苦手なもので、
天丼。
大きな海老3尾とシシトウの天ぷら。
海老もぷりぷり、天つゆも味がしっかり。
ただ油が、、、
グレープシードオイルに慣れてる自分には
ちょっと油がお腹に堪えちゃったけど、、
おいしかったです!
ふじ鮨 積丹本店
北海道積丹町大字美国字船潤120-6
(0135)44-2016
積丹半島のろうそく岩。
その形を見れば、名前の由来は明らか。
どうやら、
ここは、今をときめく市原隼人君が出てた、
「ヤンキー母校に帰る」
とかいうドラマのロケ地だったようで。
ろうそく岩
北海道余市郡余市町潮見町付近
さて、日本海側にやって参りました。
余市(よいち)町。
余市に来たらニッカウイスキーのふるさとに寄ろう
というわけで、ちょっとトイレ休憩のつもりが、
場内なかなか快適で結構じっくり見てしまいました。
ニッカの歴史がよくわかります。
お酒に興味がなくとも、
お散歩するだけでもキモチいいし、
お勧めの休憩スポットですね。
お酒の好きな人は試飲もできるし、
ブランデーチョコやウイスキーボンボンなんかのお土産もあるし、ね。
藤やれんげつつじが満開でした。
ニッカウイスキー余市蒸溜所
北海道余市郡余市町黒川町 7-6
いいお宿でした。
露天風呂も最高、お料理もおいしいけど、
何がいいって、気がいいんですよね。
オーナー&女将さんの人なつっこい人の良さからか、
土地柄か、風水?か、何かわかりませんが、
とにかく居心地がよかったです。
ここの温泉は、透明な弱食塩泉ラジウム泉。
源泉温度も70度で加熱なし。
もちろん、掛け流し。
トップの写真は露天風呂(混浴)。
時間帯によっては女風呂になるけど、
それ以外は、バスタオルを巻いて入ります。
私も何度かバスタオル巻いて入りましたが、
男性はおろか、女性とも出会いませんでした。
月夜のひとり風呂、なかなかオツなもんですね。
露天風呂ってほんとキモチいい。
今回の旅で、露天風呂に開眼しました。
Sさんに弟子入りしようかな。
夕食(たけのことニシンの煮付け、ジャガイモのそぼろあんかけ。ふき。梅ジュース。)
毛ガニ、なべもの、ジャガイモ団子汁。
朝食。イカの塩辛おいしかったな~
左は、宿の前に鎮座するブナの木。その古さから天然記念物に指定されてるらしい。
新見温泉ホテル
北海道蘭越町字新見5番地
0136-57-5224
携帯圏外エリアを漂う快適な旅。
とは言え、ときにこんな空気に触れたくなります。
ヒルトンニセコビレッジ。
ホテルはゴルフ場に囲まれていて、
乗馬、ラフティング、テニス、スキーなどが
楽しめるようになっている一大リゾート。
トップの写真は、ラウンジで飲んだ、
北海道産ハスカップとブルーベリーのスムージー。
ヨーグルトではなくなぜか豆乳で割ってあって、
やさしい甘さでおいしかったです!
みんなでつついたブラウニー。
クリームのトッピングの仕方がなんとなく日本的じゃないような気がするなー
あ、それから、駐車場からホテルのエントランスまでは、ゴルフのカートで
送迎してくれます。ほんの50メートルくらいなんですけどね(笑)。
ヒルトン ニセコビレッジ
北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
TEL: 0136-44-1111
FAX: 0136-44-3224
ハスカップ:スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。アイヌ語で「ハシカブ」([haska(o)p、ハシ=枝・カ=上・オ=たくさんある・プ=もの)に由来する。かつては、不老長寿の秘薬といわれており、実にはビタミンC、アントシアニン、カルシウムなどが豊富に含まれる。